泉さんと新たぬで打ってきた。


会社が馬場に近く、仕事が自分より先に終わる事の多い泉さんが先にフリーで打ってて、そこに遅れて着いた自分が同卓希望で入る…
といういつも通りのパターンで打ち始めたんだけど、今日は開始早々の東1局起親で目の覚めるような聴牌が入った。

 ドラ

「あれ、これ本当に18000あるよな?」などと、頭の中で何度も無意味に手牌を確認してしまった。
本当に開始5分も経たないうちに、あまりに呆気なく仕上がったんで…何か少し現実的な感じがしなかったとでも言うか。

そんな、軽く浮かれ気味のタイミングで下家からリーチが入った。
自分の待ちが下家に対しても危険牌になるし、どうせ200%ゼンツなんだからって事で自分もツモ切りで追い掛けると、
数順の後に下家が見事に当たり牌を掴んで18000をロン。

そして次局と次々局も自分の手が仕上がって、リーチを掛けたら何と2回とも一発ツモで4100オール2枚&4200オール2枚。
ゲーム開始10分くらいで…東1局の途中で持ち点7万弱になった上に下家を飛ばし、祝儀14枚浮きでラスト。

…これ普段だったら、そのあまりのツキまくりぶりに「うは(ry」などと、日記のテンションも最高潮に達する所ではあるんだけどw
本当に開始早々のタイミングで異常なくらい事が上手く運びすぎたものだから、打ってる途中に何か恐くなってきてしまって
「俺、今日車に轢かれて死ぬんじゃねーか?」とさえ思えてきてしまった(まぁ大袈裟だけど、それくらい実感がなかったという事で)。

そして次のゲームも、泉さんにダマの満貫を打ち込んだりして序盤こそ劣勢だったんだけど、
ほぼ全てのタイミングでやたらと面前手が仕上がる。そんで曲げたらツモって裏が乗って…みたいな事の繰り返しで、気が付いたら
一度も泉さんから直撃で和了してないのに持ち点は4万を越えていてまたトップをゲット。まさに「上手く行きすぎ」の展開だった。

そして今日のツキの象徴的なのが、ラス半を掛けた最終ゲームのオーラス。
序盤の猛烈な確変も一段落して、持ち点700点の断ラスと言ういかにも自分らしい状況で…5万超えの親の泉さんから先制リーチが入った。

この店は基本的に箱下精算は無いんだけど、ただ箱下で1万点を超えると相応のマイナス(固定額)が加算されてしまう。
それでも自分は泉さんのリーチがまだ5順目くらいだったもんで「どうせリーのみでしょ」ってなノリで適当にゼンツしてたんだが、
それでも仕上がりそうになかったんで「まぁ増えないよりはマシか」と思って流局前に仕掛けて、2000点の聴牌を取った。

するとここで泉さんがを暗カン。この暗カンで新ドラが乗って自打点が3900になり、しかも自分にハイテイが回ってきた。
自分と3着目とは10700点差で、一応満貫をツモれば(泉さんのリー棒込みで)逆転にはなる。

ここでハイテイでツモればまさに「大逆転の3着」だなぁ、とか思いながら気合を入れてハイテイ牌を「むん!」と取って来たら、

居たあああああああああぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

ハイテイ・食い三色・ドラ・カンドラの満貫で3着に浮上してラスト。こりゃもう、中途半端なトップ取った時より嬉しいんですけど。
しかも泉さんはいきなり「くそー、当たり牌見逃したよ」とか言い出すし。何でも自分から出和了しても7700にしかならならず、
前に書いた通り箱下精算がないこの店では、裏が乗らないと単なるプラス70円の和了にしかならないからだとか。
それにアンコ手だから裏も乗りづらい形だったって話だったんで、「ふーん」とか聞きながら局後に何気に裏をめくってみると、
何と裏ドラ表示牌が

…… ( ´,_ゝ`)

思わず顔を見合わせる二人。面白かったんでついでにカン裏もめくってみたんだけど、なななんとカン裏表示牌も!!

うはwwwwwおkwwwwwwwwwwww


いや〜、一歩間違えれば最後の最後で「○ね日記」になる所でした。ほっ、めでたしめでたし。

結果:2−0−2−0 +8600

何かゲットした金額以上に満足感がある。やっぱり麻雀は人が嫌がるような、「何だよそれ」的なアガリを繰り返した時のほうが楽しいね。


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