大会もいよいよ大詰めを迎えました。

現在優勝争いの真っ只中にいる方は、最後まで優勝目指して(諦める事無く)頑張って頂きたいという思いは当然あるとして、
開催側としてどうしても気になるのは…既に優勝争いから脱落して「やる事ねーよ」ってな状態の方のモチベーションについてです。

元々、この大会で和了率や放銃率といった項目を総合ポイントの一部として取り入れた理由の一つとして、
長期戦でかつ参加者の多い(=優勝争い出来る方がかなり限られてしまう)大会であるが故に、もし成績が下位に沈んでしまった場合でも
それこそ野球の打率や防御率のタイトルみたく「総合成績や順位は低迷しても何か楽しみがある」という項目が一つでも多くあれば、
少しは「飽きる要素」というものが軽減されるのでは、という思いの元でシステムとして採用した部分があります。

ただ、和了率や放銃率というのはあくまで結果に密接に付随して来るもので、「たとえ成績が落ち込んでも高い数字を叩き出す」という
事が難しい項目でもあるんですね…もちろんそれは大会開始前からある程度は分かっていた事でもあるんですが、やはり実際蓋を開けると
成績が伸び悩むと和了率や放銃率も同じく伸び悩み、結局どのパラメータもパッとしなくなるから余計にやる気を無くしてしまう…
みたいな要素も往々にしてあるんじゃないかな、などと(作成した総合成績表を眺めていると)思ったりしてしまいます。

ただ麻雀というゲームの特性上、パラメータを出すと言ってもどうしても総合成績に直結、または付随したものとなりがちになるし、
かと言ってリーチ率やフーロ率などは単なる手段の一つでしかないわけで、「競う」や「良し悪し」といった概念自体が成り立たないんですよね。

元々団体競技である野球等の個人成績とチーム成績の関係を、完全な個人ゲームである麻雀と比較する事自体がおかしいかも知れませんが、
それが技術として十分に認められてかつ、総合成績が伸び悩んだ場合でも高い数字を出す事も可能な項目があればなぁ…とは思います。
(…書いたそばから「なんか文面的に矛盾してるぞ…」てな気がしないでもないですがw)
なので、もう少しできすぎくんなどを眺めながら? 有効でかつ面白いデータ項目を求めていく必要があるかなと思います。


あと…大会の闘牌中、私は(代打で参戦する事がなければ)開催中の卓に観戦に行く事にしているんですが、
そこで常々思うのは「対戦中の4人全員の状況が一目で分かる」というのは本当に面白いし参考になるな、という部分です。
まさにネット麻雀ならではのメリットでもあるし、また個人的な「観戦はつまらん」という概念も覆してくれた気がします。
(私は普段は滅多に人の麻雀を観戦しない人間なので…理由は後述の通りです)

リアル麻雀での観戦…あるいは東風超卓での観戦であっても、物理的に「全員の手牌を見る」という事はなかなか出来ないし、
一人や二人の打ち方を観戦していても、何切る的なモノの見方しか出来ないので特に「進んで見たい」とは思わないんですよね。

逆にTVやMONDOなどの中継では全員の手牌が分かる半面、場状況や捨て牌が認識しづらくてオリの技術などが分かりづらい、
という難点があって、結局は全員の手牌が見れても大した差異がないと思えるんですが、ネットだと打牌が早すぎて混乱する面以外はw
ブラックボックスの部分が無くて、「本当に高いレベルでの麻雀を、臨場感(打ち手の悩む姿とか)まで感じながら見ることが出来る」と
言った面も含めて相当に面白いし、なんか毎週観戦してる俺って幸せだなぁなどと思いつつ、一人で盛り上がっています。笑

この辺で感じた事は、後日雑感日記(最近書いてないおかげで、またネタも結構たまってきました)として改めて書く予定です。


少し話を戻して…
ここまで大会運営を進めてきて、それでもまだ…参加者の皆さんがどういう思いで参加しているのか、本当に楽しんでもらっているのか…
という部分が私自身(おぼろげにしか)見えていないというか、分かっていない部分があると思います。

なので大会終了後に、大会に関する簡単なアンケートなどを(掲示板、あるいは申請フォームの原理を使いながら)取る予定です。
これは特に強制ではありませんが、この大会で感じた事や運営・システムに対する不満などがあれば是非書いてもらいたいと思います。

またそれに加えて更に、今回の大会を主な契機として「盛り上がれる場所」ってのを用意しようかなと考えています。
…少々言い方が回りくどいのでもっと端的に言うとw、大会の打ち上げをやります。
この打ち上げについては(大勢の方が集まれるせっかくの良い機会という事もあるので)、今回の大会参加者だけにとどまる事無く…
普段からこの日記を読んでいただいている方ならどなたでも、参加可能な形にしたいと考えています。
大会打ち上げ兼日記オフ?のような感じで、大会の話や日記の話を肴に大勢で盛り上がることが出来れば、と。

これについての詳細は、また大会終了後にお知らせしたいと思います。これを読んでいる皆さん是非、参加を検討してみて下さい。


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