「泉れい2復活祭」などと、本人が勝手に称したセットに参加して来た。
今回の参加者は、その復活した張本人に加えて南斗のレイ・びしゃえもん・Suzuponの各氏と自分の5名。

その名目はともかくとしても、何だかんだで久しぶりのセット開催って事もあって…自分はまぁいつも通りとでも言いますか、
「毎週のようにセットしてた頃は(惰性もあって)イマイチな成績に終わってしまったけど、今回みたく何かこう新鮮な気持ちで臨んだりすると
意外と苦せずしてポロッと大勝ち出来たりするもんなんじゃないのかな?」とか何とか、相も変わらず訳の分からん事を考えていた訳だけど
ついにその思想に天誅でも下りたのか、今回の麻雀内容は今までの歴代セット史上3本の指に入るほど?何から何までが無残&悲惨だった。

今日はとにかく点棒が増えない。って何を当たり前の事を言っているんだと突っ込まれそうだが、他に表現のしようがないからしょうがない。
今回はツモられ貧乏だったという訳でもないんだけど、ただ気が付いたら「そんな段階でもうアウトなの?」みたいな放銃の連続だった。
これをミスというにはあまりに自分に厳しすぎるぜ、ってな被和了(放銃)ばかりが延々と延々と、最後まで休む事無く続いた。

そして自分の和了は、常に恐ろしく安い。
今日は復活者の希望で「赤・チップなし」のルールで打ったんだが、そのルールで一番重要になるはずの「点数2倍の裏ドラ」が一ッ切乗らない。
曲げても曲げても2600とか3900の繰り返しで、やっとの思いで少し増やした…と思った矢先に河一段目で満貫放銃とかね。
そして当然のごとく、打撃戦になると100%に近い確率で負けてしまう。じゃあ、とばかりにコッソリとテンパイしてみても、やっぱり負ける。

そんな感じで軽〜く3連ラスからのスタートとなった4G目とかも、僅差ではあったけどオーラスまでは一応自分がトップ目だったんですよ。
オーラスまでずっと小場が続いたし、何かデカイ一撃なんて到底出そうな雰囲気もなくて「ふう、これでやっと俺の初日が来たぜ」な〜んて
呑気に思っていたその時、2着目だった自称主役氏がダマの状態から地味〜な声で「ツモ」とか冷静にのたまいやがった訳です。

実はこの段階で、俺は間違いなく自分自身の勝利を確信していた。
だってあの3確の天才がこの場面でこんな地味〜にダマで和了するなんて、こんなのどう考えたって貧弱な2確和了しかありえない。
俺は内心「うはwww必殺技きたwwww」などとほくそ笑みながら、自らの勝利をこの目でしかと確かめようとした。その時だった。


泉れい2「8000・16000」


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場が凍る、とはまさにこういう事を言うんだろうか。この申告後、誇張抜きで10秒近く誰一人として微動だにしなかった。
それにしても…オーラスまで全員が小場での接戦を演じていたにも関わらず、最後の最後でこんな和了をする空気の読めなさはどうだ。
おまけに「ツモり四暗刻」などと役満で一番美しくない、何のレアさもない凡役の分際で役満祝儀だけはきっちり請求する自称主役氏。
あーもうちくしょう、うらやましい。

てな感じで俺の初日が轢き逃げによって略奪されて以降は、3連ラス時のドロ沼状態に0.0001秒で逆戻り。
印象に残るような「ギリギリの戦い」みたいな場面が何もないのに、ふと気が付いたら点棒が何故か常に残り数千点になってばかり。
おまけに赤がないから、一人沈みだと何もやる事がない。ペンチャンばっかのクソみたいな配牌が続いても諦めずに打とう、とは思うものの
せいぜい出来上がるのは13順目に愚形のリーチのみとかその程度。夢も希望もない。先が見えない。光も見えない。点棒は無い。

おかげで後半は集中力がかなり切れてました。別に夜中に打ってる訳でもないのに、セットの最中眠くて仕方がなかった。終わってますな。
途中で−200を越えそうになった時に「やばい、せめて−200以下にしたい」なんて口では言いつつも、内心は「んな簡単に−200なんて
越えるなんてあり得んだろ」程度にしか実は思ってなかったんだけど、ふと気が付いたら−200なんて瞬きしてる間に突破していました。
ウマがワンツーでチップなしでこれですか。もうね、まったくアッヒャヒャヒャ〜。

結果:1−2−1−7 −25800(1.0/10-20)

当然、自分以外の皆さん全員がプラスという結果になりました。
しかしそれにしても、一体どうやればこんな見事な成績が叩き出せるんでしょうか。そろそろ何を信じていいか分かりません。


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