ピュアニーモ用可動素体 オビニーモ!

この改造は膝部分が大幅がボークス並みに抜けやすくなりますので、
元の状態を出来るだけ維持したい人は完全体改造をオススメします。

ピュアニーモ素体AタイプだけでなくBタイプの役割を担わせるため、
この改造には「オビツボディ(SB)で体育座り その2」の改造を施した素体を用いています。
またSBH登場以降のSB素体およびSBHを使う場合はSBHを使う場合の追加工程をご覧ください。

工程その1 胴体部分

  1. まず首のジョイントパーツを削りさらにソフビを切り取ります。
    後でわかったことですがジョイントパーツを削る効果はなさそうです。

  2. 腰の内部パーツこのくらいまで削ってください。

  3. 腹部パーツの下部をジョイント部分手前まで削ってください。
    加えてジョイントスティックも適度に慎重に削ってください。

  4. ソフビパーツを戻してジョイントスティックが見える程度まで切り取って終了です。

  5. ※2と3の工程は抜け安くなるのでお好みで調整してください。

工程その2 腕


上が本来の腕パーツ。下が縮めた後の腕パーツです。
上腕部分は胴体との連結スティックと肘の方を少しだけ削ります。
手首部分はニッパーを使っても良いですが整形する必要がありますので余裕を残しましょう。
胴体との連結スティックは滑り止めのようなでっぱりの先端手前くらいまで削れば十分です。
ちなみに胴体との連結スティックは肩幅を縮めるために削ります。
削りすぎると変になっちゃうんで気をつけましょう。

工程その3 膝下+太もも


上が本来の膝下パーツ。下が縮めた後の膝下パーツです。
足首の方はかなり削るためニッパーなり使ってショートカットしてもOKです。
やはり整形する必要がありますので余裕を残しましょう。
太ももとの連結部分は3〜4mm程度残して削ってOKだと思います。
"思います"というのは写真は土台部分を回転軸スペース上1mmまで掘り下げた物で、
掘り下げる前のデータが残っていないためわからないのです(;´▽`)
土台を掘り下げない場合は調整しながらうまいことやってください。
ちなみに掘り下げには彫刻刀を使用、連結部分は3mmとなっています。


上が本来の太ももパーツ。下が縮めた後の太ももパーツです。
やはり土台掘り下げ後のため、掘り下げずに写真通りにやると惨劇が待ち受けます。
膝下と同時進行で調整しながら削ってください。
ちなみに土台掘り下げで得られる効果は1〜2mm程度なので無理にしなくてもOKです。
掘り下げた場合は太もも内部に補強策を施す必要があります。
最後に腿と脛の整形を行えば出来上がり。



マヤ(オビツボディ27)と比較。写真はウエスト改善も行ってます。

 ピュアニーモ用可動素体 オビニーモ完全体!

今回の作業で用意した道具です
ノコギリは100円ショップで購入。
接着剤はセメダインのABS用です。
ABS樹脂を溶かして接着するという代物。
自分は探し回ってボークスでようやく発見しました。
ノコギリ105円、接着剤189円(定価210円)で購入。

今回は膝、太ももの削りを程々にして
太ももの2つの凹凸中央付近で切断してください。
垂直に切る必要はありませんが、
切断面がうねうねしすぎないようにしましょう。

切断したら切断面を均等に削っていってください。
画像の様にデフォルト状態の物の上に乗せてたりと
調整しながら慎重に削りましょう。
この際に断面が少し斜めになるようにしましょう。
(接着面積を広げて接着力を上げるためです)

削り終えた後です。
あとは両切断面に溶着型接着剤を塗って接着します。
乾いたら補強としてパーツ裏側にも接着剤を塗ります。
残りの太もも3パーツに対しても同じ作業をします。
※凸がある方は凹の方と位置が合うように慎重に!


 

今回の膝部分です。無理に削っていないので保持力、外観が良くなりました。内部は適当です。
縮めたのは太ももで約11mm、すねで約16mm、腰で約2mm、計測誤差約1mmで約3cmです。
上半身は上の工程その1と工程その2を参照してください。


左からピュアニーモアドバンス、ピュアニーモ、OMM25、オビニーモ完全体。膝周りが綺麗になってます。
画像のオビニーモ完全体はすねの加工も気合入れてます。

 SBHを使う場合の追加工程

<ソフビパーツ>
SBHで肩幅を狭めようとしてもパーツが干渉して思うようにいきません。
そこで脇の下部分を切除して干渉を無くします。


こんな感じに切除してください。

それでも肩に違和感を感じるなら肩も少し削っちゃってください。

<内部パーツ>
SBH登場以降のSB素体もそうですが内部フレームに変更があります。
胸部パーツと腹部パーツの連結部分の胸部パーツ側を見ると画像右のように出っ張りがあります。
これを左側のように削って無くしちゃってください。
その後、腹部パーツ側が根元まで入るようにそちらも削ってください。
これを行えば腰部連結パーツをあまり削らずに済みます。


 OMM25でお手軽可動素体

説明もお手軽に…(;´∀`)

オビツボディ25を作成(腿パーツは殆ど削る必要なし)
オビツボディ(SBH&OMM25)の股関節の内側への可動改善
・すぐ上の内部パーツの項目

を参考にしてください。腕は上腕を少し削るだけです。
ピュアニーモボディを参考にしながらお好みの長さに削るとよいでしょう。

 胴が細いのでアドバンス用の衣装も
 普通に着られるのはOMM25の強みです