時は少し遡って、３日前の月曜日の話。
先月のクソ忙しい仕事もようやく一段落つき、暇が出来たのをまるで見計らったかのように泉さんから「行きますか電話」が掛かってきた。
って事でいつも通り、１９時頃から馬場の新たぬへ。

今日は土曜のセット惨敗の精神的な傷が癒え切っていない段階だったんでｗ 開始早々から「今日もまたクソみたいな展開になるんじゃ…」と
猜疑心溢れまくりの状態でゲーム開始となったんだけど、意外と開始早々から軽くてそこそこ打点のある手がポンポン仕上がってくれた。
でかい一発は無いにせよ「サクッと仕掛けて３９００」などの和了をコツコツと繰り返し、南入時点でいい感じにトップ目の位置に付けていた。
やっぱタイプ的に見て俺は、こういう地味な和了を積み重ねてトップをかっ攫うのが似合ってるよな…なんて調子のいい事を思いつつ。

がしかし…地獄の土曜日の「ドス黒〜い負の力」はまだ消え去ってはいなかった。
確か南２局あたりの親番で河３段目の終盤、持ち点は確か４万近くはあったんじゃないだろうかという場面で…その暗黒は見事に発動した。

　ツモ　ドラ

断ヤオチートイドラドラでツモれば親っパネのテンパイだが、実はドラが既に場に２枚切られていて、残りは１枚しか無かった。
それでも掴めば出る場面だろうし、打点も違いすぎるから残り１枚に賭けてダマで待ち構えていたんだが、ここで掴まされたのが初牌の。

既に上家には仕掛けが入っていて、数順前からテンパイ気配が濃厚だった。そして当然の如く、このツモは無スジの危険牌になる。
ここで少し考えてみれば…ドラは場に３枚見えている上にその上家は持ってそうにもなかったし、赤で打ち込んでも満貫まで届く可能性は
かなり小さいって事が分かりそうなものだったが、現状トップ目というポジションとドラが残り１枚ということ、そしてここで受けを変えても
打点はさほど大きく下がらない（ここで満貫クラスを和了すればかなりトップが近くなるという意味でも）と思い、守備的な意識を込めつつ
ドラを切って受けを変える事にした。

こういう勝ちから遠ざかっているタイミングでこそ慎重に打たねばな…などと、自分の冷静な打牌に勝手に満足しながら迎えた次のツモ牌。


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…いやその、後々になってツモって来たってんなら全然分かります。でもよりによって何でまた、を掴まされた直後がなんですか。
あーもう、真剣に雀卓をひっくり返したい。

この親のハネツモ逃しで冷静さを完全に失った俺は、ハイテイに掴まされた（これも上家に対して無スジの危険牌）を
「インパチ和了ってるはずの局で何故罰符なんぞ払わなきゃいかんのだボケが」とドヘタ丸出しの思想に陥ったままゼンツしてしまい、
その結果上家の「断ヤオ・赤赤・ハイテイ」の満貫に刺さって３着に転落。動く死人状態になったまま、そのまま試合終了となりました。
インパチを和了してるはずの局で満貫放銃してりゃ、そりゃ死んでも勝てませんわな。はははは。


今日はＩ氏も不調だったのと、最初から長くは打たないって話だったんで３Ｇ目にさっさとラス半を掛ける事に。
そしてここでも一人だけ、気が付けば点棒が４桁になる自分。３着目と２万点差あるって一体何考えてんですか。ってまあ自分のせいだが。

そしてそのクソ展開を象徴するかのような、非常に不本意な形が意図せずに出来上がってしまう。

　ツモ　ドラ

…雀頭が出来上がる前にツモってしまった。

でも一人断ラスのこの展開で、既に南入までしているのにダマのゴットーなんぞを和了しても何の意味もない。親でもないし。
少し考えた後、思い切ってを切ってフリテンのリーチに打って出る事にした。どうせここで俺が曲げたら全員オリるだろ、と思ったのと
万一でもツモろうものなら一撃で社会復帰出来るのはやはり大きい。それに何故か分からんけど、何となくツモれそうな気がする。

などと思って一人でワクワクしながらリーチを掛けたんだが、何故か対面は追い掛けてくるし、下家の泉さんまでもがゼンツしてくる。
おいおい全く、断ラス相手に少しはいたわりの精神ってものが無いのか！などと訳の分からん事を考えていたら、ついに引いてきました。

泉れい２「ロン、８０００の２枚」

えー、ご本人曰く「どらごんを飛ばしてアガればトップ確定って場面で満貫張った」との事。ああそうか、俺７０００点しか無かったわ。
どうりで皆が押してくる訳だ。いやあ参ったなあもう。ボケが。

結果：０−１−１−１　−６８００

ここ数日で、かなり財布が軽くなりました。なんか、つい先日ＡＴＭに行ったばかりなのになあ。おかしいなあ。


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