昨日は日記を更新する気満々で早々と帰宅したものの、食後に徹マンの抜け番中に迂闊にカップラーメンを食ってしまった時のような
強烈な眠気に襲われてしまい、少し寝てから更新しよう…と思って横になった次の瞬間には何故か時間が朝7時になってました。
更新を期待して見に来てもらっていた方がもしいたらすんません。


んでは今日の本題に。俗に言う「何切る問題」の検討と、その何切る掲示板への書き込みについて。
最近は何切るに参加する機会もめっきり減ってしまって、過去の日記にも書いた通りこの「何切るへの参加」で麻雀の様々な基礎的部分を
身に付けた自分としては、思考力や判断力を鍛える&慣れさせる為に、あるいは知らず知らずのうちにズレ出している感覚を元に戻す為にも、
また何とか機会と場所を見つけてやり出したいなぁとは思っている。それに最近、負けが込んでちょっと自信喪失気味ってのもあるしw。

何切るへの参加によって自分は数多くの新たな発見や情報を得る事が出来たと思っているし、もし過去に何切るをやってなければ…
自分の技術や実力はそこまでで頭打ちだったような気がする。それくらい、自分の中では(何切るへの参加は)有用という認識が強い。

ただどうも…大きなお世話ってな話かも知れないけど、何切るに参加している人の一部(それは常にごく一部だけなんだけど)を見ると、
何切るのその有用性を上手く利用出来てないんじゃないかって思う事が結構ある。

一つは、一体その回答のどこまでが自分の意見なんだろう、自分の考えた回答なんだろうと思う時…
これは出題後まだ間もない頃に、その参加者の中でも特に実力が高いと思われる人の回答が二・三出揃った後などが特に顕著で、
その強者の回答が例えば「オリ」であれば、その後の回答は皆理由もなく「オリ」となってしまったり…と言う場合。
貼られた状況を見ても「この微妙な状況で迷わずオリと判断出来る人間が本当にこんなたくさんいるのか?」と逆に疑問に思ったりする。

他にも三者の仕掛けから一番安全な牌を求めるような状況で、参加者の一人が何十秒と考えて出した最善の回答を模倣するだけとか…
「見た瞬間は○○と思ったけど、ちゃんと検討すれば**」などの書き方であればまだ分かるんだけど、その最善の回答がさも当然と
言わんばかりの回答には、さすがに少々面食らってしまう事もある(もしかしたら本当に一瞬だけで判断出来てるのかも知れないけど)。

他にも若干色合いは異なるけど、平面何切る(自分の手牌の最善だけを求める何切る)で一番最初に回答した人がふとした勘違いや
思い違いなどで受け方を間違った回答を書き込んでしまい、その後に明らかに正しいと思われるような回答が並んでしまった場合。
この時に先制で間違えた回答を書いた人が、晒し者みたいな感じでヘタ扱いされてしまうような事が結構ある気がするんだけど、
ただこれこそが何切るの有用さを打ち消す害悪的行為(…少々書き方が乱暴かな?w)と言っても過言でもないような気がしている。

上級者とか好成績保持者であっても…いや、そもそも誰であっても受けを間違える事や勘違いする事などいくらでもあるはずだし、
当然そんな間違いや勘違いのせいで当人の実力などが評価されるような事もあってはならないと思うんだけど、どうも何切るには
「常に正解に近い回答を出す事が最善」「正解に遠い回答は(その打ち手の評価として)下手」と判断してしまうような空気が蔓延している
ケースが多いように思う。だからこそ前述した通り参加者がこぞって正解を求めたがったり、模範回答を模倣する構図が出来上がる気がする。

でも、何切るで間違わないと一体どこで間違えろってんですか。
人間間違えて恥をかいた時ほど、次からは間違いを正そうと正解を身に付けるべく努力するはずだし、あたり前の話でしかないけど
そんな恥をかかない為だけの保身回答なんてクソの役にも立ちゃしない。何切るで正解出しても実戦で間違ってちゃどうしようもないし。

せっかく大手を振って間違える事が出来る、しかもその間違いを指摘までして貰える環境なんだから、それを有効に使わない手はない。
自分は何切るの回答では出来るだけ恥をかくように…とまで言うと少々極端かも知れないけど、既に回答が出揃って最善手が見えた状態でも
あえて状況をパッと見た瞬間の回答を書いたりとか、また他人のそう言った回答を知る事で「陥り易い間違い」も知る事が出来るのも大きい。
一つの間違いにはいくつもの発見とか情報が込められているし、それを間違いだと知る事が正解を知る事よりもむしろ重要な気がする。

ただ自説を押し通すべく、間違った回答を強硬に押し付けようとするレベルまで行くとそれはそれでどうしようもないけれど、
あくまで人に納得させてもらう事を前提に、何となく間違いかもって回答をあえて書いてみたりするのも、手法としては有効だと思う。
指摘されて初めて分かる事って、本当〜にものすごく多い。自信満々で出した出題が単なるクソ問題だったりする事もしょっちゅうだしw
そういう恥の経験が積み重なってこそ、実際の「間違えてはいけない本番」に大いに役立てる事が出来るんじゃないかなって気がしている。


やっぱ成長には謙虚さが必要なのかな。とか言いつつ自分は「ここでリーチしないなんて理解できません」とか言ってた気がするけど。笑


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