いつもの第二超卓面子でセットを開催した。
今回の参加者は言いだしっぺの泉さんに加えて、Suzuponさんと南斗のレイさん。

都合でSuzuponさんが14時頃からでないと参加不可能という事で、12時に集合した残り3人は、待ち時間中たぬのフリー卓で打つ事に。
さすがに知り合い3人が同卓というのは不可能なので、泉れい氏の「ドラゴンと打つの飽きた」の一言によりw 自分だけ別卓でスタート。
時間の兼ね合いで2Gだけとなったが、久しぶりに5万点オーバーでトップを取るなど幸運もあって、見事プラス収支で終える事が出来た。
(3着で終わったゲームも一応、持ち点は3万点をオーバーしていたし)

フリーの成績:1−0−1−0 +3700

フリーで久しぶりとも思えるような会心のトップを取れたおかげで、非常に良い気分でこう「ノッた状態」のままセットに突入する事が出来て
しかもセットが始まってからも展開は悪くない。いつも通り全然アガれないのは同じだが、それでも今日は被ツモが全然無いし祝儀も減らない。
3着続きのスタートとなっても「今日は内容も悪くないし、我慢してたらいつか報われる時が来るだろう」などと思って辛抱強く打っていると、

報われる時が来ないまま終わってしまいました。ホントにもう「またですか」って自分で言いたくなるが、勝てないものはどうしようもない。

と言うかね、多分麻雀と言うゲームが「聴牌までの速度を競うゲーム」であれば私は多分本日プラスで終わっていた事でしょう。
だがしかし、肝心の最後の一枚が不思議とどこにも居てくれない。リーチした回数とか、聴牌した回数は皆同じくらいだった気がするけど、
本当にいくら先制しようが毎度毎度「乱打戦になって結局敗北」か「全員ベタオリで流局1人テンパイ…かと思いきや誰かが密かに張ってる
の連続で、1000点の支出で得られる最高得点が聴牌料、しかも2人聴牌の1500点だけってんだから全く話にもなりゃしない。

そのくせ他の人(特に今日は某I氏)がリーチを掛けると、2〜3巡でいとも簡単にツモりやがる。あまりに簡単にツモってしまうので、思わず
「もうちょっとツモ和了の苦労というモノを知れや」などと捨て台詞を吐いてしまった(ただ南斗のレイさんもこっそり賛同してたけどw)。

しかも不愉快な事に、今日はその好調I氏にことごとく刺さりまくる。それも後半煮詰まった場面で、苦労が実ってやーっとテンパイ!ってな
所で「さあ俺!頑張れよ!」と勢い良く切った牌で隠れドラ3の満貫にブッ刺さるとか、一体人の夢を何だと思ってんだと思う事ばかり。
しかもそのI氏による夢の破壊行為の究極は、以下のこれ。

 ドラ無関係

確かに愚形ではあるが、既にが切られてポンされている状態って事もあり、十分に出アガリが期待出来る場面だった。
するとここで既に仕掛けを入れていた某I氏が突如暗カン。しかも「もうどうにでもなれや」ってな、らしくない雰囲気を醸し出しつつ。

俺はカン発声の瞬間に「やった、裏ドラが増えたぜ」と…は思わず、正直その場で非常〜に嫌な予感がした。「まさか…」とね。
そして裏返された牌は、



今まで散々夢と希望を打ち砕かれた仕上げがこれですか(…言い掛かりもいい所だがw)。
この瞬間、本気でどういう表情をすればいいか完全に分からなくなった。多分、その時の私は凄まじく生気を失った顔をしていた事でしょう。
このあまりの仕打ちに局終了後、非常にリアルなトーンでI氏に向かって「○ね」「○ね」と数回繰り返したような記憶があるんですが、
頭がかなりクラクラしてた事もあってハッキリと覚えておりません。でもまぁほら、親しき仲にも礼儀ありって言いますから。ははは。あれ?

そうそう、そう言えばもう一つ印象に残った場面があった。こちらは今までと違ってw 少々真面目な話。

   ドラ

確か自分がラス目だったか、それとも大きく離された3着目で迎えたオーラスの親番で、カンが2つ入った河3段目という超濃厚な局面だった。
ここでついにテンパイしたんだけど、下家の泉さんと対面のSuzuponさんは共に既に2フーロで、テンパイ気配が超濃厚だった。
そしてたった今同順でSuzuponさんはを切っている。は、二人に対して共通の危険牌…。

死ぬほど迷った。自分が和了しなければどうしようもない場面、しかも和了連荘のルールで打っていた故、和了出来ないと当然ゲームが終わる。
今までの自分なら間違いなくを切って大勝負に打って出ていた。だけどこういう場面で勝負して刺さらなかった記憶が無く、ろくな印象がない
(負けすぎ故の単なる印象差の問題かも知れないが)のと、あと単純に冷静に考えてみても、ここで切りはあまりにも危険過ぎだった。
でもここでを切って曲げるというのは、「勝負すべき場面では自分の都合のみを最大限に見る」と言う自分の打ち方を否定するような
気がしてしょうがなくて…結局はここで「対応」を取るか「打ち方を貫くか」で迷った訳だけど、結局は「対応」を取ってを切ってリーチに出た。
これででも出たら死ぬほど後悔するだろうな、と思いつつ結果を冷静に待ってみたが、特にドラマも無く普通に横移動で終了した。

局後、で勝負した場合どうなったかを二人に聞いてみた。すると、

を切っていると、二人にダブロンでした。

最終的には和了出来なかったにせよ…結果としては良かったのかも知れないし、「うまく対応出来た」という見方だって出来るのかも知れない。
だが…自分が今まで信じてきた打ち方に対して「NO」を強く突き出された気がして仕方がなくて、正直「今まで自分は何をしてきたんだ?」とさえ
思えてしまった。単に一場面の結果だけなのかも知れない。でも少し、冷静に処理出来ていない自分がいる。一体「正解」はどこにあるんだろう。

ただ結局、いくら考えてみようが目の前の敗北結果とその金額は変わる事もなくてw やっぱりいつも通りのマイナスで終わりました。
ま、でも今日は普段より調子が悪かった某氏が200円マイナスだったおかげで一人負けは免れた。いやあ良かった良かった。ははひゃ。

結果:1−1−6−1 −12300 チップ:−5枚(1.0-500/1500)

結局今日一番面白かった局面は、セット終了後の食事時に突如、I氏がレイさんに「この3人で誰が一番若く見えます?」と聞いた局面w で
その回答が「Suzuponさん」だったのと、その回答に焦りまくるI氏がせめてもと「でもドラゴンよりは僕が若く見えるでしょ〜」と聞いた回答が

「いや…(I氏は)何か偉そうだし

と回答された時だけでした。この時、今日初めて気分がスカ〜ッとしました。


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