週明けに誘われた、いつもの第二超卓面子でのセットに参加して来た。

今回の参加者は泉れい・Suzupon・ダンクん(麻雀新世界)・呂尚子牙の各氏と自分の五人…で最初は打っていたんだけど、
途中からBambi★さんも飛び入りで?参加する事になって6人でのセットとなった。


今日は1G目からキーとなる局面があった。
ノーホーラで迎えたオーラスの3着…だがラス目の親とは数百点差という緊迫した状態で、比較的早い順目で親から先制リーチを食らった。
その時の自手は、そこそこ好形の平和の一向聴で親に対する完全アンパイが1枚しかないって状態。

これは自分は、東風なら間違いなくゼンツしている。
絶対的なアンパイが1枚以下しかなければ押すと(原則的に)決めているのと、どうせここで親に点数が入るとほぼラス確定になる、
ってのが主な理由。そして東風に限らず、最近までリアル麻雀でも同様にこういう状況では「押し」を選択していたんだけど…
色々と考慮を加えた結果、ここでは降りを選択した。
とにかく素点が重要なセットルールで、平和のみの一向聴で押す価値は無いとただそれだけの単純な判断に切り替えただけなんだけど、
結果的にはこれが吉と出て、最終的には自分はノーホーラだったけど…無駄な失点をせずに3着のまま何とか凌ぐ事が出来た。

最近のセット日記で、自分は放銃を恐れるあまり押すべき牌が切れなくなってきている…みたいな事を書いたと思うけど、
ここでは自分の中では逆に「ようやくこのルールに対応出来る打ち方が出来るようになってきた」と言う、手応えに近いものがあった。
1ゲームの結果が吉と出た、ただそれだけでしかないんだけど…何故か分からないけど自分的には妙に満足のいくゲームで、
本当に何となくではあるけど、今日はいい感じで行けるんじゃないかなぁ…というおぼろげな予感めいたものがあった。

だけど、そう簡単に行かないのが麻雀ってヤツで。
2G目だか3G目だか忘れたけど、自分がダントツのトップ目という状況でオーラスを北家で迎えた。
親の下家のSuzuponさんは確か15000点以上離れた2着目。
とまぁこんな状況で自手に「強引に仕掛ければクイタンで和了出来るかも…」という程度の、微妙な配牌が来た。

自分はどんなにダントツ有利の点差であっても、最初からベタオリを決め込む事はほとんどしない。
和了出来る機会とか加点機会は絶対に放棄しないというのが基本的な考えとしてあるもんで、同じようにこの場面でも
「少々強引になっても仕掛けていって、自分が和了して決めてやろう」と最初から決めて鳴きに走った。

…結果、下家のSuzuponさんに三フーロさせた挙句にタンヤオのみの1500を和了されてしまったんだけど、
別に結果論で言ってる訳ではなくて本当に打ってたその時に感じたのが、「やばい、これは負ける…」に限りなく近い感覚だった。

キッチリ絞ってたら到底和了出来ないような形(Suzuponさん本人も「こんなクズ手で和了出来ると思ってなかった」って言ってたし)を
自分のアシストで和了されてしまった、そのツケを払わされるんじゃないかと…本当に何の根拠もないんだけど、とにかく強烈に
嫌な予感しか感じなくて。次局に入って「とりあえず1000点で蹴ればOKなんだ、頼むから軽い手入ってくれ」という自分の願いを
嘲笑うかのような、猛烈なクズ手が配牌で来た時点でそれは確信に近いものとなってしまい…そしてSuzuponさんは三順目にリーチ。
さ、三順目ならせめて満貫クラスの手ではないはずだ、安手だと言ってくれ…と言う自分の願いも空しく、
数順後、Suzuponさんの「6100オールの3枚」の声が卓上に響いた。

これもたった1ゲームの結果でしかないんだけど、何故か強烈に印象に残っていて忘れられそうにない…
トップ目の時の打ち方を、本当に再度検討し直さないといけないかも知れない。
以前なら「うるせー、正攻法でまっすぐ勝ってやる」って意識の方が強かったけど、今はそうじゃないから。とにかく勝ちに拘りたいし。


…っと何かここまで真面目な調子で書きすぎた気がしてきたんで、いつも通りアホな局の事でも書きますか。笑

確か後半のゲームだったと思うんだけど、自分が親番の時に誰か(覚えてない…w)が先制リーチした局面があった。
2着目でトップに非常に近い位置にいた自分は、放銃を回避しつつ何とか形だけでも仕上がりはしないものかと
比較的安全な牌を切りながらグルグルとローリングしていたら、どういう訳か役無しのリャンメンテンパイをしてしまった。

親番でもあるし、ここはノータイム追い掛け…と行きたい所なんだけど、待ち牌である58pはなんとその両方が自分の河にある状態。
ベタオリしないで中途半端にローリングしたりすると結構こういう事になるものだけど、さすがに両面待ちの両方がフリテンってのは
自分でも相当ひどい待ちだと思うし(しかも河全体を見ても58pは結構出ていて薄い状態だったし)さすがにこれでリーチするのは
アホすぎるんじゃないかと思ったんだけど、リーチ者に対するアンパイがほとんど無いし…せっかく張ったんだからと、結局最終的には
まぁ親だしツモりゃいいか、みたいなほとんど理由になってない理由で無謀にもリーチに出た。

まぁ当然刺さって後で後悔する事になるんだろうなぁ…と半ば自分自身に諦めを抱きながら、ツモってきた一発目の牌は…


赤5p!!!


キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!!
キタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
キタ━━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(゚∀゚)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━━ !!!!!
キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!
(以下大幅に略)


…えー、今まで長らく麻雀を打ってきたけれど、ツモった時にこんなにオーバーアクションを取ったのは本気で初めてです。笑
このオーバーアクションに加えてこのアガリ自体、他の三者はそれはもう凄まじく「うぜぇー」って感じだっただろうなぁ…w
ってか実際この和了で超興奮していたのって当然自分一人で、他の三者は「なんだよそれ」「ふざけんな」「○ねよ」などと
そりゃもうブーイングの大嵐だったけど、それでも自分がこういう立場に立ってやっと、分かる事が出来ましたよ。

勝った時ってのはこれらのブーイングも、その全てが快感であると。

もう今日はこの和了に尽きる。いやぁ、生きててよかった。


今回のセットは途中までちょい負け&チップは大幅負けって状態だったんだけど、最初にも書いた通り嫌なイメージは無かったってのと
この超ふざけた親満2枚の和了で風向きまで変わってくれたのか、この後自分は軽く炸裂しちゃいましてw
後半2Gだけで残り5枚しかなかったチップも19枚まで取り戻した上に+100近い成績を叩き出し、終わってみれば結果は

3−1−2−2 +4100

と、このセットで超久しぶりの勝利を収める事ができた。

いやぁ、久しぶりに泉さんの「マジ麻雀つまんね」節も聞けた事だし、今日はもう満足かな。
(あと今日はセット面子の事をあんま書いてないけど、印象日記で散々書いた事だし今日は特にいいかなって事で…)


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