書くのがかなり遅れてしまったけど、土曜日の日記の続きを…。

図らずもフリーに不慣れな新規客2人と卓を囲む事になり、さすがに今日は最低でも大きく凹まされる事はないだろう、などと思いながら
鼻歌交じりで気軽にゲームを開始したはいいものの、やって来る展開はと言えば…もう最近のピン東風戦のお決まりの展開とでも言うべきか、
どうでもいい手の時は比較的苦なく和了出来るのに、肝心の勝負手になると全くアガれないという毎度のパターンが今日もまたしかりだった。

そりゃ前回のパラダイスの時みたく、ホント完全に一切和了出来ないって状態よりは当然マシではあるものの、それでもここさえアガれれば
ってな場面で必ずと言っていいほど、不慣れAの「ツモドラドラ」とかいう謎の1000・2000に負けたり、不慣れBの突発的なツモ切りリーチ
一発で当たり牌を掴まされたりと何故かネタには事欠かさず、結局序盤は何もする事が出来ずないまま、いつも通りズブり出してしまう。

そして3着2回で迎えた3G目、ここでも小場の東3局で何の変哲もない河の対面のダマにブッ刺さる始末。しかも倒された牌は全部色が同じ。
でもって「チンイツドラ1」などと役だけ申告するその対面のオヤジ。打ち込んだ俺は当然頭が真っ白になってる上に、チンイツの形なんて
パッと見てもよく分からんので、とりあえず言われた通り12000の一本場は13500を払ったら、そこでオヤジが不機嫌そうにボソッと一言。

「…倍満だよ、だからチンイツドラ1」

はぁ?何を訳の分からん事を言ってんだ、と思って形をよく見直すと…役にイッツーがついてました。つまりは「チン・イッツー・ドラ1」だとさ。
紛らわしいんじゃボケが最初から点数言えハゲ、と理不尽な打ち込みの影響で思わずイラッと来る俺。捨て牌だってどう見てもタンピンだしさぁ…

そしてこのゲームを当然のようにラスで終えてしまった俺だったが、次のゲームの親番でようやく初のチャンスらしいチャンスがやって来た。

 ドラ

3順目でこれ。打点もそこそこあるし出易さ重視で待ちか…とも思ったんだけど、手変わった時の魅力度が違いすぎるし
負けが込んでるから「ここらでどうしてもデカく和了したい」って思いもあって、内心で「この方が絶対柔軟!」と喚きながら待ちに構えた。
で、次のツモ…ああ、念の為に次順のツモ、ですから。次順ね、次順(しつこいw)。



…えーっと何と言いますか、この負けが込んだタイミングでのあまりの仕打ちに、うはwとかおkwとか言う気分に全くなれません。
しかもこの後対面のオヤジに追いつかれて先制リーチを許し、こちらは待ちがノベタンになっててそれがオヤジのアンパイでもないんで
じゃあしょうがないって感じでツモ切り追い掛け…と行こうとしたらなんと一発放銃。ホント何だよこれ。あまりに修行じみてませんか?

結局、またしてもラス目で迎えたオーラス。ただ点差は微差で、満貫一発で逆転出来る点差ではあった。
しかもあと一歩でその逆転手が見事に仕上がりそうだ…!って言う肝心の所で、2着の不慣れBがいきなり牌を無言でコトリ。

「(ツモとも言わず、やや勝ち誇った口調で)ピンヅモドラ1ッ!」

…えーとまぁ、これで不慣れBさんはガッチリと2着をキープしたまま終わりとなりました(しかもトップと800点差w)。
でもまぁツモ和了なんだし、どの道曲がってようが何だろうが俺に勝ち目なんて最初から無いんですけどね。ははは。

4Gを終わった段階で既に着順は3344。最初の鼻歌交じりの様子なぞどこへやら、もう首から上だけで湯が沸かせそうな状態になりながら
今にも心が折れそうな心境で5G目がスタートしたんだけど、ここでようやく…起親の俺のリーチに不慣れAが「エ"イ」と謎の奇声を伴った
一発放銃をしてくれたおかげで18000は19500点をゲットした。さすがにこのゲームはトップが取れるだろうと、ホッと一息入れたのも束の間!

東2に飛び寸の不慣れAの親リーが軽〜〜くツモ和了となり4000オール。しかもその次の局も、またしても親の不慣れAが先制リーチ。
暴れ出したくなるほどのクソ展開にキレそうになりながらも、いやいかん、勝つためにはこういう場面でこそ冷静に・慎重にオリなければ!
と自分を再度戒め、落ち着け落ち着けと念仏のように唱えつつ慎重に切った親のアンパイで、あろう事かいつの間にかテンパってた不慣れBに
恐ろしいほど見事にグワラッシャ。

「イッツー!!ドラドラ!!!」

…何でこんな時にそんなに勝ち誇ったような申告をして下さるんでしょうか。許されるのならこの瞬間に卓をひっくり返してやりたかったです。

結局、このゲームもトップを取り落としてしまった。
もう二度とトップなんて取れないんじゃないか、つーか俺って本当に麻雀に向いてないんじゃないか、いやそれ以前に人間として終わってる、
などと一人で際限なくダークな気分になっていたんだが、ここからやっと、ようやく、俺のいつぞやぶりのウイニングロードが見事に復活!

まぁ勝ち話の方は日記的にはつまらんので大幅に略すけどw、後半からは今までのクソ展開が嘘のように好展開に入れ替わり、
不慣れBのツモドラ1での二度目の2確も俺がトップの時だったし、俺にしては珍しくラス半もキッチリトップを取れて終わった。
本当に一時はどうなる事かと思っていたけど、それにしても本当によく取り返せたと思う。
まぁ「それ!」とか発声してる相手にここまで苦戦する時点でどうかとも思うけど、何にせよ最悪の事態は免れてホント良かった。

結果:3−2−2−2 +1300

結局、始発が走る寸前まで打ってしまった。
一応ゲーム代サービス券も貰ったんで、店にはまた機会があれば行ってもいいかな。メンバーの対応は多少微妙ではあったが。
(失礼とかそういうんじゃないけど、メンバーが言うべき事を言わなさ過ぎるのがちょっと気になった)


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