以前の日記で、麻雀の成績向上の大きな要因となったものが凸講座ともう一つある…みたいな事を書いてたと思うけど、
その「もう一つの要因」について「また後日」などと言いながら伸び伸びになってたんで、今日はその話を書こうかと。

凸講座の影響で打ち方とか攻守の判断基準が一定になった事で、見事東風の超卓に来る事が出来るようになったのはいいんだが、
今度は超卓での成績が思うように伸びずに1900台前半をふらつき、少し間違えばそのまま超落ちもあり得るような位置に当時はいた。

凸講座によって、確かに面前面子の構成技術に関しては以前より大幅に技術を伸ばす事が出来たんだが、
こと鳴きの技術に関しては以前と特に変化がなく(凸講座では鳴きの技術に関してはさほど触れられていなかった)
面前手重視のあまり、かなり腰の重い麻雀になってしまっていた。
(当時は二副露時の染め手複合率が13%前後しかなく、染め手に対する考え方もまだ中途半端な状態だった)

しかも面前手であっても、当時の凸講座ではそれが最良とされていた「好形リャンメン」での受けを意識するあまり、
仕上がりが遅くなるもんだから相手に先手を取られまくりの状態で、常に後手を踏む麻雀になっていた。
冗談みたいな話だが、当時のリーチ時の2面以上待ち率は83%にまでなり、本当に愚形でのリーチはチートイの時くらいで
今にして考えれば「どう考えても手変わりしないような形」であっても強引にリャンメンへの受け変えをやっていた。

これはもちろん、凸講座の記述通りの打ち方を常に心がけていたから…という部分もあるけれど、
当時は「誰もが認めるような形を仕上げて和了して勝ちたい」などという思いがあった。
今にして考えればまさに根本的にズレた発想なんだけど、当時は愚形でアガる事が「運のみ」みたいな漠然としたイメージがあって、
(まぁ凸講座に影響され過ぎたのかもしれないが)綺麗な形で和了する事こそが技術、みたいなカン違いをしていた。

その思いが重なってリャンメンリーチ率83%という異常な数値に繋がったわけだけど、これがまた全然勝てない。
どれだけ好形に仕上げても愚形によく打ち負けるし、当時は「なんでこの数値で勝てないんだろう」と不思議に思っていた。

そこで何か突破口というか、現状を打破するようなキーはないものかと考えていた頃、目に付いたのが凸氏のページの
何切る掲示板だった。

凸氏自身が第一の打ち手という事もあるせいか、その掲示板に集まるのはほとんどが第一の人間ばかりだったが、
第一の状況を良く知らない自分であっても、第一のトップクラスの人間が集まっているという事は一目で把握出来た。
(投稿に対する回答の内容とか、貼られた画像の成績などを見るとだいたい分かる事だし)

これは何かの参考になるんじゃないかと思って…最初は読むだけに留まっていたんだが、やはり読み出すにつれ
「自分ならこうするのに」とか「こう打った時の他の方の回答が聞きたい」などと思うようになってきて、
自分でも投稿してみようか…という気持ちになってきた。

それでも「こんなトップクラスの打ち手が揃う掲示板に、こんな訳の分からんハンドルでしかも中途半端な成績のヤツが投稿しても
いいもんだろうか…」と少々臆するような部分もあったんだが、掲示板自体が傍から見ても「馴れ合いがない」というのが見て取れて、
一見であっても投稿し易い雰囲気というのがあったのが大きくて、ちょうどいい問題ネタもあったんで投稿してみる事にした。

その掲示板に投稿者&回答者として当時はよく参加されていたのが、実は自分が非常ーに影響を受け、
今にして考えれば「二度目の劇的な成績向上の大きな要因」となった、@氷室@氏(以下氷室さん)である。

その氷室さんの意見…何切るの回答は、その掲示板の中でも当時は「完全に浮いてる」と思えるくらい異端的で、まさに異彩を放っていた。
それでも成績そのものはその強豪揃いの投稿者の中でも群を抜いていて、当時の自分などとはまさに桁が違う成績だった。

で、その氷室さんに受けた「影響」って奴の詳細と、当時その「異端」と思えるような打ち方については…。

…長くなったのでまた後日という事で。笑


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