突撃企画
弓のみでクリアはできるか?
Vol.8 〜最終決戦


現段階のパーティ。普通の武器でもこのレベルだとキツい。
逆に言えば、今回ダメでもレベル上げする余地は十分にある

 弓のみトライを始めた時、私はこう予言した。「苦戦するのは、ジェラール時代とラストボスだろう」。事実、ジェラール時代は苦戦した。しかし、それ以降は苦しみながらも何とかやってきた。そして、ここまで来た。私は最初、ラスボスまでたどり着けば、越せなくてもなんとか格好がつくだろう。それほど、弓のみクリアは難しいと思っていた。しかし、今は十分な手応えを掴んでいる。いける。絶対に倒せる。そう確信し、南へ、南へ。

 最後の七英雄はロックブーケ。


注目のセリフは、
「ノエルにいさま、ワグナス様・・・・
今からロックブーケが皇帝と戦います。
見守っていてね」

ちょっと、目頭が熱くなるセリフだった

 テンプテーションは、ガダフムにソーモンの指輪でがっちりガードしていた。しかし、召雷が予想以上にダメージが強く、ガラテイアが一撃死するというトラブル。しかし、ここはきっちり撃破。「ひどいわ、ひどいわ・・・・」というセリフを残し、ロックブーケは奥に引っ込んだ。

 さぁ全員倒した。緊張が走る。10クラウンを使って回復。そして、突撃!七英雄戦開幕!


 ロックブーケしかいない最初のターンで金剛力、金剛盾でパーティを強化。その後はしばらく通常攻撃を続ける。ラストボスは全員が合体した後999の再生をする。その時に技Pがなくならないようにする、そう、クジンシーの時見せた工夫だ。次の七英雄が合体した後、イヅナで総攻撃を開始する。

 七英雄戦は熾烈を究めた。光の壁でガードをしてもダメージは相当な物である。食らう即エリクサーで回復するが、その分攻撃の手が緩まり、今度は技ポイント、術ポイントが気になる。攻撃と防御をギリギリのラインで乗せなくては勝てない。
 そんな中、不運だったのはカマイタチが連打で来たこと。カマイタチはミサイルガードでかわせるが、エリクサーを全員に装備させているからそれは無理。ここでのカマイタチ連打は痛かった。体力のないガラテイア当たりが死亡する。ラピッドストリームが崩れるとつらく、先制攻撃を食らうわ、ダメージは大きいわ。エリクサーしようとしたキャラが死ぬこと多数

 苦戦の末、七英雄勢ぞろい。そしてアビスゲート、アウトラルゲートと来る。ここから999の再生が始まってしまうこの亜空間は天の術を使うとたまに元に引き戻すことが出来る。光の壁を使いながら戻るのを期待しつつ、イヅナで総攻撃。
 勢ぞろいの後に怖いのはなんといってもメイルシュトローム。スービエが使うのとまるで異なる威力でパーティを襲う。しかしここはネレイドのガラテイアが効いた。メイルシュトローム後の回復は彼女に一手に任せる。ちなみにスービエ、触手も異様に強い。単体では弱いけど合体すると強いチキンな七英雄である。


 しかし・・・・・・・やっぱり、限界が近づきつつある。まず、術師二人の術ポイントが尽きた。光の壁連打はきつかった。このあとは光の壁なしでのノーガードの戦いになった。
 そうこうするうちにユリアナの技ポイントが尽きる。やはりレベル上げに不足があったか。回復役に回り、アルテミシアとガラテイアを攻撃役に回す。しかしこの二人も技ポイントには不安がある。どこまで持つか・・・・。
 そして、恐れていた事態が起きた。


えにくいかも知れないが、ナンシーの技ポイント、3。
みんなこんな感じだった

 一番の技Pを誇るナンシー皇帝、とうとう技ポイントが尽きる。この時すでにユリアナ、アルテミシア、ガラテイアの三人も技ポイント、術ポイント共に全て使い果たし、回復も攻撃も出来ない状況。ナンシーは術はあるが、技はこの通り。ガダフムは、技ポイント13。イヅナ一発だけが残っているという絶望的状況。刀折れ、矢が尽きるとはまさにこのこと。もう、無理だ・・・・。私の中を、絶望が支配する。
 事実上の最終ターン。最後に、ガダフムのイヅナが一発だけ残っている。もし、これで決まれば、勝てるはず・・・・!!!!!すべての希望を乗せたガダフムの矢が、七英雄を撃つ!




























































突然出てきた黒い筋。「よ、よし!!!」望みはしていたが、想像はしていなかったまさかの逆転勝利!自分でもここまで劇的な最後になるとは想像もしていなかった。それだけに、喜びはすごかった。七英雄は雲の彼方へ・・・・・・・・。全ては、終わったのである。そう、勝った。そして、

弓のみクリア、達成!!!!





 達成してみて、プレイの感想を述べたい。まず第一に、「RS2って面白い」ということ。正直に言うと、ここまで攻略法を確立すると、不確定要素がなくなり、面白みが欠けてしまう。私はそれでRS2から離れていたのは事実である。しかし、この弓のみプレイがRS2の持つ戦略性、バラエティーを思い出させてくれた。今までまじめに使うことのなかった帝国猟兵、ハンター、アマゾネス、ネレイドといったクラスの存在と面白さを、強烈に感じた。戦闘にしても、いかにして弓というダメージの弱い武器で効率よく攻めるか、戦略を考えに考えたのは既報の通り。その戦略がハマった時の充実感は忘れられない。
そして、「RS2はどんなパターンでもクリアができる」ということ。弓のみという非常にレアなパターンでも、クリアは出来た。はっきり言って、もうどんな不可能もないように感じる。

 そして何より、掲示板で励ましてくれたDAMEさん、ヒイロさん、時に相談に乗り、時に激励してくれたマドカ君には、心よりの感謝をしたい。ありがとう、ジェラール時代でリタイアせず、ここまで来れたのは君達のおかげです。


 弓のみトライはここで終了する。結果は、「弓のみでもクリアはできる!」応援、ありがとうございました。