時は遡って先週土曜日の話。りゅう君とふらめちゃんの結婚式に出席すべく、昼前に新幹線で名古屋へと向かった。

この式には東風関係の友人知人として、自分の他に桂田冬彦&響き渡る音色の両名が出席する事になっていたんだけど、自分は事前に
「3次会で麻雀やるから」という事以外はほとんど何も聞いてなかったんで、同じ東京組の響さんとは別々の電車で名古屋まで来る事となった。

ちなみに普段の日記に頻繁に出てくる某I氏にも結婚式の招待があったそうなんだけど、少し前にI氏と会った時にこの式の話になった際、
I氏から「行くの?」と聞かれたんで「うん、俺は行くけど…」と返事すると、「マジで!?」と何故か大袈裟にビビられてしまいました。

という訳で当然、行きは自分一人だけで名古屋入り。
遅れちゃいかんという思いと、現地周辺で移動等にどのくらい時間が掛かるか分からなかったので、念の為にかなり早目に現地へ向かうと、
受付の1時間前に早くも到着してしまった。式場の入口近辺からいつの間にか現れた係員に「今日はどちらの式にご出席でしょうか?」と聞かれ、
思わず「お家の…」と言いそうになった所を寸止めで押さえ、ほんの一瞬だけ「…名前何だっけ?」などと考えた後、「あ、○○さんです」と言うと、
「まだ受付が始まっていないので式場の喫茶室でお待ち下さい」という事らしいので、係員に誘導されてその場所に向かった。

今回の結婚式は、新郎・新婦と冬さん響さん以外は当然名前も顔も知らない。
なもんでその喫茶室で待っているうちに「ひょっとしたら別の家の控え室なんじゃ…」という猜疑心が多少沸いて来たんだが、同じくその場所で
雑談をされていた方々からふと「ツモ、三千六千!」という声と共に笑い声が聞こえてきて、ああ、この場所で間違いないなと思うに至りました。

ありがたい事に、本来の受付開始時間の30分近く前に受付が始まった。
受付を終えた後に奥のテーブル席に座ると、係員からウェルカムドリンクのオーダーを聞かれた。まぁせっかくこういうおめでたい場なんで
普段は高いから飲まないシャンパンを頼んで、テーブル席を一人でガメつつ飲む。居心地が悪いとまるで感じない自分が少し恐い。

飲み干した後に係員から「お代わりはいかがですか?」と聞かれて、分別のある社会人である私はさすがに「いや、結構です」とは言えずに
「あ、いただきます」とか言ってるうちに冬さんと響さんが到着し、その後は麻雀の話で盛り上がっているといつのまにか開始時間になった。

てな訳で東1局…じゃなかった、結婚式の方は粛々と進んで無事終了。そしてその後は両家の写真撮影という段階になって、
「いや、いい結婚式だったなぁ」と思いつつ横に座っていた某Fさん(仮名)を見ると、あれ、首から上が8方向に微妙にローリング(以下自粛)。
いやでもほら、Fさんのように電車で5時間以上の移動で来るというのは大変ですよやっぱり。そして前日に徹夜でサンマセッ(以下同)。

その後、別会場へ移動して披露宴へ。
東風繋がりの友人という特殊な関係という事もあり、なんとマイテーブルは冬さん響さんと自分の3人だけだったんで実に気楽だった。
途中で新郎新婦の紹介VTRが流れたんだが、りゅう君の写真が何故かピースサインをしてる写真ばかりで、ますます彼の性格が分からなくなる。
というのはまぁ冗談としても、やはり二人の今まで見えなかった…特に内面的な部分を様々なタイミングで垣間見えたのは、言葉は少し悪いけど
正直面白かった。二人の席に行くタイミングを逃してしまい、披露宴中はロクに会話が出来なかったのは少し残念。

披露宴終了後は少し間が空いたので、二次会の会場近くのコーヒーショップで冬さん&響さんと一息。1時間ほど時間を潰した後、会場へ。
二次会途中、定番のビンゴゲームがあった。途中のツモがクソすぎて終盤までほぼベタオリ状態だったんだが、後半に軽くミラクルが起こって
一発ツモで景品抽選権をゲット。何でも特賞として「ニンテンドーDS」があるらしいので、これは気合を入れて抽選を引かねばならん!と思って
全力でクジを引き上げると、当たった景品はなんと見るからにDS! …ではない景品でして、「お昼寝まくら」をありがたく戴きました。

二次会終了後は、近所にあるセット雀荘にて例の「3次会の麻雀」が開催された。当然ながら、新郎&新婦も参戦。
麻雀は大会形式で、3ゲーム+決勝1ゲームを総勢20名で争うというもの。面子は結婚式から参加されている「ひまわり」の方を始め、
麻雀ブログでおなじみの理想雀士さんや二次会から参加のまほ公さんも加わって、非常に豪華な面子となった。

1試合目は響さん&まほ公さんと同卓。いきなり分の悪い(ツラい)組み合わせだ。
二次会のビンゴでツモったから麻雀でも…との思いは速攻で潰され、メガネの縁に造花を挿したヨン様似のまほ公さんにボコられて終わった。
この卓の最終成績は1着が同点で二人が並び、3着も同点で二人が並ぶという非常に珍しい結果となった。あ、もちろん私は3着の方です。

当たった相手が悪かった、で片付けて2試合目に進むと…次の対戦相手は何と冬さん&りゅう君。ちょっとこれ、仕組まれてません?
久しぶりにりゅう君と同卓する事になったが、本人曰く「最近あまり打ってないから、切るスピードがちょっと遅くなってしまった」とのこと。
まぁ、りゅう君の場合は元々が速すぎるからちょうどいいんじゃないでしょうか。元々東風でポンのボイスが流れる前に打牌が終わる人だし。
あと、この2試合目の内容は何故か全然覚えていない。とりあえず自分は2着で地味な結果だった事だけはよく覚えているけど。

3試合目はふらめちゃんと同卓した。
結婚式の疲れとかも相当あるはずだし、体調的に麻雀どころじゃないんじゃ…と打つ前は多少心配したけど、えー、全くの杞憂みたいでした。
ここで自分は3試合目にして初めて満貫を和了し、ようやく意気揚々となりかけた次の瞬間、親にダマの7700を打ち込んで速攻で乙。
しかも普通に聴牌したら絶対に河に出るはずのない牌で、ありえないツモからの放銃。私はいつも通り、人目もはばからず奇声を上げるハメに。
結局2着でかつ最終持ち点は25000点という、あまりに地味すぎる結果で終了となってしまった。

決勝卓は下から数えて2番目グループの卓となった。
ここでトップを取ると賞品が出るらしいので、気合いを入れて臨んだら何と「ダブリーツモ赤ドラドラ」というサギ全開のハネ満なぞを和了し、
見事にトップで終えて賞品をゲット。そしてその賞品とは…

これ。

…。これ東京まで持って帰……あっいや何でもございません、ありがたく貰い受けます。

この後は賞品の中身確認に夢中で誰が優勝したのかを完全に聞き漏らした後、記念撮影をして大会麻雀は終了となった。
と言っても時間とてまだ4時だし、当然ここから帰るにも帰れない。てな訳で店を変え、4次会?の麻雀へと移行。もちろん新郎も同行です。

既に自分はかなり眠かった事もあって、ここでは最初の1ゲームだけ参戦する事にした。
1−1−3の赤入りチップなしというルールで、りゅう君・冬さん・まほ公さんという面子で開始したんだが、大会麻雀の時と同じく
上家に鎮座したペ…じゃない、まほ公さんが爆発して終了となった。それでもまぁ、浮き2着で終われたんだから充分かな。

結果:0−1−0−0 +2200

その後は半分寝ながらりゅう君の後ろで観戦をしていたんだけど、観戦しててこんなにストレスが溜まったのは初めてと言うくらいりゅう君が
クソついてなくて、初めてりゅう君が多少イラッとした素振りを見せたのが…申し訳ないけど新鮮でした。ちょっと安心した、何か人間っぽくて。

朝8時を回るとさすがに眠気もMAXになった事もあって、響さん・理想雀士さん・自分の3人が途中で抜ける事となった。
帰り道で4次会は別行動だったふらめちゃん(とひまわりの方々?)と会って、少し会話を交わした後に挨拶して別れ、名古屋駅へと向かった。

何と言うか…最初に会った時の印象では、正直言ってふらめちゃんはそんなに意思の強そうな、芯の強そうな人には見えなかったんだが、
今回会って少し喋って、その少しの印象だけで「あれ、こんなにしっかりした(芯の強い)人だったっけ?」と思えるくらいイメージが変わった。
様々な出来事を乗り越えた所以かも知れないけど、正直色々な意味で安心しました。二人共々、今後も頑張ってもらいたいなと。


余談:引き出物の郵送がこんなに早く来るとは思わなかったので、配達の人が自宅に来たのに「N○Kの集金うぜぇ」と思って無視してしまったw


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