歌舞伎町の「わくわくゼミナール」に再び行ってきた。

19時頃に店に辿り着いたんだけど、中に入るとセットが1卓立っていただけで、なんとフリー客が一人もいない。
いくら朝からの雨で天気の悪い日って言っても一応祝日なんだし、それでこの客入りって…この店大丈夫なんだろうか。

ほどなく、暇そうにしていたメンバーが待ってましたとばかりに「よろしければスリー入りで卓を立てますが…」と訊いてくる。
別にイヤという理由もないんで、そのままスリー入りでゲーム開始となった。

1G目は幸先よく加点してリードを広げたものの、途中6000オールをツモられたりとか二軒リーチをかわし切れずに親に放縦とかで
あっという間に点棒が消え去ってしまい、南3局を迎えた時点で残り3000点(トップ目は6万点超)という悲惨な状況になってしまった。
素点が重要なルールって事を分かっていながら何たるザマだ、と情けなさを感じながらも…それでもオーラスに親番を残していた事もあって
最後まで見苦しく抵抗してやろうと必死にもがいていたら、その南3局で上手い具合に平和赤2の聴牌がスコッと仕上がった。

まずは軽く反撃の狼煙をあげてやるか、と当然速攻で曲げたまでは良かったんだけど、ここで6万点超のトップ目がダマで「ツモ」の発声…
あーあ終わってしまった、こりゃ全く最悪の出だしじゃねーかとガックリ来ていたら、

「700オールです」(500オールの2本場)

…何と369sのノベタン3面待ち?をダマでツモって「ツモのみ」で和了するトップ目。これは自分から見たら信じられん緩手ではあるけど、
それよりもここで不思議なのは「おいおい、まるで生殺し状態だな」とかいう類のマイナス思考は全く浮かんで来なかったこと。
むしろ「うはww後悔するぞテメwww」みたいな感覚しか無くて…今にして思えばなんでそんなプラス思考だったのか分からんけど、
その感覚はまるで未来を予知していたかのように、この飛ばし損ねの被和了から急に展開が良くなって、残り1300点という瀕死状態から
最後のリー棒を使って赤2枚使いのクソ待ち追い掛けをツモって満貫和了にしたのを皮切りに、オーラスの親番でも7700出和了&
4100オールをツモ和了して、なんと一気に原点近くまで点棒を回復する事が出来た。

さすがにトップまでは無理で2着で終わったけど、この状態から+に戻したのは当たり前だけど大きいし、この展開がこの後のゲームにまで
良い感じで影響してくれればなぁ…などとこの時は思っていたんだけど、やっぱあれですね、麻雀に流れなんつーもんはありませんでした。


同卓していた3人のメンバーのうち2人は、言葉遣いや麻雀中の動作なども丁寧で好感が持てたんだけど、
1人がまた勘違いタイプの典型みたいな打ち手のメンバーで、点数申告とか動作も雑な上に一人掛け声等も無しで、結構感じが悪かった。
それでもまぁ平和赤1をダマで和了してるようなプゲラッチョな奴だし、普通に打ってりゃ苦もなく勝てるだろうと気にせず行こうとしたら…
あっけなく自分がそのメンバーに放銃。とその時、何とそのメンバーは片手で牌をバタバタを3度に分けて倒牌してボソッと「3900」。

…別に他の客にそんな事されても何とも思わないけど、それについ最近の日記でも書いた通り気にしちゃいかん事なんだけど、
それでもあなたは一応メンバーでしょうが…いくら何でもメンバーでそれはねーだろ、とつい軽〜くカチンと来てしまった。

自分の場合、麻雀で少しでも精神的にイラついてしまうと必ず負けてしまう。それこそ不思議なほどに、勝てなくなってしまう。
結局この時も「くそー、何とかして(このメンバーに)痛い目を見させてやる」とか軽く冷静さを欠きながら打っていたら、自分が3着目の
オーラスでそのマナ悪メンバーにダマの12000を放銃してラスに転落し、見事なほどに自分自身が痛い目を食らわされてラスト。
あー、本当に麻雀って理不尽ですね。

その後は一応トップを取ったり地味にチップ回収に励んではいたんだけど、どうも無意識のうちに冷静さを欠いてしまっていたせいか、
至極単純な受け方を間違えて待ちをクソ狭くしたり、勝負すべきでない場面で「一枚だけ!」の悪い癖が出たりと内容そのものが悪く、
結局スッキリしない展開のままマイナスで時間切れとなってしまった。

結果:1−2−0−2 −2400

2Gサービスと地味なチップ回収のおかげで、予想よりは被害が少なかったのが幸いだった。

なんかそれにしても、今日は自分の精神力の弱さをまたしても痛感してしまったなぁ。
日記で書いていた事をキッチリ実践出来るレベルに達するまでは、もう少し(本当か…?w)時間が掛かりそうです。


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