TOYOTA CARINA Si 2000 4WD
『足のいい奴』は、未だに健在だ! | ||||
車両名 | トヨタ カリーナ | モデル | T211型 | |
グレード | Si 2000 4WD | 駆動方式 | 4WD | |
エンジン | 水冷直列4気筒DOHC | 総排気量 | 1998cc | |
車体色 | スーパーホワイトII | ミッション | 4速オートマチック | |
走行距離 | 75,440km | 初年度登録 | 平成9年 | |
次回車検 | 平成14年7月【車検長期】 | |||
主要装備 | フル装備、ABS、前席デュアルエアバッグ、リモコンドアロック チルトステアリング、2段式センターコンソールボックス |
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車両価格 | 95.0万円 (消費税・諸費用別途) | |||
車名(カリーナ)の由来→ | 【カリーナ】早春に南の空に現れる『竜骨座』。ギリシアの英雄伝説に登場するアルゴー船の船首に付けられた竜骨の装飾にちなんでいる。冒険とロマンの象徴の装飾である。 |
Takehiro Saitouの責任解説 | |
4WD+ABS+デュアルエアバッグで鬼に金棒! | |
トヨタを代表する老舗ブランドである"カリーナ"は、この秋で登場30周年を迎えます。最近でこそ新型車の登場やRVブームでちょっと影が薄くなった印象もありますが、カリーナと言えばその昔使われた『足のいい奴』という名コピーに象徴されるように、スポーティさが身上。兄貴分のコロナがおとなしいファミリーサルーンを標榜するのに対し、カリーナはもう少し若いユーザー層に向けて、若々しさをアピールして来ました。ある意味では、そのキャラクターは現在のアルテッツァに受け継がれていると言えるでしょう。 今回の商品は現行モデルの前期型。走行距離はチョット出ていますが、年式の新しさゆえにまだまだこれから、といった感じのクルマです。 まずはメカニズムを見てみましょう。今回のモデルは冬に嬉しいフルタイム4WDモデル。そしてボディは安心のGOAボディです。トヨタのコマーシャルで良く聞く『GOA』について、今回はちょっと詳しく説明しましょう。GOAとはグローバル・アウトスタンディング・アセスメントの頭文字を取った名称。意味は『世界トップレベルの安全評価』となります。ボディの安全性は各国が法規で定めており、正面や側面に厳しい衝突基準が設けられています。自動車メーカーはこれらの基準を満たしたモデルを開発していますが、実際には法規基準以上の安全性を確保しています。トヨタも同様で、社内基準は世界的に最も厳しいレベルの安全数値を上回る内容。この基準をクリアしたものを『GOAボディ』と呼び、世界中のどこへ行っても最高レベルの安全評価を受けられる事を表しているのです。 そしてこのGOAに加えて、今や常識となったABSと前席デュアルエアバッグを装備。安全性能は完璧なレベルにあると言えるでしょう。 これらの装備やボディは、事故の際のダメージを最小限にくい止めたり、事故を寸前で回避するための物です。こういった安全性能に加えて必要なのが『事故に会いにくい』事。それはどういった事かと言うと、運転がしやすかったり視界が良かったりという、運転する上での環境の良さが安全運転には欠かせないという事なのです。 カリーナの場合は、こういった面にも十分な配慮がされています。例えば後方視界。バブル期などは丸っこいスタイリングが流行して、クルマの四隅や後端が分かりにくい車が多数ありました。このカリーナは、運転席から振り返ると、トランク後端や両隅がしっかり見えます。これは第一にデザイン的にトランク後端をつまみあげて被視認性を向上させたりしている事、第二にドライビングポジションを高くする事でアイポイントも高め、広い視界を提供してくれている事が要因です。 このように、普段は気にならないけれども、実は恒常的にしっかり使いやすく安全性に貢献している、これは非常に大切な事なのです。 |
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↑比較的操作頻度の多いオーディオをセンターパネル上部に配置。購入後にナビゲーションなどを付ける場合でも、ここに付ければ視認性も高い。 | |
↑エッジを際立たせる事で、運転席からクルマの隅を把握しやすい、すなわち取り回し性能に優れているデザインを実現させている。 | |
【→トヨタ自動車のホームページへ】 |
S p e c D a t a (1996.8現在) | |||
全長×全幅×全高 | 4455 × 1695 × 1420 (mm) | ホイルベース | 2580 (mm) |
車両重量 | 1300 (kg) | 最低地上高 | 155 (mm) |
エンジン型式 | 3S-FE | エンジン形式 | 水冷直列4気筒DOHC |
ボア×ストローク | 86.0 × 86.0 (mm) | 総排気量 | 1998 (cc) |
最高出力 | 135 / 6000 (ps/rpm) | 最大トルク | 18.5 / 4400 (kgm/rpm) |
使用燃料/容量 | 無鉛レギュラーガソリン / 60 (Liter) | ステアリング形式 | ラック&ピニオン |
サスペンション[前] | ストラット | サスペンション[後] | ストラット |
ブレーキ | Vディスク[前] / ドラム[後] | タイヤサイズ | 185/65R14[前/後] |
最小回転半径(車体) | 5.5 (m) | 燃料消費率 | 11.0 (km/Liter 10・15モード燃費) |
〔注意〕このデーターは新車当時のカタログスペックであり、販売する車両とは異なる場合があります。 |