自宅の近所にある雀荘「まぁじゃんぱたーん」に行ってきた。

この店は自宅から徒歩で行けるくらいの距離にある雀荘で(しかも5分と掛からない)、結構以前から気にはなっていた店なんだけど…
自分の住んでいる街ってのは特に学生街や繁華街ではなく、ごくありふれた住宅街って印象しかないし、そういう場所にある雀荘ってのは
客層とかの傾向が全く見えないものだから、中の様子とかが想像しづらくて…以前から「何かちょっと入りづらいな」って印象を持っていた。
外から見る店の様子も、何か「この店本当に営業して(客入って)んのかな?」みたいな…閑散とした雰囲気しかなかったし。

ただ今日は地元で雑用を全て済ませたのが20時半を過ぎた頃で、さすがにこの時間から都心まで移動して…ってのには無理があるし、
まず一回行ってみて雰囲気が淀んでたりしたら速攻で帰ろう、点5だし金銭的な被害にしてもほとんどないだろうから、ってな感じで
まずは行ってみるかと、歌舞伎町にあるピンの雀荘に新規で行く時よりも緊張しながらw とりあえず店に入ってみた。

するとこれがまた意外な事に、店内はビルの入り口の狭苦しい印象とはうって変わって…驚くくらい広々としていて、しかも内装や設備も
都心の流行っている雀荘と全く引けを取らないくらい小綺麗でかつ新しかった。
「あれ、近所にこんな雀荘があるんならもっと早く来てたのに」みたいな、良い意味で驚きの印象しかなかった。
(その時立っていた1卓と待ち席にいる一人の客あわせて5人が全員、場末のピン雀を思わせるじーさんだった事を除けばw)

その後、ルール説明を受けてゲームへ。
レートが点5の5−10って事以外は何も知らない状態だったんだけど(事前にネットで店名を検索したりしても全然ヒットしなかったし)、
スタンダードな点5雀荘のルールで特に変わったルール設定なども無く、この辺はすんなりと行く事ができた。
あと鳴き祝儀があるってのは単純に嬉しかったけど、ゲーム代が350円ならトップ賞100円は無しにして欲しかったなぁ。

メンバー2入りと待ち席で待っていたオヤジとでゲーム開始となる。
この同卓したオヤジはマナーはともかく愛想は良くてw 特に嫌な思いはしなかったのは幸いだった。

ただメンバー(の内の片方)が…別にマナーが悪かったとかそんなのは無かったんだけど、牌の切り方からしてもう大爆笑モノ
「あーあ、間違った方法で麻雀覚えたんだろうなぁ」としか思えないような、トリッキーでかつ何と言うか「素直じゃない牌捌き」だった。
これは文面で表現するのが難しいんだけど、フリーによく行かれる人なら…大方自分の言わんとしている事が読み取ってもらえるかと思う。

しかも途中で客が二人来て、待ち席でその客を長時間待たせている状態なのに、そのメンバーはそれを意にも介さず猛烈な長考の連続…。
店の方針とか色々あるだろうし、あまり口を挟む気もないけど…ただメンバーにしてはあまりにも、ゲームに熱中しすぎかと思いました。


今日の麻雀は、全体的に結構調子が良かった。
と言うか単に同卓した客のレベルがプ…って感じもするんだけどw なんかダントツトップ目なのに2着目の自分のリーチにゼンツして
8000を打ち込んでくれたりとか、3フーロしてる染めの親にノータイムで染め色のドラを切って18000に刺さるとかの繰り返しで、
たとえ自分が苦しんでいる時でも勝手に頂上から転がり落ちてきてくれるような事の繰り返しだった。本当に「楽な麻雀」だった気がする。

そしてそんな対戦面子に恵まれた状態で、さらに「こりゃツイてるなぁ」と思えるような事も結構あった。
一つ目はオーラス僅差の2着目で、自手に赤2枚入り&ドラ3枚めくれ状態で(自分と他家の暗カンが入って)好形の聴牌をした時の事。
その時は対面のオヤジが先制していたんだけど、もうここまで来れば後は勝負と思って切った(追い掛けた)牌が無事セーフ。
でもってハイテイ直前にオヤジが自分の当たり牌を見事に掴んでロン。ここで3枚ある裏ドラをガバッ!とめくってみると…。

あ、自分が暗カンした8sがモロに乗ってる。

うはwwwリーチ赤2裏5wwwwww倍満だってwwwwwwww

あーあ、これがピンの祝儀500円とか1000円の店だったらなぁ…などと、アガッてから思うあたりが浅ましいけどw
このサギ和了でトップをゲットした時もあれば、オーラスの3着目でツモリ三暗刻の形を見事ツモり上げて裏を見たらまたモロ乗りで
ハネ満3枚(出和了で裏が乗ってなかったら1600w)とかインチキ臭い和了なんかもあり(まぁこの時は2着に浮上しただけだけど)
結局5G打って見事、ラスを引かずに終わる事が出来た。

精算後に「一応今日の晩飯代くらいは出たかな?」とか思って所持金を確認してみると…あれ、なんか妙に増えてる。
自分の中では「点5のフリーってのは金が増えないモノ」ってな固定観念を持ってたものでw これはちょっと嬉しかった。

結果:1−3−1−0 +3250

2着が全て4万点前後の2着だったり、前述した「倍満7枚」とかインチキ臭い和了が何気に効いたのかも知れない。
ただ4万点前後の持ち点がありながら2着に甘んじているって部分は、逆に「まだまだ詰めが甘い」と言える所なんだけどね。

ただ今回はそれより何より「終電を気にしないで打てるってのは本当に素晴らしいなぁ」と、改めて思えてしまった。
ちょっと打ちたいなぁと思ったら歩いて行けて、2時くらいまで打っても歩いて帰れてすぐ寝れる。うは、こりゃ贅沢だなぁ。笑

店自体は及第点以上だったと思うんで、あまり時間に余裕のない時とかに「軽く数ゲームだけ」な〜んて時はこの店で決まりかな。


-CLOSE-