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スケジュールは随時追加していきます!



11月7日(土曜日)シーサイド リビエラ 遠藤律子バンド ライブです。

リビエラ逗子マリーナ 湘南ビーチFM生放送ライブです。
場所はシーサイド リビエラ において 6:00より開場、7:00 よりオンエア、40分のライブを2ステージです。
Tel0467ー23ー2211 住所:神奈川県逗子市小坪5ー23ー16
曲は ショパンやアルビノーニ等、クラシック曲をラテンのリズムにのって、楽しく!!

11月12日木曜日. ORIBASTONE. ライブです!

[演奏]ギター小畑和彦、ベース織原良次、ドラム石川智、の3人によるオリバストーンに僕が参加させて頂きます。ストリングス 住所:武蔵野市吉祥寺本町2−1−13 TNコラムビル地下1F
[問い合わせ]0422−28−5035

中川昌三の近況報告!!

昨年は、体調が優れず一年間ライブ活動を休止させて頂きましたが、本当にご心配をおかけ致しました。
今年に入り、ランブリング・レコードよりFONTEの2NDアルバム「FONTE/CONFORTO」をリリース、ブラジル音楽を通してFONTE(フルート中川、ギター小畑、パーカション安井によるトリオ)のライブも再開しました。
今回のアルバムは本当にリラックスして聴ける内容になっていますので、是非お買い求め下さればと思います。
これからも少しずつではありますがライブ活動は続けて参りますので宜しくお願いします!!


さて、今現在、僕は自己のアルバムとしてクラシック関係のCDが5枚、ジャズ関係のCDが9枚、ダイレクトカッティングのレコードが1枚、それにグループとしてのアルバムとして3枚リリースされています。
余談ですが、僕は若い頃から、スタジオ・ミュージシャンとして様々なレコーディングにサイドメンとして参加させて頂いています。例をあげれば・・・

ジャズやポップスでは、富樫雅彦、佐藤允彦、菊池雅章+ギル・エヴァンス、加古隆、辛島文雄、池田芳夫、大野雄二、国分弘子、石塚まみ、遠藤律子、渡辺香津美、竹下清志、タイム・ファイヴ、リチャード・タイテルバウム、マリーン、竹内マリア、弘田美枝子、松任谷由美、松任谷正隆、ウォーレン・スミス、ソニア・ローザ、アーカールー(ブラジリアンバンド)小林靖宏、佐藤正美、谷川賢作、小椋桂、坂本龍一、ヨーヨー・マ、富田勲、・・・・又、邦楽や現代音楽の分野でも、吉原すみれ、野坂恵子、沢井一恵、藍川由美、林光・・・他数限りなく参加させて頂いております。

最近では、大野雄二さんのDVD「ルパン三世のテーマ」30周年コンサート「LUPIN.LUPAN.LUPIN]に参加していて、唯一演奏中の僕の映像が残っています。(販売元バップ)
本当にルパン・シリーズは30年前の当初から僕はフルーティストとして様々なセッションに参加させて頂いており、アニメやCD等・・何処かで皆さんは僕のフルートの音を聴いている筈です。

それに今年リリースされた大野雄二さんのCDもナカナカです!!
「Y.O/CONNECTION]・・このCDには僕・中川のフルートとトロンボーンの中川君とのコンビバンド「ナカナカコンビ=大野雄二とプリティ・グッド」のサウンドを楽しめます。
曲は懐かしい「ファイヴ・スポット・アフター・ダーク」他です!!

来年は僕がフルートを吹き始めて52年経ちました。もう少しだけ成長したく思っていますので、皆様応援宜しくお願いいたします!!

ふら〜〜っと、キューバの旅

去年は仕事で、韓国、イタリア、インド、エジプトと旅をさせて頂きましたが、今年に入って早々南の風(キューバのリズム)が恋しくなり、ふら〜っと娘の果林を連れてキューバのたびに出た。

4年前、遠藤律子FRVで行って以来だ。今回はアメリカドルが使えないようだが経済状態がどんなふうに変っているのか興味深深でしたが、紙幣交換が面倒になっただけでした。

2月7日(火)
カナダのトロント経由だったので、(2月上旬)零度以下から、一足飛びに亜熱帯のキューバへ…。ホテル・リビエラに着いた早々、キューバに住んでいらっしゃる河野治彦氏がフロントにハバナでやっているライブ情報を書いたメモを置いておいたくれた。これは嬉しい!   

早速見てみると、到着一日目からビッシリ書いてある。
ハバナに着いたその日から娘を連れて、丁度泊まっているホテル・リビエラの真ん前の「JAZZ CAFE」へ行ってみた。出演はサックスのRoland Perez カルテットだった。聴いた印象はキューバ版チャーリー・パーカーといったところか…。

2月8日(水)
2日目、早速河野さんから頂いたメモに目を通す。古いスタイルの演奏を聴きながら昼食をとれるという旧市街にある Cafe Taberna (えっ!カフェ・食べるな!ですと…)に行ってみた。バンドのおじさん達は一曲終わるごとに時計を見ている始末…早く切り上げて帰りたい…と言わんばかりで、聴いてる僕等はガッカリ!だったが、…そんな所は僕等の方から早々にきりあげて海岸沿いのフリーマーケットへ行ってみた。女性の買い物心をくすぐるのか娘の果林の目は輝いていた。

その後、夕方から同じ旧市街にある「Casa De La Musica」に行って「Bamboleo」というバンドを聴いた。このバンドのTaniaという女性の歌と踊りがこれはもう、凄かった!!!ハートはあるしガッツはあるし、とにかく踊りながら何であんなに大きい声で歌えるのか…ビックリ仰天だ!やっぱりキューバに来て良かったあ〜。ステージの前に踊るスペースがあって、皆踊っている。娘・果林も出て行って見よう見まねで踊っていたが、ウ〜ン・・若いって良いよねえ〜。

2月9日(木)
午前中、ルンバのグループ「RUMBEROS DE CUBA」の練習を見学に行く為、キューバ在住の河野さんが迎えに来て下さった。歌とパーカッションそれに踊りという、シンプルでかなり伝統的な宗教色の濃い儀式のようだった。午後は河野さんのお宅でお茶をご馳走になったが、日本から来ているコンガを勉強しに来ているお医者さんや旅行者さんと音楽談義。結構楽しんだ。

夜は、TEATRO AMADEO ROLDAN というクラシックの音楽ホールで、若い女性ピアニスト LICCIE ALVAREZ さんがキューバ音楽の作品を演奏するというので、河野さんに連れて行ってもらった。この女性ピアニスト、ナカナカいい音楽を持っていた。最後に何と! あのイラケレ(キューバを代表するバンド名)のピアニストCHUCHO VALDES QUARTET が出演した。これが凄かった!!CHUCHOさん歌心&テクニック&音楽つくり…何処をとっても最高でした。ぼくはこのコンサートを聴けただけでも娘を連れてキューバに来た甲斐があったと思いましたよ。思わず涙…感激。
 
夜は LA ZORRAY EL CUERVO というジャズカフェに行く。ROBERTO FONSECA & TEMPERAMENTO というバンドが演奏していた。 このサックスの方は不器用そうであったが、クラリネット、アルト&ソプラノサックス、フルートと吹き分けていた。…が、ライブの途中、メンバーの二人のパーカッション奏者が、喧嘩を始め、何と途中で音楽が止まってしまった!!

今まで様々なライブを聴きに行ったり、又、僕もやったりしてきたが、こんなことは初めてでした。何とも気まずい空気がドヨ〜ンとしていて、後味の悪いライブであった。

2月10日(金)
Casa De La Musica Miramar、のマチネー公演で、「Manolito Simonet ysu Trabuco」を聴く。ひたすらダンスの為にあるバンドで、せっかくのヴァイオリン等の弦楽器やフルートは全く聴こえず、大音量でガッカリ。夜は昨日の晩も行ったLa Zorray El Cuervoへ直行。「Oscar Valdes & Diakara」オスカーさんも又、イラケレのメンバーであった人だ。…で、このバンドには僕等がお世話になっている河野治彦さんもパーカッションで参加していてナカナカ日本人的な端正なソロをとっていて素敵だった。曲目も、僕等日本人が良く知っているジャズのナンバー「チキン」「マンテカ」等、非常に判りやすい曲を演奏していた。余談だが、テナーサックスのお兄さん、ヤナギサワのサックスにヤマハのフルートを使っていた。地球の反対側の国でも日本の楽器メーカーが使われていて、ホント、大したもんです!!

2月11日(土) 
旧市街に一角にあるRadio Progresoの前にある、Cabret Las Vegasで、キューバに来てすぐ、練習を見学させて頂いたルンバチーム「Rumberos De Cuba」のライブを見に行った。アフリカ舞踊と歌と太鼓のきわめてシンプルな編成だが、ナカナカ宗教的要素が濃い…ん〜…何というか、狩猟民族特有の激しい宗教儀式のように見て取れた。これは本当にいいものを見せて頂いた。暫し
感激…!!

そこで出合ったピアニストの仲田美穂さんとウサギ料理なるものを食べに行く。そのレストランの名物だそうですが、癖が無くナカナカ美味しかったです。皆さんもハバナに行くと食べられますぞ!
その後は、日本でも有名な「Los Van Van」を聴きに、Casa De La Musicaへ…
切符売り場へ着くと、もうすでに黒山の人だかり…何とか切符を入手し、中へ。11:00PMから始まるのだが、前座がすご〜く長い。踊りに始まって、曲芸、歌の独唱と、たっぷり2時間。やっとバンドが始まったのが、1:00AMから…。演奏はノリノリであったが、お客さんが踊っている最中も、僕はその時点でくたびれ果ててしまった。何と夜中の3時過ぎまで続き、ホテルに帰ったのが4時になっていた。キューバの人達は本当に元気元気&元気印ですねえエエエ…ZZZ。

2月12日(日)
昌三ホテルでダウン…夜までぐったり…
それでも夜はLa Zorray Al Cuervoに行ってみた。演奏は女性ピアニストのBellita(べジータ)さんのカルテットだった。4年前にも聴いたのだが今回はどうなっているか??このバンドのベース奏者はべジータさんの旦那様で、何と!!エレキベースを弾きながらコンガを叩きまくる凄腕のプレイヤーだ!前回も感激したが、今回も凄かった!!!ただ今回は前回よりアメリカナイズされていて、僕的にはもっとキューバ音楽で居て欲しかった。

2月13日(月)
月曜はライブが殆ど無く、娘とゆっくり買い物。僕は金魚の糞状態(笑)心置きなく買い物してスペイン料理屋に入り、パエリアを食べ、ホテルに戻り、帰国の準備。
本当に楽しかったです!!!

PS:先日、キューバで知り合ったピアノの仲田美穂さんが六本木の「ボデギータ」で演奏しているというので、聴きに行ってみた。…イヤー、若い人達の演奏は実に楽しい!!踊りたくてウズウズしている方、是非行ってみると楽しいかも!!

中川昌三&かりん の飛鳥船上日記

2005年4月18日、僕は桐朋短大の授業を終えて、日吉の自宅に帰り2週間分の荷物を素早くまとめ、翌日早朝車で成田に行く為、果林と先月まで住んでいた牛久の別宅に泊まる事にした。
19日朝6:00起床、9:00前には成田空港に到着。我々のグループは僕ら親子にピアノの阿部篤志さんを加えたトリオ。一緒に行くもう一つのグループ・つのだひろさんのバンドの方々と、心配で見送りに来て下さったマネージャーの西山さん、コーディネーターの橋本さんは早々と到着していた。

さて、チェックイン…な、なんと…我が子、かりんは旅行ラゲージのキイを忘れて来てしまった。  アンビリーバボー!!!
バ、バカヤロー、親、連れてこい!!親の顔を見てーよ!!ああ恥ずかし…
大きいラックを機内には持ち込めないので、仕方なくそのまま帯を巻いて預ける荷物として出してしまった。ヒヤヒヤですよ本当に。

さて、僕が学生時代、つのださんが演奏していたバンドにアルトサックスを持って度々遊びに行き乱入していたので、つのださんは数少ない僕がサックスを吹いていたのを知っているミュージシャンなのです!ん〜今は昔40年も前の話です。

さて、ヒコーキはバンコック経由でムンバイに(ボンベイ)に到着。インドのムンバイといえば3年前、高田みどりちゃん(打楽器奏者)達とコンサートツアーに来た事があるので、海岸が素敵な事や、町がゴミゴミしている事等、多少のことは知っていたが、もう三年もたってしまった。この日はここのホテルに宿泊。

翌20日早朝、果林と阿部さんは仲良く町に買い物に出て行ってしまった。若い人は何とも行動力がありますねえホント…ニューヨークとは違った怖さがあるっていうのに…。果林は悠々と、仕事着(舞台衣装)を4着も買ってきました。
午後、全員バスで豪華客船”飛鳥”へと向かった。港に停泊している飛鳥は何とも大きい。それもその筈デッキを一周すると400メーターもあるのだから…
28日までに、グランドホールでのコンサート2回とラウンジでのライブを2回こなせば後は楽しい楽しい船旅ですよ。
……ってな事言ったって早速翌日の21日は我々のコンサートなのです!大変大変、阿部さんとの本番は初めてなのです。練習しなくては…でも練習場所が無いとの事、慌てず騒がず、美味しいものを食べてゆっくり寝ましょう… zzzzzzzzz.

それにしても、この船のお客樣方は一流シェフの料理食べ放題、ボブ田中さんはじめ梅澤さん立川さんといったエンターティナー部の方々が趣向を凝らしたイベントの見放題、フィットネスクラブや気功教室、それにカジノ…と至れり尽くせりで超リッチな気分を3ヶ月間毎日満喫できます!!
我々もどうやったらお客様方を飽きさせないコンサートに出来るか…緊張しますね。

ところで、この船のお客様方のお召し物ですが、朝のジョギングや散歩の時は短パンやポロシャツ等、日中は襟付きのシャツにカーディガンにパンツ等、夕方以降は指定があるのです!
例えば”カジュアル”という指定があったら、襟付きのシャツにジャケット、”フォーマル”という指定があれば、男性であればタキシードかダークスーツにネクタイ着用、女性はドレスと決まっているのです。
僕が普段愛用しているジーパンにTシャツなんてのは言語道断、堅くご法度!!!
…ってなわけで、僕は”フォーマル”用のブルーのタキシード、”インフォーマル”と指定の時用としてクリーム色のスーツにフリフリのついたシャツに蝶ネクタイ、ライブ用として、襟付きの色とりどりのシャツ数枚と麻のラフなジャケット… なんていうので、僕のスーツケースは衣装で一杯になってしまった。

さて、早速21日は果林中心のコンサート。朝から練習、午後も練習。3時からPAチェックで、しかもインフォーマルとの指定ですから、きちんとスーツを着込んででの本番。
中川昌三&かりん親子ライブ…本物の親子…ってだけで結構受け大拍手!
デュオで「アリラン」「みち」、トリオで「果林の木のしたで」「ずっと」「スペイン」…果林や僕、それにチックコリヤさんの曲等を演奏、アンコールに皆さんで「海」を果林の箏の伴奏で歌って締めくくった。
果林のフレンドリーなトークと歌が功を奏したようで、終わってからも珍しい25絃箏を見に来て下さるお客さん達も多く、気さくに話しかけてきてくれた。

22日も10階の船首にあるラウンジでのライブがあるので、これは気楽にピアニストの阿部さんと3人で曲目を検討。本番は夜なので日中はゆっくり食事、プールサイドで氷あずきでも食べながらリラックス。夜のライブは果林のソロと僕と阿部さんのデュオで楽しんだ。終わった後のビールは最高!!!さあ、明日と明後日はOFFですぞ…

23日、早朝4キロの散歩を敢行。途中「中川さん!!」と声をかける人がいた。誰かと思ったら…何とキャプテンの小田船長だった。気さくな船長で感激してしまい、思わず握手してしまった。

さて、この日オマーンはサラーラに停泊し、市内をバスで見学できるとの事、皆さんと一緒にバスに乗る。なんと言うか、丁度、海沿いの砂漠の一角を建物が軒を連ねているといった感じの町だ。市内は土産物屋さんが連ねて、客を呼び込んでいる。ここは乳香という香りのついたお香が土産で有名らしいが、僕はあまりに匂いがきつくて、チョット、ノーサンキュー。
イスラム圏の国らしく果林は黒い布で肌を隠しての見物。
ところで、つのださんはイスラム圏の人々が着るようなステージ衣装をお買いになったようだ。彼が白い衣装を身にまとい帽子をかぶると、現地の人たちと同化して、しかもサングラスをかけると、彼が何処にいるか判らないくらいピッタリで、体格も非常によろしいので現地の大富豪といった感じである。(笑)

さて、24日、僕達はな〜んにも無いOFF.プールサイドに行って360度水平線の中で昼寝をしながらカクテルでもやって、極楽極楽……と暫くすると、船内放送で「左前方にイルカが見えます!!」との事、、慌てて船首のデッキへ出ると、いるいる数匹づつのイルカちゃん達だ。何とも素敵な光景!!船に乗っていると、時には鯨まで見える時があるのだろうね。

ところでこの日は、つのださんのグループのコンサートがあるので、会場へ…。
イヤー本当に懐かしい、僕等が10代の時にリアルタイムで聴いていたプレスリーやナット・キング・コールのバラードばかりで、あまりの懐かしさに感動でした。しかし、バラードのみであれだけ歌えるつのださんには脱帽です!!!

25日…この日は僕等の2回目のコンサート。朝からリハーサル午後もリハーサル。去年上野ジャズイン(於・不忍池音楽堂)で演奏したプログラムだ。チコチコ、タッチオブスプリング、もりの人(かりん)、リベルタンゴ等、特にかりんの歌には「ブラボー」サービスもあり、僕等も楽しく演奏できました。お客さんは勿論、日本でサポートして下さったスタッフの方々や、船上で色々僕等のわがままを聞いて下さったスタッフの方々、そして特に今回急遽ピアノで演奏に加わって下さった阿部さん…本当に本当に感謝です!!!!

26日のライブは無しになり、その代わり、タキシードで身を包んだお客さん方が夕食前の15分くらいをロビーでシャンパンを飲みながら歓談する際、かりんが筝を演奏する事になった。僕等の演奏を聴いて下さったおば様達が、「かりんちゃん、かりんちゃん」……と寄ってきて、演奏中もおば様達と、記念写真の被写体となって、本人もまんざらでもなくフレンドリーに、ニコニコしながら演奏していました。

27日この船での仕事を全部やり終えた僕等は朝からデッキの散歩、気功教室、かりんはお客様に誘われてゲートボールのような競技に出場結構楽しんでおりました。この日は暇だったので、ラウンジでつのださんご夫婦とゆっくりお話したのですが、個人的にも色々な所で、僕達とつながりがあったので世間は狭いものだと関心してしまった。
実は僕、神田の生まれのチャキチャキで、今でも僕の弟は東神田の実家に住んでいるのだが、つのださんはその東神田の町内会のテーマソングを作ったらしい。これにはビックリ!!
僕の実家の近所の和菓子屋、鰻屋、実家の真ん前の家…鳥山さん??だったか…。彼は僕より東神田を知っている。
又、つのださんが連れてきたコーラスの宮島さんは、何と…、僕のカミサンの義理の姉のお弟子さんだった。宮島さんは小さい頃から、マリンバを姉に習っていたそうだ。これにもビックリ!!!本当に世間は狭い。

おっと…ところで…つのださんはドラムのスティックを持参していて、この日ジャムセッションをやらないか??と言う。しかしベースがいない。……で、この船の専属バンドのポーランド人に声をかけた。
……というわけで、僕らにとって船上の最後の日は、思いがけず番外編のジャムセッションとあいなった。キャラバン、セント・トーマス、即席ブルース、久しぶりにアマチュアに戻った気分で本当に楽しかったで〜す!!
さあ大変大変…楽しんだ後は、明日の朝までに船を出る為、荷造りしなければならない。      

28日朝、エジプトの高級リゾート地、シャルム・エルシェイクに到着。楽しかった船旅は終了。エンターティンメント部のボブさん梅沢さん立川さんが最後まで見送って下さった。本当に何から何までお世話になりました。感謝です!!!

かくて、僕ら親子と阿部さんはここで飛行機の出発時間まで暫し買い物を楽しみ、空路カイロに向かい、タクシーでナイル川のほとりのラムセス・ヒルトン・ホテルへ…ここで五日間観光しようというのだ!!!

29日僕達3人はホテルと目と鼻の先にあるカイロ国立博物館へ行ってみた。通り一つ渡るだけなのですが……横断歩道も無ければ信号も無い。現地の人は上手く自動車を避けながら横断しているのだが、僕等は道を渡るそのタイミングが判らない。横断の仕方が判らず3人とも数回ひかれそうになった。日本だったら大問題だよ!!!まったく。
数年前中国の上海で自転車が車にはねられるシーンを3回も見て
しまったが、エジプトでも人間より自動車の方が大事らしい??交通整理の警察官もいない。…だが気のせいか公共施設の警備がかなりしっかりしていて、そこにはやたら警官が多く、きっとテロ事件が多いからだろう。
さて、博物館入場の際、我等が阿部ちゃんはカメラを取り上げられてしまった。とにかくチェックが厳しい。観光客の安全の為にも良い事だと思うのだが……
さて、博物館、おおき〜い石像や石棺やミイラばっかり。よく考えると…博物館全体がお墓みたいなものですよねえ。でもツタン・カーメンは圧巻!!あっという間に2時間半経ってしまった。3人とも本当にぐったりとなってしまいました。エジプトの歴史上、陰謀渦巻く中で悲しい最後を遂げた王家の霊たちが僕らに頼ってきたのかしら…恐ろしい。

夕食はホテルの近所の飯屋に入ったのですが、このエジプト料理の飯屋は日本人が入ったことが無いらしく、僕等が入ったらビックリして店員がクスクス笑っている。…で、3人でたらふく飲んで(この国では宗教上の理由でアルコールは無いのです!)食べて1000円しなかった。
ちなみにエジプト人が昼飯時に好んで食べる焼き飯があるのですが日本円で20〜40円ほどだったか…コーラを頼んだらこれが意外と高く50〜70円だったかな。でも一人前100円ほど…本当に安い(笑)

ところで、この国では、レストラン、喫茶店、ホテルのラウンジなどに行くと、何やらでかい壷を床に置きその上部から管が出ていて、エジプト人の…これが男も女もそこから煙を吸っている。
ムム…この国ではアヘンがOKなのか??と勘違いしたのですが、現地の方に聞いてみたところ、「水タバコ」というものらしい。彼らの説明によれば…煙をいったん水に通すとニコチンが消えるとの事、……本当ですかねえ??……それに壷の上部に何やら香りをつけるためにフレーバーを入れているとか…皆さんもエジプトへお越しの折は是非お試しあれ!!!

翌30日はピラミッドに行ってみる事にした。タクシーで行けば500円程かなあ…。…で、果林が日本から持ってきた「地球の歩き方」によると、普通のバスで行けば15円ほど、エアコンがついていれば、35円ぐらい。面白そうだから、現地の人達と一緒に皆でエアコン付デラックスバスに??乗ってみようということになった。
バスの行き先表示には、アラビア数字が書いてあるのだが、我々が知っている数字とぜんぜん違う。わが子果林はそのアラビア数字を勉強してきた。  ん〜…果林先生によると…ピラミッドのあるギガ行きのナンバーは357なのだが、3は縦棒の右上に2つひげを書く。5はO。7はAの上下反対。……という、わけの判らない絵数字を頼りに、ホテルのまん前にある大きいバス停を現地の人に聞きながら、あっちへいったり、こっちへ行ったり、うろうろする事30分。やっと見つけてそのギガ行きのバスへ乗ってみた。車中地図を見ながら乗っていたのだが、町の建物が無くなった途端、大きいピラミッドが目に飛び込んできた。
バスを降りる時、運転手さんは親切に、「帰りはここからホテル行きにのるんだよ」とか「ピラミッドへの入場券は、100メートルほど進んだ右にあるよ」…とか教えてくれた。
教えてもらったそばから……道の左側から「ピラミッド行きの道はここだよ」…と叫ぶエジプト人がいた。思わず条件反射で我が子果林と阿部ちゃんはその方へ行ってしまった。僕は慌てて「戻れ戻れ」と必死で二人を連れ戻した。…危ない…危ない…ラクダ使いだ。乗ったら最後、大金を払わないと二度と降ろしてくれないクモスケ・ラクダ使い達……アブネー。

ここはラスベガスのホテル・ルクソールではありませんエジプトです!!(ハハハ…)本物のピラミッドは(張子ではありません!)威圧感が凄い!!歴史の重さをズシーンと感じます。充分堪能してから奥のスフインクスへ…。        
何やら聞きなれた日本語が聞こえてきた。よく聞くと「果林ちゃ〜ん」と叫ぶ人がいる。よくよく見たら飛鳥のお客さん達であった。彼等はアレクサンドリアからの観光で…何と偶然、僕らと同じ時間にそこで出くわしたのです。二日前にお別れしたばかりなのでビックリでした!!
それに、つのださんのバンドのコーラスのお姉さん、かおるさん&まゆかさんとも鉢合わせ。お二人はアレクサンドリアから貸切タクシーで来ていた。彼等はこの後、博物館に行くという。
ラッキー!!!
僕等のホテルは彼らが目指す博物館の隣りなので、僕ら3人は彼らのタクシーに便乗させてもらった。

さて博物館についたら、何か物々しい…。警察官が異常に多く、彼等は「ここを立ち去れ」という。仕方なく、逃れるようにそこを離れ、観光スポットのモスクやシタデルに行ってみた。モスクの景観が素晴らしい事…!!ここエジプトは本当にユニークなイスラム系の建物文化が存在する。シタデル(要塞のような所だった)では、車を降りて4人で歩いていたら、前から走って来た車の中から水入りのビニール袋が我々目掛けて投げつけらた。
……どうも僕等は歓迎されていないようだ。
怖いのですぐその場から立ち去り引き返した。かおるさん&まゆかさんはハーン・ハリーリという、よく観光客が訪れる買い物スポットにも行きたかったらしいが、タクシーの運転手に「悪い事は言わないから、帰った方がいい」…と窘められて、我々をホテルに送って早々にアレクサンドリアに引き返して行った。
それもその筈、数日前ハーン・ハリーリで自爆テロがあったばかりなのだ!…

……僕等はホテルの部屋に戻り、テレビをつけて又又ビックリ!!
何と、テレビには僕等の泊まっているホテルがテレビに映っていて、ここの真ん前のバス停で爆弾テロがあって死亡者が出たばかりなのだ。わ〜〜クワバラ〜〜クワバラ〜〜…何とその現場は3〜4時間前に僕等がピラミッド行きのバスに乗った、正にその場所で…爆弾テロ…僕は絶句しました!!
正にこの辺の国々の人々は死と隣り合わせに生活しているのだ。

危ないので夕食はホテルの真ん前の定食屋で済ませた。帰り道、日本の朝日新聞の記者さんに色々聞かれた。彼が言うに……
「一回テロがあった所は当分大丈夫ですよ」…本当かなあ??

……という事はこのホテルもハーン・ハリーリも当分は安全という事だ!!
まずは、心配しているであろう日本にいるカミサンに電話を入れ、3人が生きている事に感謝しつつベッドに入った。(カミサンは全然知らなかったらしい。ガクッ!!な〜んだ)

5月1日早朝、愛すべきピアニスト阿部君が次の仕事の為に、ドイツへと旅立った。本当にお世話になりました。感謝です!!
次の仕事のご成功を祈ります!!

僕と果林は「残りの2日間はホテルで静かにしていようか」…と話していたのだが、例の記者さんの話を信じて、ハーン・ハリーリに行ってみようかという事になった。

案の定、警官とパトカーが物々しく、観光客など殆どいなく閑散としていた。僕ら親子は二人で目抜き通りを一往復して買い物三昧、日本だったら絶対にありえない、腕を組んでの親子デイトを楽しんだ。まてよ、ン〜楽しんだのは僕だけかもしれない??
かりんは迷惑していたかも??

5月2日この旅の最後は、ゆっくりとビールを片手にナイル川を眺めながらホテルのプールサイドでリラックスした時を過ごした。(禁酒国のイスラムの国とて外人が多いホテルではちゃ〜んとビールが置いてあるのだ。ハハハ…実は、ここエジプトは何と…ビール発祥の地だそうだ。皆さんもエジプトに行った折には、ステラ・ビールと注文してみるといい。ベルギービールも美味しかったけどここのも中身が濃くてこくがあって大変美味しいです!!)今回は本当に色々な事を勉強させて頂きました。(チョット色々な事がありすぎました…!)お世話になった様々な方々に感謝、感謝!!                    終わり

追伸・・・大分後で起こったのだが、我々が船から降りた所、シャルム・エル・シェイクでテロが発生、何十人もの方々が亡くなった。今、自分たちが日本で平和に生活している事にあらためて感謝しつつ、亡くなった方々のご冥福を祈ります。 (合掌)
               


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History v1.31 [Shigeto Nakazawa]