ボス徹底攻略
七英雄の謎


七英雄は、英雄と呼ばれながらなぜ人々を襲い、苦しめるのか?
そこには、悲しい歴史が存在した・・・・


 初代帝国皇帝レオンは、「クジンシーは七英雄。そうムチャもすまい」という言葉を言っている。その言葉どおりの伝説を持つ七英雄。しかしなぜ彼らは、何百年にも渡り帝国と戦い、人々を苦しめるのか。


 この歴史の部分はロマンシングサガ2の最大のテーマであるはずなのに、このストーリーを知るのはかなり難しい。それは、通常通り進んでいては通れないようなイベントを進まなくてはならないからである。よって、大半の人はこのストーリーを知らずにクリアする。そしてプレイをやめる。
 これはとてももったいない。このストーリーがあるからこそ、RS2に深みが出るのであって、これが分からなければただのRPGである。
(余談だが、RSシリーズは代々こうした肝心な謎、核心部分に触れなくてもクリアできてしまう。フリーシナリオだからといえば聞こえはいいが、一回しかプレイしない人にはストーリーが分からず、RSの評価が下がる遠因にもなっている)


 ここでは、見落としがちな「七英雄の謎に迫るイベント」を紹介する。



1・ダンターグ   見落としがち度  ☆
 ダンターグを子供と子ムーのイベントで倒す。なぜ七英雄が強くなろうとしているのかを知ることができる。

2・忘れられた村  見落としがち度  ☆☆
 詩人の楽器を五つ揃え、イーリスの里から忘れられた村へ行く。そこにいるオアイーブから、七英雄の過去を聞くことができる。

3・スービエ  見落としがち度  ☆☆☆
 スービエのタイプ2と戦闘する(つまり、海の主を倒してから沈没船のイベントに挑む)。戦闘前、スービエの口から古代人(人間)に対する彼らの思いを聞くことができる。

4・水竜  見落としがち度  ☆☆☆☆☆
 これが最大に見落としがちなイベント。まずサラマットに行き、ロックブーケを倒す前に守護者を倒す(普通はロックブーケに会ってしまうので、かなり見落としやすい)。守護者を倒したら神殿の奥に行き、沈んだ塔を発見する。そしてこれまたロックブーケを倒す前に沈んだ塔に行き、水竜に話しかける。ロックブーケがいるときは即座に戦闘になる水竜だが、ロックブーケに会う前だと「暇つぶし」と称して、大昔の大災害の話をする。



 これらのイベントを全てみると、なぜ七英雄が今、人間に対し戦いを挑んでいるかが分かる。ここでは詳しく紹介しないのでプレイして確認してもらいたい。
 「どうせプレイしないし、すぐに見たい」という人は、古い知識のホームページにアクセスしよう。管理者の深い分析と共に、上記のイベントのことが書いてある。