書くのがやたらと遅れてしまったけど、一応まだ記憶にはっきりと残ってはいるのでw 5月3日のフリー日記の続きを。

低調なスタートで始まった対局なんだけど、何故か今日は普段にも増して卓の…と言うか対戦相手全員の打牌スピードが速く感じた。
久しぶりに牌を握った事・初めての雀荘に新規で来ている緊張感なども多少は影響しているのかも知れないけど、普段なら快適に感じる程度の
速さでもう目が追いついていない感じがした。とは言え曲がりなりにもピン希望なんぞ言い出した身分、相手にナメられるのだけは避けたいと
何とかそのスピードに合わせようとサクサク打っていたら、超が付くほどの凡ミスを案の定、サックリとやらかしてしまう。



序盤にして既に手牌がまとまりかけていたので、二度受けになっているを外そうとしたまでは良かったんだけど、
事もあろうにほとんどノータイムでの方をスーッと切ってしまった。
…さすがに切った瞬間にやらかした事に気が付いた。しかもその次の順目のツモ牌は、それがもはや当然のようにだった。
さらにその上、正しい手順で打っていればその牌でテンパイ。そしてトドメは、こちらが張り返す前に対面のプロ氏から被先制リーチ…
本来は自分が先制で曲げている場面のはずが、ふと気が付けば先制リーチ対フリテンのイーシャンテン。このミスはあまりに情けない&痛い。

こんなミスもあって序盤から負債ばかりが増える展開になってしまったんだけど、4G目にようやくリーヅモ三色赤赤ウラなんぞをツモって
45000点オーバーのトップ目でオーラスを迎える事が出来た。対面の2着のプロ氏とはハネツモでもセーフの点差がある。
ここでようやくトップが取れそうだ…と少しホッとしていた矢先、そのオーラスで3着目の下家が先制リーチに打って出た。

下家に対してはハネ満を直撃されても大丈夫な点差があった。
自手もバラバラな事だし、ここは頃合を見計らって下家に差し込みに行く手もありかな…とも思ったんだけど、このやわピンのルールでは
ウマが小さい分だけ素点が重要になってくるし、小トップなんぞ取っても額にしてたかが知れているので、やっぱり無駄な失点は避けたい。
でも2着目のプロがどうも不穏な捨て牌をしているし、ここはどうしたものかと思っていたら何とここでプロがツモ切りで追い掛けに出て来た。

自手には共通のアンパイと、プロにのみ通る牌が共に何枚かある。
正直この場面はとてつもなく迷ったんだけど、ここで改めて自分の打ち方を考えた時…「意図的な失点」は、やはりしたくない。
(※ あくまでフリーで、と言うかこのルールでの話なので念の為…もし東風荘なら速攻で下家に差し込みに行ってますw)

もしプロにとんでもない手をツモられたとしたら、それは単純に凄い事だと思って諦めよう…と思いながら、両者に対してベタオリ。
すると今日の展開にしては珍しく、ここだけは二人のいずれもが最後まで和了する事なく流局。何とかトップをゲットする事が出来た。

…だけど、テンパイ確認の為に開いたそのプロの手牌を見て唖然とした。



…。
単なる結果の一つかも知れないけど、自分の選択って本当に正しかったんかな…元々の判断の時点で揺らいでいたんで、余計にそう思える。

ただ結果としては何とかトップゲットで負債を多少返済は出来たんだけど、結局その後は鳴かず飛ばずの状態ままイマイチな展開が続き、
5G打った時点でもう一人の客が帰ってしまったので、ここでピン卓は卓割れで終了となってしまった。
ただまぁこれだけで帰るのも何だし、何とか負け分くらいは地道に取り返さないとって事でそのまま点5卓に入ってゲームを再開する事に。


…ここまで珍しく?少し真面目な調子で日記を書いてしまったので、ここからはいつものふざけた調子で行きますか。笑

最初にも書いた通り「この店は何でピン卓が立たないんだ」と思っていたその疑問は、点5卓に着いてすぐに氷解と相成りました。
なんつーか本当に、こう言っては悪いけど点5卓の相手は3人とも…何もかもが、どうしようもなく点5の面子感満載だった。
幸運にもマナーの悪い打ち手は居なかったし、何かを不快に感じたとかそういう類の事ではないんだけど、まぁ何と言いますか…

・煮詰まった場面で突然、まるで当たりのド本命の牌のような仕草で気合を込めてエイッと切り出されても、それは誰も絶対当たれません。
・大差の付いた局面で大勢に何の影響もないダマ2600などを「してやったり」みたいな様子でアガられても困ります。
・と言うか早く切って下さい。

大体のニュアンスは(これでも)伝わったかと思うけどw、まぁとにもかくにもこの面子ではさすがに負けたくないぞと思いながら
「こういう相手と打つ時こそ守備をしっかりこなして、極力無駄な失点を抑えてさえいれば少なくとも負けはないだろう」なんて考えていると、
どういう訳だかこちらが親で仕掛けて5800好形テンパイなんぞをしてる時に限って先制リーチされて一発で裏スジ掴むんですよこれが。

結局毎ゲームの度に、不思議と自分だけが持ち点17000点で試合開始という不条理な展開が続いてしまい、気が付けばラスの山。
が…カゴがスッカラカンになるのも時間の問題かと思っていた矢先、何の理由もきっかけもなくいきなり急に状態が好転する。
負けが込んで精神的にもイライラしっ放しで、配牌を貰う度に「テンパってろやコラッ」とかふざけた事を思いながら打っているような、
典型的な負け戦なのになんでこうなったのかは全く分からんのだけど、急に自分一人だけが毎度毎度アガりを繰り返す最高の展開になった。

そしてそのツキまくりの最後を仕上げてくれた一番の印象的な和了は、これ。

 ドラ無関係

序盤で軽々とテンパイしたはいいけれど、見たまんまの1300で手変わりもない。
一見ツキがある展開と見せかけて、最後はこういう手牌で追い掛けに刺さったりしてオチる事が多いんだよなぁ…とか思いながらも、
曲げないとしゃーない形なのでとりあえずリーチ。するとここで案の定追い掛けが…珍しく全く入らない。どうやらホントにツイてたせいか、
こんなしょーもない手に全員がベタオリしてくれて、しかも終局間際に「あれ、いたの」みたいな感じでツモ。何気なく裏をめくると、

裏の表示牌:

うはwwwwwこれで満貫2枚wwwwwwwクソゲーwwwwwwww

って事で、最後の最後でようやく対戦相手を3人とも「ええ加減にせーよ」ってな表情にさせる事に成功しました。
前半のマイナス分か響いてさすがにプラスまでは行かなかったけど、負債をだいぶ減らす事も出来たんで、まずは良しとしますか。

ピン卓の成績:1−1−2−1(43213)
点5卓の成績:3−1−0−3(4414211) 全収支:−1250


出来れば別々に集計したかったんだけど、ピン卓の後にすぐ点5卓が立ってしまったおかげでごっちゃになってしまった…。

結局、7〜8時間くらい打っただろうか。新規で行った事の緊張感もあって、最後はもうクタクタになってしまった。
その後は帰るのが面倒になったんで、木屋町近辺の飲み屋数軒で始発が走るまで酒を飲む。正直、どうやって家に帰ったかよく覚えていない。


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