関西に戻ってきたからにはセットをやらんと、って事で水曜日に大阪・梅田でセットのメイキングをしてもらった。
今回の参加者は麻子脱ぎますさん&まちの旅人さんといういつもの大阪メンツに加えて、旅人さんの知り合いで101競技連盟所属のTさん、
あと以前にもセットに参加してもらった事がある、麻子さんの仕事先の上司氏を合わせた5人(Tさんは途中までだったが)。

今回は「101麻雀の良さを広く知ってもらうべく活動中(旅人さん談)」のTさんのお勧めと、以前から旅人さん自身も「一般的なフリー雀荘の
ルールよりも101ルールの麻雀の方が絶対に面白い」と結構色んな場面で主張されていた事もあってw 101ルールでセットを打つ事になった。

101ルールは基本的にはいわゆる「競技麻雀」に近い、偶然性を極力排して競技性を強めたルールなんだけど、他には無い特徴と言えば…

・ノーテン罰符なし、積み棒なし、和了以外はすべて親流れ(和了連荘)
・ホンイツとチンイツは面前でも鳴いても2翻と5翻、リャンペーコーなし(イーペーコーが2つで2翻扱い)
・流局時は手牌を常に伏せる(リーチを掛けていた時でも手牌は公開しない)
・2着と3着は引き分け扱いで評価の対象外(トップとラスのみが勝敗の対象となる)

一般的ルールと異なるのは主にこれくらいかな(他にも一発とか裏ドラは当然無いけど)。
見ての通り守備の効力が非常に強くてリーチが弱いので、フリーのルールみたく「手なりで絵柄合わせての先制リーチが最強〜」とは行かない。
あと旅人さん曰く「オーラスに近ければ近いほど面白くなる」という事で、今回は東場を省略した「南風戦」で打つ事に(公式ルールは東南回し)。
一戦につきトップが+3K(ラスが−3K)という単純なレートでゲームを始める事となった。

…。
いや〜、それにしてもセット自体はそりゃ当然面白かったし、特に101ルールでの「手役を狙って行く」という面白さがよく味わえて?
何か久しぶりに「麻雀を打ったなぁ」という気分に浸れたのは良かったんだけど、肝心の麻雀の内容たるや、もう完全に修行そのものでした。

このルールは確かに「守り切れる」ルールだし、調子が悪くても打ち込みを回避さえしていれば少なくともラスは回避出来そうなんだけど、
そもそもダマに刺さったり親被りしたりするから調子が悪いって訳で…(ダマも神経を集中したら看破出来るのかも知れんけど、普段の麻雀では
ダマで刺さっても大抵が「プw」で終わってしまうゆえ、そんな技術や能力を全然鍛えていないものからほとんど分からんかった)。

一方、何と今回一度もラスを引かなかった麻子さんは終始楽しそうで「麻雀おもろいわ〜」とか言ってたのは腹立…あっいや、羨ましかった。
ドラ表カンチャン待ちのリーチとか簡単にツモるし、そりゃ旅人さんも思わず「なんか簡単にツモりよるよなぁ」と口走りますよと。
おまけに麻子さんの上司氏も好調そうだったし、なんかキッチリと前回の分を取り返されたって感じですよ。

しかし何故か、普段はなかなか出来ない癖にこういうルールの時に限ってピンフのみとかが簡単に出来やがるんだよなぁ…。
曲げたって2000点確定だし、相手はノーテン罰符が無いから自由に降り放題だし…5年ぶりくらいに、ピンフのみをダマで和了した気がする。
んじゃ手なりがダメなら仕掛けてまえって事で、こういうルールでは強さを発揮する(と勝手に思っている)仕掛けの染め手に走ったりしたものの、
何度鳴いても最後の1牌がどうしてもツモり切れず、かわされるか流局かのどちらかで終わる事の繰り返し。延々と全然、アガれなかった。
でも無駄な放銃も無くはなかったし、全体的にもう少し守備的に行くべきだったかなって気はしているけど。

結果:3勝7敗(20戦) −12000

昼の13時から始めて21時前まで打って、その後は東通りの居酒屋で終電まで飲み食いしつつ雑談などを。
麻子さんに「ドラちゃんは東京ではえらい(強い)メンツと打ってるよなぁ」とか言われて、「そらもう、アイツらときたらホンマ…(以下自粛)」
などという話題で盛り上がりつつ(注:表現を誇張してお送り致しておりますw)、気が付けば一瞬のうちに2時間が過ぎてタイムアップとなった。
「このセットの後は疲れ過ぎて、いつも帰りの電車で寝過ごしてまう」と言われていた旅人さんも、今回は普段と比べれば酔いも小さそうだったし
過去の例みたく、酔っ払って切符売り場の前で小銭をぶちまけてしまう事もなかったんでw、おそらく今回は大丈夫だった事でしょう。

未だにちゃんとした名前を聞いていない麻子さんの上司氏も合わせて、機会があればまた是非。


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