歌舞伎町の雀荘「クイーンバニー」へ行ってきた。

と言っても(失礼かも知れないけど)前々から「この店には是非行きたかった」と言う訳ではなくて。
前々から歌舞伎町東風戦のフリーに一度は行ってみたいって思い自体はあって、今日は実際に歌舞伎町近辺を歩いてみて物色してから
どの店に行くか決めようかとか考えていたんだけど、雨の中傘を持ってなかったもんで「もう手っ取り早く決めてしまおう」と思った矢先、
真っ先に目に付いたのがこの店だった。
一応「尾崎プロの店」くらいの予備知識はあって、多分接客とかで不快な気分にはならんだろうと思って決めたってのもあるけど。

響さんが勤務している「さかえ」も目に入ったんで、行こうかなとも思ったんだけど、東南戦を打つにはちょっと微妙な時間帯だったのと
何となく気分が東風戦モードだったんでw また次の機会にって事で…いや社交辞令じゃなくて、本当に行く気はあるんで。


店に入ってルールの説明を受けている時と…あといきなり同卓する事になった尾崎プロにも言われたんだけど、
「普段東風戦は打たれていますか?」とか「このルールは大丈夫ですか?」と結構何度も確認された。
まぁ確かに1−2−4の東風戦なんで、何かの間違いで?点5感覚で来るようなお客さんが結構いるからなのかも知れないけど。
(ちなみに「まぁそこそこ打ってます」などと適当な返事したが、とりあえず「このルール」ってだけなら別に間違ってはいまいw)

ちなみに最初から最後まで、メンバーの接客態度などは非常に良かった。
尾崎プロも本当に丁寧な口調&腰が低い感じで、とにかく「不快」と思った瞬間は一度もなかった。
それに近代麻雀の写真などを見ると、尾崎プロは多少オ○マみたいな写りになってるけど(失礼w)、実物は写真よりも全然良かったし。
(ちなみに何故か?1ゲームを除く全部のゲームで尾崎プロと同卓になってしまった)


てな感じでゲーム開始…して間もなく、親の尾崎プロが6000オールの2枚をアガる。
自手が結構好形だったのに、必要以上にひよってフラフラしていたら先制されてドカンとやられてしまった。
うーむ、結構レートにビビってしまったのかも知れん。これはいかん。

そしてその次の局、8〜9順目あたりでこんな手が仕上がった。

ドラ無関係

もうリーチして下さいと言わんばかりの手だと思いませんか?思いますよね?当然の事ながらノータイムで曲げましたよ。

しかし下家も対面の尾崎プロも全くオリる気配さえない。何だこれ、俺の待ちの広さわかってんの?ってか早く掴んでよ、
などといつもの如く願望だけを頭に浮かべていると、ほどなく掴みました。自分が当たり牌を。

「ロン」「ロン」

掴んだでダブロン…下家は3900の5400、尾崎プロは12000の13500。
この店は23000点持ちなんで当然トビ(25000点持ちでも飛ぶけどw)。


うはwwww開始5分で諭吉さんとオサラバwwwwwwっうぇwwwwwwwww


しかし全くなんでこんなネタみたいな展開になるんかね…はぁ。
でもここでオロオロ狼狽してはナメられると思い、表情一つ変えずに(って、実際は変わってたかも知れないけどw)次のゲームへ。

今回は…と言うか普段の客のレベルがどうなのかは分からないけど、何か知らないけど尾崎プロを除く残りの二人の客は
本当に全局向かってくるような感じで、先制されてもほぼゼンツオンリーだった。リーチの一発目からありえない牌がポンポン出てくる。
点5でもこんなゼンツしまくる奴いないぞ…みたいな感じだったんだけど、そのうちの下家のゼンツ男が、何故かこれがまた全く刺さらない。
リーチ一発目にドラとか赤とか叩き切られて、何度「300・500」とか言われた事か…全くどうなってるんだって感じだったんだけど、
ただ逆に上家の方はことごとく刺さってくれてw かなりウマーな(と言うか「それが出るの?」みたいな感じだったが)和了が何度もあった。
そして気が付いたら、いつの間にかカゴに1000円札が大量にストックされるほどの展開にまで回復していた。

今日はことごとく「和了出来る手で」赤が入ってくれて、アガる度にチップをゲットしていたような気もする。
ただ一応初体験のレートって事もあって…自分がアガりまくった時は脳汁出まくり状態になったもんで、当時の状況とかが全く記憶に無い…w
気が付いたら成績も手元の金も結構挽回していた、みたいな感じだ。

あ、そう言えば一つだけ覚えているのが…トップ目のオーラスの親番で5順目に平和のみを聴牌した時のこと。
これをチップ収支を考えてノータイム即リーして、そしてツモって裏を一枚乗せた日にゃ、まさに「うはwwおkwww」状態。
東風荘なら200%ダマだけど、こういうアガリもチップ麻雀独特で面白い(って、自分がアガれたから面白いとか言ってるだけなんだけどw)。

ただ今日は一つだけ、超〜〜〜悔しい局面があった。
オーラス親番2着目での超僅差な展開で、こんな手を聴牌した。

 ドラ

えー、言うまでも無く親でダマの 跳 満 確 定 です。

この時はもう超ドキドキしながら、早く誰でも何でもいいからさっさと掴め!こら!おい!みたいな感じで…
でも結局出ないまま下家が「リーチ」。下家の安全牌にがあるぞ、誰か降りて早く俺に刺され!と思ったら今度は対面のしけた顔したオヤジ
(このゲームだけ対面がオヤジだった)が何と追い掛けの「リーチ」。って対面の安全牌にもがあるからもう早く掴めやおい、いや本当に
お願いしますマジで頼むってアガらせんかいワレしばくぞ…などともう錯乱するような展開の結果は、ショボオヤジが嬉しそうに「ロン」でジ・エンド。

ぐあああぁぁぁああ…qあwせdrftgyふじこlp

これはマジで残念…しばらくの間、自手を崩して河に落とすのを意味も無く躊躇ってしまった。


ただラス半をかけたゲームでも尾崎プロの勝負牌で見事に12000を和了し、トップで締める事が出来た。
いやー、今日はなんかあっと言う間だったなぁ。

結果:3−1−3−2 +10100

最初はどうなる事かと思ったけど一安心。順位分布の割に万超えの勝利になってるのは、本当にチップサマサマって感じだ。
とりあえず(勝ったんで当たり前だけど)面白かったし、接客も良かったんでまた機会があれば行こうと思う。


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