タマゴん(MIX☆玉子)が旅行ついで?に東京に来るってんで、珍しく日曜日にセットが開催される事になった。

今回の参加者はそのタマゴんと文字で書くと紛らわしいダンクん(麻雀新世界)・Suzupon・水竜の剣・破壊魔ちるみ・びしゃえもん・ふっとん・
DRAGONBREED(烈光斬ツネ丸)・呂尚子牙の各氏と自分の10名。さらにセット終了後の飯の時に泉さんと響さんも参加し、部分参加を
含めて数えると計12名、気付いてみればオフや忘年会並の数の面々が勢揃いとなった。

今回のセットはこれだけの数の面子が揃うのなら多少開始時間が前後しても大丈夫だろう、それに俺自身が主催者って訳でも無いし…
などというふざけた事を思った訳では決してないんですが、まぁその、集合時間から5分ほど遅れての現地到着となってしまいまして。

すると店の入り口の前で、破壊魔さんとびしゃさんとふっとんさんが律儀に待たれていて…
しまった、このセットでの集合時間なんて俺の先制リーチ並に皆が無視しますからって言うのを忘れてた、と少し自責の念に駆られながら
とりあえずここで待ってても誰も来やしませんから入りましょうってんで店の中に入り、既に店内に入っていたツネ丸さんを合わせて
5人でとりあえず1卓立てて開始となった。

その開始直後の東1局にいきなり、本日最大の山場がやって来た。ツネ丸さんが先制で仕掛けて2フーロの状態で、ジリジリ局が進んで終盤に。
自手もそこそこの形になっていたけど、浮いた2枚の牌(58m)は片方がドラな上にどう見ても(ツネ丸さんに対して)ド本命のスジだった。
さすがにこの局は無理かとオリを決めかけた次の瞬間、親の破壊魔さんがほぼノータイムでスーッと5mを切ってきた。
ありゃ5m通るんだ、でもこの5m切りで破壊魔さんも間違いなくテンパイだからどうせオリは変わらんか、とか思いつつ5mを合わせ打って
後はもう傍観者1号…などと思っていた直後、対面の某さんが切った発で破壊魔さんから、

「あっ、ごめんなさい、ロンです」

という少々ぎこちない発声が。あーやっぱテンパイだったか…などと思う間もなく、その次の瞬間には次の言葉が発せられました。

「スッタンです」

( ゚ Д゚)

…本来だったら歓声の一つも上がるような場面なのかも知れないけど、あまりに開幕先制弾すぎて全員が呆気に取られていました。
何にせよもちろんこの和了は見事だったけれど、それ以上にこの東パツでの開始から5分で終了した半荘の中で自分が印象に残ったのは、
丁度この和了前後に遅れてきた某R尚子牙氏が絶妙のタイミングで颯爽と到着して来た事。何と言いますか、ホント色々と太いなぁとw
ただ自分の上家が破壊魔さんだった事もあって、このゲームは着順上家取りで見事に2着をゲット。これはこれで自分も幸運だった。

波乱の幕開けとなったその後は、自分の麻雀のツキ不ヅキだけを見れば…かなりツイていた方に入るんじゃないだろうか。
とにかく捨て局がほとんどなくて手が良く入り、毎回のように先制で翻牌をポンしてるかリーチをかましているかのどちらかだった。
誰だったかは忘れたけど、「また(先制リーチ)?」みたいなニュアンスの事もよく言われていたし、自分でもツイてる実感があった。

だが、肝心なところでどうも思うようにアガれない。
そりゃトータルで見れば結構アガりはしてるし、本日絶不調で「イエーイ、3連ラスからやっと3着引いたぜ」とか言いつつ顔は笑っていない
某氏とかから見れば「ふざけんな、俺の身にもなれ」って突っ込まれるかもしれないけど、ただ何と言うか…
これほど幸運にまみれても勝ちきれないのか俺は、今日大きく勝てなかったら一体いつ勝つんだ、ってそんな気がしてしょうがない。

今日は珍しくラスを引いたのがたった一度だけだったんだが、そのラスもオーラスまではトップだった。
しかしその微差のトップ目のオーラスで親の水竜さんから先制リーチが入り、超僅差の2着目・ダンクんにも仕掛けられた状態で引いた牌は
共通無スジの9p。何切る掲示板で聞いたら全員が「オリ」と言いそうな場面だけど、親の水竜さんに満貫をツモられてもまくられる、
他にも通ってないスジはたくさんある(ピンズは一枚も通ってなかった)、そして何より「自分自身がテンパイしている」との理由で
「アガリトップのテンパイは原則ゼンツ」の某「心の師匠」の言葉に基づき、せめてこれくらいはと思い切って勝負したら、

恐いくらい見事にダブロンで、しかも水竜さんは親満でした。

全くもって余計なラスと言えばそうなんだろうけど、これが自分の打ち方だと思えば後悔する気にもならない。
(…でも今その師匠氏にこの状況でどう打つべきかを改まって聞いたとして、同じ答えが返って来そうにない気がして多少恐いんだけどw)

あと他にも、びしゃえもんさんに100点差のパーフェクトなまくられ方で逆転されたりとか、まぁ色々と詰めの甘い一日だった。
結局今日はスッタン和了の破壊魔さんが(前回のオフに引き続き)トータルスコアでも圧勝という結果になった。恐るべし。

結果:2−3−2−1 +3200(1.0-500/1500) チップ:+3枚

セット終了後、雀荘と同じビルにある飲み屋へ。
タマゴんが響さんに飲みの誘いを入れておきながら、地下で携帯の電波の届かない飲み屋に入ったまま放置するという失態をやらかすも、
なんと響さんは鬼の一点読みで自力で飲み屋を探し出し、結果見事に合流。短い時間だったけど、少し喋る事も出来てよかった。

あと、都合で今日麻雀が打てなかった泉さんは何とか第二ラウンド開催を画策しようとしてたけど、やっぱ日曜って事で時間的にキツくて
そのまま終了となってしまった。タマゴんももし次に上京する機会があるとしたら是非、土曜か連休中にって事でお願いします。


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