「何を今さら」って感じの話かも知れないけど、アーケードの麻雀ゲーム「MJ3」で遊んできた。

ゲーセンに置いてある通信型の麻雀ゲームは、このセガのMJとコナミの麻雀格闘倶楽部の二作があるけど、
実は1年ほど前、ちょうど飯田橋東風荘が4度目だか5度目だかの値上げをして、いい加減愛想が尽きかけていた頃…
「ゲームでも何でもいいからなんか面白いモノはないかな」と色々手を出していた頃に、麻雀格闘倶楽部の方は遊んだ事がある。

インターフェースとか画面レイアウトが10年前のまま変わってない東風に比べたら、そりゃ当然だけど見栄えや演出効果は良いし、
まぁ対戦相手のレベルはさすがに東風のラン卓並(かそれ以下)だったけど、もの珍しさも手伝って結構遊んだ。
まぁ最終的には黄龍(そのゲームの中での最高クラス)まで行ってしまったんだが、黄龍になっても対戦レベルはほとんど
変わらないという事が分かったのと、何だかんだ言ってやはり金が掛かる(内容の割に高い)と思うようになり始めて、
これなら東風でいいやと思って結局飽きてやらなくなったまま半年以上過ぎてしまったんで、カードも使えなくなってしまった。

ちなみに全国対戦の東風戦しか打ってなかったが、確か勝率は3割9分くらいあった。
打っていて何度も「フリーもこれくらいのレベルだったら稼げるのになぁ…」などと考えていたのを思い出す。笑

それでまぁアーケードの麻雀ゲームからはしばらく足が遠のいていたんだけど、
何故かふとMJの画面を見てたら「ちょっとやってみるか」と思うようになって、軽く遊んでみた。

打っていて思ったのは、MJの方が「ゲーム麻雀としてのアイデアやメリット」をうまく生かしているなぁ、という部分。
例えばタイム制。麻雀格闘倶楽部では、まぁ従来通りのオーソドックスな…東風などと同じ制限時間制を採用しているけど
(まぁ一局に一回だけ使える「長考(+8秒)」ボタンのアイデアはかなり良いとは思ったが)
このMJではタイムとゲーム的要素の「ライフ」を上手く絡め合わせている所が結構面白い。
早く打てば持ちタイム=ライフが減らないばかりか、ほんの少しだけではあるけどライフが回復して行くので、
例えば自手がどうしようもないクズ手でも「ライフ回復の為に早切り」という目的が出来て、端牌整理も面白くなってくる。

麻雀格闘倶楽部では5000点分のライフが独立していて、しかもそれが一度減れば絶対回復しないものだったから、
例えば満貫親被りしただけでもう残り1000ライフになり、早くも追加コインの準備をしないといけなくなる訳だが、
MJでは早切りに加えて和了でもかなりのライフが回復するようになっているので、比較的純粋な場状況だけで攻守判断が出来るし
トップなのにライフが無くなって追加クレジット…などという不本意な金の払わされ方をする事も少ない。


ただちょっと余計なんじゃないかと思うのは、MJはタッチパネルで捨牌をする時に、強くタッチする事でご丁寧にも
牌を「バチーン」と強打して捨ててくれる。自分などは早く切ろうと意識するあまり、ついタッチが強くなってしまうものだから
捨牌する度に「バチーン」「バチーン」となってしまう訳だが…全くどれだけマナー悪いんだよ俺はw

しかも和了した時は演出でもれなく牌を強打してくれるので、ゲームであっても結構不快な気分になる。笑
MJで麻雀をやり込んだ人がフリーに遊びに行って牌をバチバチやったりしないかと、それが非常に心配である。

まぁゲームの方は飽きるまでもう少し遊んでみたいと思う。ってかだったらもう少し東風で打てよって気もするが。


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