さかえ新宿店に行って来た。

この店は響さんがメンバーとして約半年前から勤務しているって事で、前々から「機会があれば行くんで」みたいな事は言っていたんだけど、
なかなか自分の都合が合わずに行くのが延び延びの状態になってしまっていた。
2週間前にもやっと行けるタイミングが出来たんだけど、その時は響さんが夜番でかつ土曜日はリーグ戦という事で、
さすがに金曜とか日曜の夜にオールは厳しいって事で断念したという経緯もあって、今回は本当に「ようやく」といった感じである。

新宿で別件の所用を済ませて、18時半くらいに店に行った。
新宿店はまだオープンして日が浅いって事もあって店内は綺麗だったし、メンバーの接客にしても…響さん本人の接客も当然の事ながら、
さすが業界大手と思わせるだけのソツのない接客だと思った。
(一人新人さんがいて、掛け声の時に舌が回っていなかったのが少し可笑しかったけど)

響さん本人からルール説明を受けて、「ま、後は分かるよね」などと結構端折られた説明を受けながらw 程なくゲーム開始となったのは
いいんだけど、案内された卓に座っていた3人が3人とも、自分より年齢がダブルスコアを超えているようなオヤジ連中で…
さかえに行くって事である程度は覚悟は出来ていたんだけど、まさか早速こんな包囲網に囲まれるとは思いもよらなかった。

それでも最近は色んな店に行く事が増えて、多少のマナ悪くらいなら耐性がついてしまったんでw
態度の悪いオヤジでもいれば逆にネタにしようか、くらいの軽い気持ちで臨む事にしたんだけど、意外と…と言うか自分が思っていたよりは
オヤジ連中の挙動はまともで(と言っても決してマナーが良いとは言えんがw)、腹が立つような事もほとんどなかった。

でもやっぱりオヤジだけあって、一番際立っていたのが牛歩具合だった。一応序盤こそスイスイ進む事が多かったんだけど、
何の仕掛けも入っていない中盤で、聴牌間際でもないのにただ自分の手だけを見ながら急にテンポがスローになる事が頻繁にあった。

しかも見ていて面白かったのが、普段牛歩のオヤジに限って他人の長考には耐性がなくて、すぐにイライラしていたって部分。
自分の下家なども先ツモこそしなかったけど、自分が牌を切る動作に入る前にすでにツモ動作に入って…いかにも早く切れと言わんばかり。
この辺は軽く鬱陶しかったが、まぁ早切りの訓練とでも思って(オヤジ相手だし長考もいらんだろうと思ったのもあるけどw)打つ事にした。


この店は2着の持ち点が25000点(日によって基準点には変動があるけど)以上ないとマルA扱い(一人浮き三人沈み)となり、
一人勝ち状態(トップ以外のウマが全部マイナス)となる。って事でこの辺も意識しながら打たないとなぁとか思っていたら、
早速1G目に自分が24000点持ちの2着目でオーラスを迎えるという、マルA阻止ギリギリでの攻防が展開される事になった。

ここで1000点でも和了すればクビが確保出来るという展開で見事、好配牌に恵まれ…たまでは良かったものの、
以降の自分のツモが同卓していたオヤジ共の顔並みにクソで(暴言w)、全く進展しないままトップ者に逃げ切られてマイナスの2着…。
クビの切れた2着って本当に意味がない、って事を精算時に思い知らされながら次のゲームへ。

この次のゲームで、オヤジ麻雀の脅威を目の当たりにする羽目になってしまった。
上家のオヤジがおもむろにをポンしている局面で、自分が赤2枚入りの3900か何かをテンパイした時だった。
この時の自手の最終形から浮いていたのがだったんだけど、この牌はオヤジが既に鳴いている事もあったし、
これは危険だとかその類の意識を全く走らせずに余裕を持って切ったら、なんとそのポンをしたオヤジから「ロン」の声が…

  ロン ドラ

「満貫1枚」

ちょwww何考えてんだジジイwwwwwwww

orz

思わず半笑いで8000は9500の一枚を払う俺。いやはや、オヤジ麻雀は奥が深いです。ホントに。

てな感じでこの先も常に後手を取る展開が続いたんだけど、やっぱり緩手の多いオヤジは結構簡単に放銃してくれる事が多くて、
イマイチ波に乗れない展開ではあったけど、悪いなりには最終的に一応まとまった順位分布を出す事ができた。

結果:1−3−1−0

これでまぁトントンくらいか、ってな感じで…最後響さんが仕事上がりになるまでの待ち時間に、待ち席で所持金を確認したんだけど
何故か何度数えてみても札の枚数が2枚ほど足りない。これはおかしい、もしかして卓に金を置き忘れて来たんじゃないか?などと
思ったりしたけど、冷静に考えてみたらチップで相当やられていた。倍満5枚オールとか「ハネセンゴ」とか不愉快な申告を何度も聞いていたし。

結果:−2200

今回、響さんとは卓回しの都合で同卓にならなかったのは少し残念。
ただそれでも横の卓で響さんから「8000オールの4枚です」とかいう申告が聞こえてきた時は、あー同卓しないで良かった、
などと少し思えたりもして。笑


22時半にようやく響さんが上がりとなって、その後軽く飲み屋へ。
最近の生活とかプロ活動の内容について話を聞いたりしていると、意外な事とか改めて考えさせられる事が沢山出てきたなぁ。
あと、思ったよりは元気そうだったんで?それは本当に何よりだった。とりあえず無理はしない程度に、頑張って欲しいと思う。

少し話し込んでしまった事もあって、0時半頃にお開きになった。
それでもまだ終電は余裕で走ってるだろう、などとタカを括っていたら…池袋駅の西武線乗り場には綺麗にシャッターが降りていました。笑
まぁそれでも久しぶりに響さんに会えた事だし、むしろこれならもう少し話も出来たかなぁ、などと思えたりもして。


2G分のサービス券も貰った事だし、機会があればまた行こうと思う。


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