先週に引き続いて、泉さんと新たぬで打ってきた。

何か最近はフリーにしてもセットにしても結構ストレスの溜まる展開が多くて、スカッとする会心の和了とかが全然無いよなぁ…
などと思いながら(まぁ勝った時の事はすぐ忘れるって事もあるけど)、今日はせめてスカッとする場面が一つでもあってくれよ、と
都合のいい事を考えつつゲームを始めたその矢先の起親で、早速そのスカッとした和了が出来そうな高打点の先制聴牌が入った。

まあそろそろ俺も噴き出す頃だろう、などと何の根拠も無い事を考えながら先制リーチと洒落込んだまでは良かったんだけど、
結局は上家に追い掛けを食らった後に、自分が何の用事もないドラを掴まされて放銃するといういつも通りの展開でジ・エンド。

上家の手牌:(以下略) ロン ドラ

何てこった、開局早々からこんなクソ待ちに負けるなんて…と思いつつ8000の1枚(赤が1枚入っていた)を払おうと点棒に手を
伸ばしかけたその時、その上家がめくった裏ドラは…… 

「16000の4枚」

…何と言いますか、始まってまだ5分という段階で、私の心はまるで徹マン明けのような荒んだ心になっていました。

その後は何とかバカホンの2000点などをチマチマと和了しながら「よし、これで親満ツモでも飛ばない点数はゲットしたぞ」などと
非常に志の低い事を考えつつも、スキあらば何とか逆転のチャンスを窺おう、と思っていた矢先に下家のダマ5200の刺さってトビ終了…
でも今日の俺は一味違いますよ。何せ今日は店に来る前に、ちゃんと銀行で金を降ろしてきているんですから。あははひゃ。


その後は一応手が入らない事は無かったんだけど、どういう訳か恐ろしいほど軽い手牌しか入ってこない展開が続いた。
ここは面前祝儀の店だし、意識して鳴きを抑え目にしないといけないとは思いつつも、気が付いたら何故か自手に翻牌が2枚ある。
おかげでまたしてもチップ貧乏まっしぐらな状態で、今日も小銭をカゴに入れるという動作をした記憶がほとんどない。
うーむ、一体どうすりゃいいものやら…。

そして3G目までノートップで迎えた4G目…ここでも開局早々に泉さんが18000を和了したりして大差をつけられ、
泉さんと約15000点差&ラス目は残り千数百点という苦しすぎる状態で迎えた親番という局面があった。

ここで自手は、チートイか翻牌の仕掛けに走るかの選択が微妙な手牌だった。仕掛けてしまうと当然1500、あるいは高くなっても
せいぜい5800でトップには全然届かないけど、自分と3着目がかなり競っていた事もあって「もう2確になってもいいや」と思いながら
自手に2枚あった発をサクッとポン!

したつもりが、何故か場に出ていた牌は中でした。
「ポ…」まで言って必死に口をつぐんだものの、既に泉さんが半笑いになっていたので誤魔化しが不能。痛い罰符払いとなってしまった。

しかしここで発をポンしなかったのが効を奏して? ドラ2枚後引きのチートイドラドラを見事に聴牌してしまった。
ラス目は見るからに国士か変則手狙いでテンパイの可能性がほとんどないし、ここで和了出来なければ確実に終わってしまう。
そして今手元に浮いている牌は白と西。ともに一枚枯れ。さてどちらで待つか…と悩みに悩んだ末、たった今泉さんが切った白が
ベタオリのトイツ落としかも知れない!という希望的観測99%の思考の元、白待ちに構える事にした。

よし、さあ白をトイツで落とせ!などと無茶な発想に希望に胸を膨らませながら待っていたら、次の順目に泉さんが切った牌は、何と!



………。糸冬 了。

まぁしょうがない、ここでせめてテンパイは確保して2着をゲットしておくか…と思いながら引いてきた残り0順の牌は、



…え、あれ? これってもしかしてもしかすると満ツモってやつではないのでしょうか…?


キタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!


何と言いますか、4000オールと点数申告した時の泉さんの「信じられねー」って表情を見た瞬間、仕事の疲れも一気に吹き飛びました。


そして迎えたラス半、ここでまた信じられない奇跡が…
オーラスを迎えた時の点棒状況がおよそ 自分:20500 泉さん:23000 下家:19500 上家:37000 だった。
ここで自分は何とか2000点を泉さんからツモか直撃で和了して2着となるべく、翻牌ドラ1で今にもテンパイしかかってた所で…
トップ目の上家からリーチが入った。自手は攻めるにしても降りるにしてもローリングになってしまう形だったんで、微妙な牌を切りつつ
攻めとオリのタイミングを見計らっていたんだけど、ここで一瞬のうちに自手に赤とドラがスコスコっと入ってきて…ふと気が付けば
いつの間にか翻牌ドラ3の満貫テンパイになってしまっていた。

この時点でも自分は2着目向上しか頭になくて、まぁとりあえず満貫テンパイになったんだったら尚更このリーチに押す価値もあるだろう、
と思いつつ勝負していると、不意にトップ目から当たり牌が飛び出た。

ああ助かった、これで満貫和了して2着…ん?

…これはもしかしてもしかするんでは?と思いながら点棒授受が終わった段階で点数表示を見ると…

ななな何と、100点差で大逆転トーップ!!!

でも全く頭になかったトップだったもんで、終わってからしばらく「え、ホントに?」みたいな感じでポカーンとしてしまった。
いやぁ、まだまだ世の中捨てたもんじゃないですね。


今日の結果:2−1−1−1

とまぁこの結果を見れば普通なら、ちょい浮きで終わる事が出来てめでたしめでたし?となる所なんだろうけど、前半に書いた通り
今日も祝儀収入に全くありつける事が出来ず、その祝儀分のマイナスがそのまま結果にダイレクトに現れる形となってしまった。

収支:−2100

ただ本来であればもっと負けまくってもおかしくない展開だったとは思うし、今日はこれでも不満は特に無いかな。


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