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虎ノ門の商船三井ビルの中にある山形物産コーナーの一角が出羽路である。食券を買って食べるそば屋としては世界一高額な商品が並んでいるのではないかと思われるような「そば処」である。「そば屋」いうよりは「そばコーナー」というのが相応しいのであえて「そば処」と言ってみた。板そば900円なりを筆頭に高額食券の販売機でお代を済ました後は５−６分位並ぶことになる。出てくるそばは太さ、歯ごたえ、のど越し、つゆとの相性ともに素晴らしく、 |
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虎ノ門の商船三井ビルの中にある山形物産コーナーの一角が出羽路である。食券を買って食べるそば屋としては世界一高額な商品が並んでいるのではないかと思われるような「そば処」である。「そば屋」いうよりは「そばコーナー」というのが相応しいのであえて「そば処」と言ってみた。板そば900円なりを筆頭に高額食券の販売機でお代を済ました後は５−６分位並ぶことになる。出てくるそばは太さ、歯ごたえ、のど越し、つゆとの相性ともに素晴らしく、 |
| やや満腹気味で伺ったにもかかわらず、もう少しいただきたい誘惑にかられた。山形名物「板そば」（板は「生舟」のことのようで、かの地ではそばをお客にふんだんに振舞うときにこの「板」にもりつけてドーンと出すそうである。）を東京のど真中で食べられる貴重なコーナーである。（写真内の目隠し付きの人物は庵主とは無関係な人物なので念のため。庵主は当然こんなに若くない....） |
