普段の成績収支(セット収支)に書き添えている、チップ収支のトータル(差枚数)をまとめてみた。

最初はこの日記を始めてからの全チップ収支を計算しようかとも思ったんだけど、単純に全部追い掛けるのがメンドー臭いってのとw
ちょうど一年前のセット日記で何故かチップ収支を書き漏らしている回があったんで、それなら直近一年という形にした方がスッキリかな、と。

自分自身の記憶や印象としては…今までのセットでは大抵常時、チップをゴッソーっと持って行かれているようなイメージしかなかったし、
2〜3度あったレアな「バカ浮きの回」を込みで考えても、トータルではやっぱマイナスだろうな…と最初は思っていた。
それこそマイナスの結果がこの日記上で明確に出た時点で「ちょっと呂さんマジ自粛w」とか、ネタで書こうとまで予め考えていたんだけどw
何と意外な事にその収支の計算結果は+11枚だった。

セットの中にはチップ無しで打った回も結構あるし、セット自体も数ヶ月間全然開催しなかった時期などもあったりするから、
データとしてはまだまだ不十分な回数としか言えない気もするし、ここ最近のプチ好調のおかげで瞬間的にプラスに転じているだけとも
見れなくもないけれど、それでもまぁこれだけの極悪…じゃなかった、強豪面子を相手にしてこれだけやれれば十分かなという気はしている。

麻雀の基礎的な打ち方や考え方を、ある意味第三者の「見よう見まね」的な方法で築き上げてきた自分だけれど、
チップに対する意識や考え方、そしてチップ収入を得る為の技術の研鑽(少し大袈裟だが)という部分は、基本的には自力を信じてやってきた。
(もちろんこのセットでの対戦(観戦)経験なども含めての話だけど)

チップが存在する麻雀で自分が特に意識している部分…特にチップの無い麻雀と比較して、明らかに打ち方を変えている部分は、

・翻牌、もしくはタンヤオの仕掛けが最も利き易い形を常に意識する(1枚しかない翻牌の切り出しをやや遅める)
・翻牌は必ず1鳴きする(…まぁチップ無しでも98%くらいは一鳴きするけどw、それよりもさらに強く一鳴きを意識する)
・タンヤオは、愚形であればあるほど(赤の所持枚数に関係なく)仕掛けていく(…事が多い)
・チートイ&単騎&カンチャンの最終形は、5で受けられるのなら5で受ける(既に充分な打点がある場合は除く)
・チャンタやジュンチャンは原則禁止(よほど端に寄りまくっていない限り、普通に中に寄せる)
・好形5200や確定満貫以上のテンパイでも、状況次第でリーチを打つ(祝儀無しの場合は基本的にしない)

細かい部分は除いて、大まかにはこんな感じになるだろうか。まぁこの日記の読者諸氏なら「何を当たり前の事を」程度の話かも知れんけど
(と言うか、もし何かおかしい事を言ってたら早急に突っ込んで欲しいって思っているくらいなんですがw)。

上記の上から3番目までは、いずれもチップ収入で負けない事を主眼に、普段から特に強く意識している事でもある。
チップが無い麻雀だといかに効率良く点棒を回収し、収入と支出のバランスを見極めて行くかという部分がメインになると思うんだけど、
祝儀があるとどうしても「和了率=収入」的な要素が強くなってくるし、それこそ「要所だけアガりゃいい」などと呑気な事も言ってられなくなる。

それに仕掛けた時点では愚形で安手であっても、赤が一枚でも来る事によって収入のトータル的な期待値が一発で大きくハネ上がるし、
勝負に値するだけの形へと変化して行く事が珍しくないので、ためらう事もなく先制でバンバン鳴いていく事が結構多い。

そして4番目の「最終形を5に」は、これは実戦では正直…上手く言ったケースがまだ全然少ないんだけどw
セットにおける某F氏wの赤5単騎一発ツモなどの印象が非常〜〜に強い為、必ず俺も報われる日が来ると信じてこの打ち方は続けている。
(まぁ少し冗談めいて書いたけど、理屈で考えても「押さえ付けの効果+ツモ時の収入」を考えれば充分効果的な手法だとも思えるし)


とりあえずこの打ち方がどこまで正しく、そして今後通用してくれるのかは全く予断を許さない状況ではあるんだけど、
この辺りは自分自身のモノを考える力とか経験などを少し信じてみて、これらを当分データとして取り続けて行きたいとは思っている。


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