毎日の日記でくどいくらいに言っている言葉で、「負けた時の印象はいつまでも残る(後々までに引きずってしまう)」ってのがあるけど、
その中でも特に…今になってもなお忘れられないくらい、強烈な「負けの記憶」は何があるだろうと改めて思い返してみた。

すると真っ先に、とある二つの記憶が甦った。
と、どうせだったらあと一つ思い出して「今までのショッキングな負けベスト3」にでもした方がバランスが良いかなとも考えたんだけど、
どうしてもこの瞬時に思いついた二つの記憶以外に、これに並ぶような負けの記憶ってのが思い出せない。
って事で少々バランスは悪いけど、この過去の二つの衝撃的な(そんなたいそうな話でもないけどw)負け話をちょっと書いてみます。

一つ目は、過去に自分が飯田橋東風荘によく出入りしていた頃の話。
メンバーとか関係者にMu(麻将連合)の関係者が比較的多かったから…かどうかは分からないんだけど、
その東風荘グループの店舗で過去に一回だけ、Muカップの大会の一次&二次予選が開かれる事になった。
最初は自分は大会にはさほど興味がなかったんだけど、まぁメンバーとか知り合いの付き合い的な(顔を立てるような?)部分もあったし、
それに競技ルールの麻雀を一度は経験しておいた方がいいかな、とも思ったのもあって参加する事にした。

競技ルールの難しさ…特に満貫クラスの手の出来にくさと、その加点のしづらさから来るミスとか失点への慎重な対応が求められる部分など、
結構手探り状態ではあったんだけど、幸運に見舞われた事もあって二次予選のボーダーを越えた状態で最後のゲームに臨む事が出来、
その最終ゲームもオーラスを迎えた時点で、(3着とは言えど)3万点オーバーの持ち点をキープしていた。
ここで無理にトップを狙わなくても、よほど大きな手をツモられたりしない限りは二次予選通過をほぼ手中に収めていた…はずだった。

そして、そのオーラス。
自分の下家に座っていたのは渋谷東風荘の常連らしき女性で、軽く天然というか不思議系で且つあまり見た目が可愛くないという、
自分が最も不愉快に思…あ、いや失礼、何と言うか軽く苦手とするタイプの女性って言うのかな、はは、まぁそんな感じだった。
女性はそのゲームで一人だけ断ラスでかつ、決勝進出の目が完全にゼロの状態だったんだけど、どういう訳か仕掛けていて…。
と言っても翻牌を一副露しているだけで、到底手役の想像とか聴牌云々の想像が付きそうも無い形だった事はよく覚えている。

その時の自手は聴牌していた訳ではなかったんだけど、和了&逆転も十分見える形だった。
ルールの特性を考えたらこのままベタオリでもいいのかも知れないけど、まだ警戒するレベルでもないだろうと判断して少し前に出たら、
何とその女性から「ロン」の発声が。
って…ロンってちょっと、もう(決勝進出の)目がゼロなのになんで和了するの、などと思ったのもほんの束の間だった。

その女性の公開された手牌には、9mと字牌しかありませんでした。

呆然としている自分にその女性は、ものすごい勢いで卓上に出した右手で指を必死に折りながら「ホンイツぅ、トイトイぃ…」と数え出す。
この癇に障る行為に完全に頭にきた自分は、手役の点数を数えようともしないで12000点を支払おうとしたら(今にして思えば大人げないがw)

「いやっ!もっと(点数)あるっ!!」

と、その女性から結構すごい剣幕で怒られてしまいました。

決勝進出を潰す和了をしてくれた上に点数計算出来ない奴になんで怒られなきゃいけないんだ、などと自分勝手な事を考えながら、
自分の大会はここで幕を閉じる事となった(ちなみにその女性も当然予選敗退なんで、念の為…)。

この時の事を思い出すと、未だに軽くこの女性を張り倒(ry くなる。


…ちょっと長くなったので、残りは明日書く事にします。


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