立てていた…と言うか立てようとした予定が次々と無くなってしまい、暇な帰省休暇になった事もあってやっと地元のフリーに行く事が出来た。
今回行った店は、四条烏丸にある雀荘「とびとん」。

京都でメジャーな雀荘と言うと「マーチャオ」とか「フォーユー」あたりになるんだろうけど、マーチャオは最近東京近郊にも店を出店して来て
あまり地元の雀荘って感じがしなくなったし、フォーユーはコシチェック(鳴きにコシを使うとその色全部で出アガリ不可になる)のルールが
個人的に相当ツライ上、最近場代を値上げしてしまったらしいとの事だし…(単にそれまでが安すぎただけの話でもあるけど)。

って事でどこか他にもう少し面白そうな店は無いものかと、ネットで京都近辺の雀荘を色々調べていて見つけたのがこの店だった。
この店は点5とピンの二つのレートがあるんだけど、ピンのルールがこれもう本当に完全に「たぬ」のコピーなんじゃないのってほどそっくりで
(場代も全く同じ)馴染み易そうってのと、あともし点5卓に回されたとしても場代が安い(300円のトップ賞100円、これもたぬと同じ)ってのが
大きくて、これなら行ってみてもいいかと思って店のホームページから場所を調べていざレッツゴー…と思ったまでは良かったが、

…店のホームページに店の場所も地図も住所も載ってない。何を考えてんだか全く。

一応雀荘検索のページから住所だけは割り出せたので、住所を携帯のメモに叩き込んでとりあえず店の最寄り駅まで移動。
東京では通勤圏内にいくらでもフリーがあるんで「麻雀を打つまでに使う金」ってのがゼロで済んでしまうけれど、こちらでは話が別。
片道で約600円ほど掛かってしまう。何と言うか、東京でのセットの度に他県から参戦して来る方々の気持ちが少し分かったような気もした。

最寄りの駅に着き、とりあえず地上に出て「まずは現在位置の住所を確認したいし、コンビニにある道路地図でも見て…」と思いながら
近所にコンビニはないものかと探してたら、おおっとあったぜサークルK…の真横に見えるのは何と「とびとん」の看板。
方向音痴の自分にしては珍しく?店を一瞬で見つけてしまった。つーかこれだけ駅から近いんなら「四条降りてすぐ」ぐらい書いときゃいいのに。

店はフリー卓が5卓しかなく、こじんまりした店だった。
当然ピン卓を希望したんだが、メンバー曰く「点5しか立たない事が多いんですよ、今日もちょっと…」との事。
うーむ、場代を考えればどう考えてもピンの方が客としては有利だと思うんだが…しかもピンっつったってウマの小さいやわピンなんだし、
それこそ新宿のたぬなんて圧倒的にピン希望の客の方が多いのになぁ。これも土地柄と言うか場所柄ってヤツなんでしょうか。

まぁそもそも5卓しかないのに点5とピンの卓に加えてサンマ卓まであるって、そりゃちょっと手を広げすぎってもんでしょ…とも思ったが、
卓が立たないものはしょうがないんで諦めて点5で、と思いきやサンマの客で「ヨンマのピンで打ってもいい」と言う他の客が一人いたおかげで
メンバー2入りで半ば強引にピン卓を立ててくれた。これはありがたい。

ほどなくしてゲームが始まった。
同卓したメンバーのうち一人はまだこの仕事をやり始めたばかりという感じで、麻雀にもメンバー業にも慣れていない感じだったが、
もう一人の方の胸元のバッジには「日本プロ麻雀協会」の文字が、そりゃまあくっきりとはっきりと。(でも名前は覚えてないけど…w)
客の方もそこそこ打ち慣れた感じの客だし、さすがにそう簡単に勝てそうな感じじゃあないなとは最初から思っていたんだが、

何つーか今日は被先制リーチを食らうのがとにかく早いのと、その被先制リーチが何故か必ず流れない。あっと言う間にツモられる。
「さあここは粘り強く、しっかりとオリますか!」と思った次の瞬間にはもう三千六千とか言われている。本当にどうしようもない。
しかもこれまたいつも通り、自分自身が先制リーチした時だけ高確率で全員オリ&流局。一体全体どうなっちゃってんでしょうか。

って事で毎度の如くマイナスからのスタートとなった訳だけど、ここからまぁその、結構色んな事がありまして。
ちょっと書ききれそうにないので、この日記の残りは別の日にでもまた。


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