今までの東風の全戦績…は以前の日記でも載せた事があるけど、今回はその中でも「ワイ卓の成績」の話。




上の画像を見てもらえれば分かる通り、自分はワイ卓での成績が極端に悪い。
実はこのボロボロの成績でも最近まだマシになった方で、少し前まではワイ卓の平均順位は3を越えていた。
これを「短期間の少ない試合数での成績なんだから、上下に変動するのは当たり前」と単純に考えて済む話なんだろうか。

このワイ卓のひどい成績と、(ルールとか状況が異なるとは言え)普段のセットでの負けに共通して言える点がある。
それは、対戦相手のレベルが共通して高いということ。

画像を見ても一目瞭然なんだけど、ワイ卓の他家平均Rは超ランのそれよりも100近く高い。
そして普段のセット面子のレベルも、言わずもがな。
これは…相手が強いんだから勝てなくて当然とも思えるけど、自分の麻雀が強豪には通用していないという考え方も出来ないだろうか。

自分の麻雀は、自身の信条的な問題(まぁ過去の日記で、自分がどのような形で伸びてきたかを見てもらえれば分かると思うけど)
で、相手が誰であろうが常に自分自身の麻雀を打つように…つまり特定の他家とか、他家の強さとかを意識しない打ち方を心掛けている。

つまり相手のレベルに関係なく…例えば手の内にドラの翻牌が2枚あれば、断ヤオっぽさを残すようなブラフを一切考えない仕掛けをするし
(中張牌ポンした後に123チーとか客風牌ポンとか平気でやるし)
染め手を作る時もブラフを意識する事はまずなく、上家が誰であろうがいつも極端な…あからさまな捨て牌で染めるし、
(仕上がりが悪くて)河がどんなにぬるい状態になっていても、14順目あたりに平和のみを聴牌した場合迷わず曲げたりもする。

つまり「このレベルの打ち手なら当たり牌とか仕掛けられる牌なんてそう簡単に出ない(から色んな手を使う)」という発想ではなく、
「相手が何を切るかなんて自分には分からん、自分は自分の最善を尽くすだけ」という発想が自分の中にある訳なんだけど、
このあくまで自分中心の思想が(特に対強豪に対して)本当に正しいのか、最近少し疑問に思い始めてきた。

もっと手を変え品を変え、ブラフなんかも織り交ぜながら…各打ち手の特徴を考えた打ち方を検討すべきなんだろうか。
それに今まではゼンツする時も「誰がみてもテンパイしてるのが分かるゼンツ」を(まぁ半ばネタ的に)やってきたけど、
そういうのも…本当に勝ちたいなら「テンパイを悟られないような静かなゼンツ」に切り替えないといかんのかもね。

まぁ打ち方を変えるとか、麻雀観の根幹的な部分から変えていくというレベルまでは…まだサンプルとなる試合数が少ないし
「一時的な不調を理由に打ち方を変えてドツボにはまる怖さ」も一応理解はしているつもりなんで、基本的な打ち方そのものを
変えるつもりは今はないけど、ただそれでも…勝つという事に対して自分が出来る事ってのがもう少しあるんじゃないかとは思う。

この表現が正しいのかどうかは分からないけど、今まで自分は完全な正攻法で相手を押さえつけて勝とうという意識があった。
相手が誰であろうが関係ない、ロンできないならツモるだけだ、みたいなね。
だけど、やっぱそれだけじゃ無理っぽい気がする。これだけ「強者との対戦結果」が凶に偏っているわけだから…
今後はもっと(これが適切な表現なのかどうかは分からんが)狡賢く、正攻法だの何だのという思想も捨てて、手段を選ばずに
もっと勝つという事に拘りを持って打って行こうと思う。


って事で、今後は(攻めざるを得ない状況ってのが誰が見ても分かるケースとかを除いて)「あからさまゼンツ」は自粛します。笑


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