最近のアーケードの通信ゲームには大抵、ゲーム筐体以外にセンターモニターという大型のディスプレイが設置されているんだけど、
MJ3ではこのセンモニを使って実戦譜のリプレイを「玄人の一打」などというタイトルで、しかも実況付きで流してくれる。

素直な目で見れば?このリプレイ機能は非常に良く出来ていて、本当に麻雀の局面をライブ中継で見ているような感覚にもなれるし、
ゲーム麻雀特有の演出効果(当たり牌が一目で分かったりとか、和了の時の演出効果など)もうまく生かされていて、結構惹きつけられる。

しかし、この中での実況の台詞…もちろんプログラムの組み合わせで、ある定型語を条件に合わせて喋るだけの実況なんだろうけど、
これが冷静に聞くと(良く出来ているがゆえに)かなり滑稽に聞こえて笑ってしまう。

この実況機能は豪華にも、解説+実況という二人のコンビでリプレイしてくれるんだけど、基本的にこの解説の声がまず笑える。
実況がオーバーな調子で喋るのはまぁいいとして、恐らくそれの対比で解説は「冷静な口調」を意識しての喋りのつもりなんだろうけど、
この解説はどう聞いても単なる棒読みで、やる気が感じられない。

実況の「この局面はどのように手作りを進めましょうか」との質問(まぁそれも質問としてはどうかと思うが)にも、

「東家、親なのでスピード重視で行きたいですね。」(棒読み)

…あの、何というかそれは解説というより願望に近い気がするんですけど。


そして、しばらくツモ切りとかが続いて展開が止まってしまうと、おもむろに解説がボソっと言い出すのがこの一言。

「見ている方が緊張しますね。」

しません。しかもそれ棒読みで言う台詞じゃないですから。


しかもこれとは逆に常時テンションが高くてオーバーな実況は実況で、謎のポイントで急に力を込めて実況を始める。

「西家、手が進まなぁーーーーい!!」
「東家、早く追いつきたぁーーーーい!!!」


…興奮する場面間違ってないか?マジで。


この解説&実況コンビの名言は他にも多々あるんだけど、特に印象に残っているのが、誰かが大物手を和了した時の解説の一言。

「北家、倍満です。」(棒読み)

…解説が実況しないで下さい。


それでもって極めつけが、MJでは比較的よくありがちなケースの…「おもむろにダイミンカンが入った時」の実況の一言。

「大迷惑〜!!」

…これを初めて聞いた時、ゲーセンで声を出して笑ってしまった。ここまで来ると完全に、意図的に笑いを取りに来ているとしか思えない。


このお笑…じゃない、大迷惑の動画が何とかネット上で落ちていないかと探していたら、上手い具合に見つかりました。
これ(25秒付近で問題のシーンは発生します)

ちなみにこのサイトのトップページはここになるので、これでMJに興味を持った人はw 一度覗いて見るのも一興かと。


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