先週に引き続き、歌舞伎町へ新規雀荘の開拓に出かけた。

最初に目に付いたのが、新たぬと似たレートの「わくわくゼミナール」だったんだけど、相変わらず東南戦を打つには時間が微妙だったんで
(自分は腰が重いと言うか行動までがなかなか遅くて、家でも「出かけよう」と思ってから実際に出かけるまで数時間かかったりする…)
また今度って事で別の店へ。そして色々調べている道中、最近オープンした「もえはうす」の二号店が目に付いたんで、
財布の中に諭吉さんが6枚入っている事を確認してから、「ネタになりそう」くらいの勢いで…あまり深く考えずに入ってみる事にした。

ただそれでも、エレベータに乗ってる時は多少緊張した。
さすがに1−3−6&1チップ1000円のスパイシー麻雀を打つのは初めてだし、結構「自分の知らない世界」って感じだったから。

店に入ると何故か尾崎プロが打っていた。
以前に一号店時代にもえはうすに勤務してた事くらいは知ってるけど、今日はどういう由縁があっての事なんだろう…?
自分が別の卓に入ってすぐに見かけなくなったんで、多分客打ちで来たんだろうとは思うけど。

その時点で卓が立っていたのは2卓(3卓しかない店だけど)だったんだが、その尾崎プロが打っていた卓ではない方の奥側の卓が
なんか異常なくらいに盛り上がってて、非常に(異常に?)やかましかった。
なんだ、うるせーセットだな…あんなにやかましくしてメンバーも注意しないのかよとか思っていたら、程なく

「お待ちのお客様、奥の卓にご案内です」

…ちょww あれフリー卓ってwww

かなり嫌な予感を感じつつも卓へ着き、ゲーム開始となった。
一応やかましくしていた(馴れ合っていた?)客も、新規の自分が入ると程々におとなしくはなったんで、害は全くなかったけど。
(それでも結構何やかやとやかましかったがw)


いや〜、それにしても今日は散々な内容だった。
特に衝撃的な場面ってのはなかったんだけど、先制すると追い掛けに打ち負け、キー牌をポンされ、どういう訳か自風は常に鳴けず…
の繰り返しだった。特に風牌の鳴けなさは異常なくらいで、「これは簡単に2000の1枚がサクッとアガれそうだ」ってな形であっても、
自風の南とか北がどういう訳か出てこない。仕方なく9sからポンとかせざるを得ない状況になってしまい、後は絞られて終了…
みたいな事の繰り返しだった。

その上、今日は自分のリーチが和了に繋がった記憶がほとんどない。
一個だけ覚えているのは、ラス目のオーラスでツモ裏条件でまくれる所でリーチしてツモってのはいいけど、結局裏が乗らずに
100点差でラス(結果ラス確)になった時の和了くらいか。誇張ではなく本当に、面前和了ってこれくらいしか無かった気がする。

前にも書いた通りウマが3−6でチップ1Kなので、千円札がほとんど紙切れみたいな状態になってw 呆気なくヒラヒラと飛んで行く。
なんかパチスロ打ってる時の感覚を思い出してしまった。
全くアガれそうな形にもならなかった後半のゲームの感覚はまさに、スロで種無しって事が分かってるにも関わらずサンドに千円札を
ブチ込む時の絶望感に似ている気がする…って、スロット打たない人には少々分かりにくい例えですんません。

あと、先週クイーンバニーに行った時は「面子がヌルいし、1−2−4って言っても客層は大した事がないな」とか思ったんだけど、
さすがにこのクラスになると明らかにヘタみたいな打ち手はおらず…テンパイしなきゃいけない場面では絶対にテンパイしてくるし、
欲しい牌、鳴きたい牌ってのもそう簡単には出てこない。この辺はさすがというか、「楽には勝てんな…」って感じだった。

しかも点5とかやわピンの客層とか雰囲気と比べて、基本的に何かが違う。
別にマナ悪がいたりとか言う事は無くて、むしろ皆点数申告が本当に丁寧で驚いたくらいなんだけど(ほぼ全員「ですます」調だったし)、
やっぱ根本的に異質のオーラを感じる。もちろんこのレートに対する慣れもあるんだろうけど、客が皆自信に満ち溢れているとでも言うか…
(点5とかによく居るような「(自分の実力を)勘違いしている人間の自信」とは当然別種のものなんで、念の為w)
迷いとかひるみを全く見せようとしない部分が結構重圧になって、逆に自分が多少ひるんでしまった部分もあるかも知れない。


結局ラス半をかけたゲームでも、自分がアガるかトップ目がオリて流れるだけでもトップをゲット!という状況になったんだが、
なんとトップ目がハイテイに「ハイテイツモタンピン三色赤ドラ2」の8000オールを和了して大損害の2着で終了。
なんかこの和了が今日の自分自身の出来を物語っているような気がするなぁ…。

結果:1−4−1−4 −19200

えーっと、フリーの総合収支が一気に悪化してしまいました。
なんかトップページの成績も、マジで見る所の全く無いデータになってしまいそうだ…。

あと今日はオーナー(一ノ瀬萌プロ本人)が居なかったのは少し残念。


店を出て、ワールドカップの中継で盛り上がる歌舞伎町を後にして地元の駅に着いた頃、何か忘れている事に気がついた。
…もえはうすに傘を忘れてきてしまった。踏んだり蹴ったりとはまさにこの事のような気がする。

結果:傘一本 −1029

それでもまぁ何だかんだ言っていい経験?にはなったと思う。
予想していたものと店の雰囲気とか、それに客の雰囲気とかも少し違っていたし。実際に行ってみないと分からん事って、結構あるもんだね。

来週はちょっとマッタリした東南戦の店でも行こうかな…。


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