久しぶりにフリーへ行ってきた。

送別オフで惨敗を喫してから、全くフリーに行こうという気分にならなかった(こう見えても結構打たれ弱いんでw)んだけど
ようやくその傷も癒えてきたって感じなのと、4月から始まった新しい仕事が何となく忙しくなりそうな予感があって
「今のうちに遊んでおかないと」って気もあり、久しぶりにフリーに足を運んでみた。

店はいつも通りの新たぬなんだけど…何かピンの店で比較的雰囲気が良くて、遊べる店って言ったらここくらいしか思いつかなくて。
新しい店に行ったほうがネタにはなるんだけどね。どっかにピンで良い店ってないものだろうか。


店に着いてそんなに待たされる事もなくゲームが始まった。
席に座ると点箱に万点棒がなかったんで「万点棒は…」と言ったら、上家のいかにも口数が多い割には動作は遅そうなオバチャン

「あら、ごめんあそばせ

…いきなり前途多難な予感がプンプンするんですけど…まぁ厳しい卓ではなさそうなのは幸いだが。

とりあえず気にしないで開局した直後の東パツで早々と仕掛けて、サクッと満貫手が仕上がった。
しかしドラと他の中張牌のシャボ待ちって事もあってなかなか出てこない。くそ、さっさと誰か掴んで早く楽になれよと思いながら
悶々としていたら、流局まで残り15枚くらいの煮詰まった所で…23466pの形から4pをツモってきた。

下家は一副露のピンズ染めで、捨てているピンズ牌は9pのみ。
二副露でタンヤオっぽい仕掛けの対面の親も、捨ててるピンズ牌は9pのみ。
シャボのドラ待ちの片方は赤含みだったので、自手はシャボに受けなくても満貫になる。
残り枚数はいずれも4枚。

さあ、何を切る…?
自分は特に深く考えず、一応9pの片スジにはなる&ドラよりは5pの方が出易いだろと思いながら適当に6pを切ったら、

「ロン」「ロン」

と、見事にハモられました。
と言ってもこの店は頭ハネルールなんで「助かった、親への放銃は免れたか」と思って多少ホッとしながら下家の手牌を見ると…

「12000」

…チンイツ赤1でございました。全くもう、開局早々「ラス半」と言いたくなるような展開である。

それでも最近はこういうネタチックな展開にも結構慣れてきて、まぁ先は長いし何とかなるだろうとさして気にしないでいたら、
自分の親番で上手い具合にオバチャンの加カンが入った所でテンパイ。待ちの形が6677sという美しい好形だったこともあって
カン裏もあるからもう待てん曲げてやれオリャ、みたいな勢いでリーチしたら何と6sを一発ツモ!

…裏が1枚も乗らなかったのが自分らしいが、この4000オールで混沌とした場はその後大乱れに乱れまくり、
南3局でトップ目が何故かオバチャン、2着が約5000点差で自分、ラス目が残り800点という状況になってしまった。
いくら自分が親番とは言え、1500の仕掛さえ気軽に出来ない状況に軽く重苦しさを感じていたけれど…
その南3局の9順目くらいに、こんな形になった。

12388m123p2346s

いやぁ、仕上がっちゃってすみません本当に。わはは。
勝ったも同然で勝ち金額がいくらになるかを計算しながらリーチしたら、見事に1s…ではなく7sをツモって
2600オールでラス目を飛ばしてトップをゲット。とても12000放銃スタートとは思えない、幸先の良い出だしである。

2G目も僅差のトップ目で迎えたオーラスの配牌が(よくは覚えてないけど大体の形という事で)
368999m12388s7p白 第一ツモ7m
という詐欺に近い形。2着目の親は必死に中とかポンしてたけど、もうほとんど自分の気持ち的には「悪あがき乙」ってな状態。
4順目くらいに9pをツモってきて、当然曲げると親がサクっと8pを掴んでロン。またしてもトップ。いやぁ〜、麻雀簡単ですなぁ。

そして3着を一回挟んで迎えた、ラス半をかけた4G目も好調。
トップ目で迎えた南2局の西家でこんな手を聴牌した(一部適当)。
99m222444p789s西西 ドラ2p
当たり牌が残り4枚生きているんで当然リーチ。西をツモれば倍満というビッグな手だったけど、生憎ツモってきたのは9m…
(…調子乗りすぎw)
この3000・6000で勝負ありって感じで、終わってみれば結果は

3−0−1−0 +9500

だった。いやぁ〜、負け日記を期待した方本当にすみません。あっははは(やっぱり調子乗りすぎw)。
3着が結構でかいマイナスの3着だったんで、これさえなければまた万勝ちだったのになぁ。
くそ、あの対面が起親の時の6000オールが邪魔だった…って、なんかバットでも飛んできそうだからこの辺で止めよう。笑


「やっぱあのセットが異常にレベル高すぎなんだよな。うん。」などと勝手に満足して、俺は帰路についた。


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