特に名目がある訳ではなかったけど、（開催が）久しく無かった事もあるし久しぶりにやりますかってんで、土曜にセットを開催してみた。
今日の参加者は呂尚子牙・びしゃえもん・破壊魔ちるみの各氏。参加者が４人ピッタリでの開催は結構久しぶりのような気がする。

今日はスタートの時点から…自分自身、精神的に（自分でも驚くほど）何故か妙〜に落ち着いていた。
それこそ１Ｇ目から頭が痛くなるような呂さんの一発ツモ三千六千とか、まるで録画ＶＴＲを繰り返し再生してるような展開の繰り返しで、
普段なら開始１時間もしないうちから「やっぱ麻雀って呂さんの為にあるゲームだよな…」などと訳の分からん事を考え出したりするもんだけど、
今日はそんな毎度お馴染みのスタートであっても「まぁしょうがない、自分は自分が出来ることをミスなく冷静にやるしかない」とか何とか、
なんか自分らしくない？ような…柄にも無い事をずっと意識して打っていた。と言うか、打てていたという方が正しいかな。

そんな冷静さが効を奏してか、開始から３Ｇ目で…それまでの不ヅキが嘘のように急に好配牌やら好ツモやらがドバドバ流れ込んできて、
あっさり６万点を越えてトップをゲット。そしてその次のゲームもオーラスまで２着の某氏にハネツモ差という大トップを維持していて、
「これは今日という今日こそは俺のセット初の大爆発記念日となるのか？」とか期待に胸をパンパンに膨らませていると…
ええ、こういう好調に転化しかかった時に常にその勢いを一瞬で削いで下さる、あのお方が満を持してお出ましですよ。ここで。

その某氏はそのオーラスの７順目くらいに、当然のようにリーチを掛けて来やが…あっ失礼、掛けて来られました。
いくらＲ…あっいや、某氏と言えどそう簡単にハネ満なんて出来ないでしょハハハ、なんて乾いた笑いをしながらも内心はビクビクしながら
それでも某氏のツモり方にあまり気合が入ってない所を見ると、なんだやっぱ大丈夫じゃんハハハ、なんて乾いた笑いをしなが（以下ループ）
とかなんとかやってるうちに、気が付いたら流局…などという事が有り得るはずもなく、ハイテイ間際にとうとうツモられてしまった。
そして、某氏の倒牌を凝視する俺。

「メンピンツモドラ…」

………　（´∀｀；）　ふー助かった…そりゃそうだよな、いくら某氏ったって７順目でハネ満なんて出来るわけないしな、これでやっとトッ…


「あ、ウラウラ。三千六千」

　　_, ._
（　ﾟ Дﾟ）


えー、ピンフで裏２枚乗せられて親カブリしてまくられますた。私は一体どのようにすれば幸せを掴む事が出来るのでしょうか。

これ以降はまたいつもの再現Ｖの繰り返しとでも言いましょうか、某氏がリーチした次の瞬間にはデカイ手をツモ…を繰り返す展開になり、
他の誰かが抵抗して先制リーチなんぞをしてみても、それを嘲笑うかのような某氏の追い掛けリーチ…そしてツモ、が度重なる。ここで思わず
破壊魔ちるみさんも「…またこの展開かよ」とかボソッと口走られたりして。やばい、破壊魔さんまで口調がSuzuponさんみたいになって来た。

自分は自分で美味しい所は常に某氏に持って行かれる展開だったとは言え、今日は奇跡的に某氏に…と言うか某氏に限る事なく
誰の先制リーチに対しても、その後に「押し」を選択しても刺さる事がほとんどなくて、常に失点は最小限だったのが幸運だった。
しかも赤入りの安手の時に綺麗にツモってくれる事が多く、ゴットーの一枚オールとかをコツコツ繰り返してチップは常に浮き状態だった。
ただチップにしても、いい感じでジャラジャラ溜まってきたかと思えばまた某氏のハネ満４枚とかでゴッソリいかれる事の繰り返しだったが。

そして総合で多少沈んだくらいの状況で迎えた終盤のゲームで、我慢の甲斐あってか？ついに親番で猛烈な勝負手が仕上がった。
牌姿ははっきり覚えてないけど、７順目でメンタンピンイーペー赤ドラの親ッパネまで確定していたのはよく覚えている。
普通ならダマにする所だけど、河が優秀（一九字牌しか捨ててない）＆カンが入っている＆いい加減デカイ手をアガらせろ、の三つの理由
（最後のは理由でも何でもないけどｗ）を持って全身全霊を込めてリーチに出た。

するとここでびしゃさんから追い掛けが入り、そして呂さんはと言うと、これがまたいつも通り押してるのか引いてるのか全く分からない。
どうせここでもサクッとアガられて終わりなんだろうな…などと、自分がアガれる事など全く意識せずに恐々とツモを繰り返していると、
俺の掴んだ牌の指先には…最後の面子のピースとなる牌が見事にそこにあってくれました。

「ツ…ツモ、８０００オールの２枚」

…ここまで来るのに長かった。ほんと長かった。あまりに会心手が久しぶりすぎて俄かに信じられず、なんかムチャクチャ落ち着いてましたよ。
キタキタ（ｒｙ とか大騒ぎしてもいい所とは思うけど、なんかホントに「やっと、ようやく」の思いが強すぎてつい、何か感傷に浸ってしまった。

そしてこの和了のおかげで本日二度目の６万点オーバーになってくれたんだけど、なんとここでまたしても某氏からのオツリが…！
さすがにトップから転落する事までは無かったけど、またしても俺が親番の時に「４０００・８０００の５枚」をツモって下さいました。
この某氏の爆発でなんか某氏以外の二氏の顔色がついに土色になってたような気がしますが、多分気のせいではないでしょう。

結局、今日は某氏のワンマンショーで終了。自分が浮きで終わったのが奇跡的なくらいだった。

結果：３−２−３−４　＋３７００（1.0/500-1500） チップ：＋１５枚

順位分布だけ見ると確実に「負け分布」だけど、チップの浮き３Ｋと大トップ２回、そしてラスの失点を抑えた事が勝因に繋がった。
ようやくこのルールに対応した打ち方を実現させる事が出来たような気がして、少しホッとしている。


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