殺風景な材料置き場
Last Update:
2025年4月21日 第28回下野の国大会三箇(2m) ARDFTracker3 for WEB データアップ
2025年4月14日 長野C大会西条とくら(2m) ARDFTracker3 for WEB データアップ
2025年4月3日 第2回西海大会長崎平戸(2m) ARDFTracker3 for WEB データアップ
2025年3月22日 第3回名も無き野呂山大会(Fox-O) ARDFTracker3 for WEB データアップ
2025年2月17日 仮想ARDFゲーム(StreetView使用)リリース(14.その他参照)
2025年2月12日 ARDFTracker3forWebにて大会を地図から探せるボタンを付加。
2025年1月30日 第3番四国88香川みろく(2m) ARDFTracker3 for WEB データアップ
2025年1月14日 新春ARDFゲーム昭和の森(Classic祭り2m&80m) ARDFTracker3 for WEB データアップ
2024年11月26日 茨城大会水戸森林(2m,80m) ARDFTracker3 for WEB データアップ
2024年11月19日 東海地方大会高天神(2m) ARDFTracker3 for WEB データアップ
2024年11月13日 関西地方大会宇治(2m) ARDFTracker3 for WEB データアップ
2024年10月21日 北陸地方大会富山頼成の森(2m)、全日本大会群馬高崎(80m,2m) ARDFTracker3 for WEB データアップ
2024年8月6日 全国高校生大会(Sprint、2m)、こまち杯秋田美郷2m ARDFTracker3 for WEB データアップ
2024年7月16日 ARDFゲーム昭和の森(変則Sprint) ARDFTracker3 for WEB データアップ
2024年7月2日 第30回きやったもんせかごっま大会(2m) ARDFTracker3 for WEB データアップ
2024年5月28日 新潟大会五泉(Sprint)、信越大会五泉(2m) ARDFTracker3 for WEB データアップ
2024年5月13日 群馬大会高山(80m)、関東大会高山(2m) ARDFTracker3 for WEB データアップ
2024年5月1日 GPSロガーの選び方からデータ提供方法までの説明を記載
2024年4月22日 下野の国大会三箇(2m) ARDFTracker3forWEB データアップ
目次
13. ARDFTracker3 for WEB ←ここを押す。
3.5MHzの受信機は、通常、バーアンテナと垂直(ロッド)アンテナの組み合わせで構成されます(図1参照)。TXは垂直偏波。
図1 バーアンテナ指向性とロッドアンテナ指向性(TOP VIEW)
アンテナの使い方は次の2つです。
@バーアンテナのみ
バーの方向にヌル(感度最小)がある8の字特性を示します。図1参照。信号が最も弱くなる方向(バーアンテナの長手方向)でTXを探します。それは、ヌル方向が角度変化に対する信号強度変化が大きく、方向を定めやすいからです。
Aバーアンテナとロッドアンテナの合成
バーアンテナの指向性は図1のように8の字ですが、実は2つの円は位相が反転しています。一方ロッドアンテナはどの方向も感度も位相も同じです。すなわちロッドアンテナでの受信信号に対して、バーアンテナの受信信号は位相差が0度あるいは180度です。
そこで、バーアンテナの出力とロッドアンテナの出力を足し算すると、位相差が0度の方向では出力が大きくなり、位相差が180度の方向では出力が小さくなります。
もちろん、両方のアンテナの最大感度が同一である時が最もその効果が見えます。
合成したアンテナの指向性はいわゆるカージオイドと呼ばれる形で、ハート型に近い形です。
実際のカージオイドの形を見るためのシミュレータを作成しました。バーアンテナ感度とロッドアンテナ感度の比率も変えられるようになっています。また、さらにロッドアンテナの理想垂直アンテナ(例えばλ/4垂直アンテナ)との位相ずれも入力できるようにしました。
カージオイドシミュレータ エクセル357kB
3.5MHzで指向性パターン測定実験を行いました。(2007年5月4日)
目的:
◇指向性パターン測定方法確立(実験リグ:PJ-80、VK製sniffer MKU)
◇PJ-80のセンスアンテナにLを挿入して位相を進ませ、よりよい前後比(カージオイドパターン)を得ることの確認
2010年6月開催の長野大会(144MHz)で、ヘイローアンテナが使われました。
従来良く使われているターンスタイルアンテナと何が違うのか、アンテナシミュレータ(MMANA)にて解析しました。
ヘイローアンテナ解析報告20100724 (908kB)
機能的に「13.ARDFTracker3forWEB」に統合しましたので、DISK容量ひっ迫の為、データを削除しました。(2016.11.5)
ARinko Displayed in Field TRACKER ver.2
(名前は藤田さんと小森田さんの合作です)
中国製3.5MHz受信機であるPJ-80は、安価かつ軽量・小型で、世界大会でも通用する(三村氏談)というすぐれものです。しかも中身にもスペース的な余裕もあり、改造大好き派にとっては、大変興味深いリグです。
あきたなさんのHPにも刺激を受け、私もそのうち改造したいと考えていますが、まずはPJ-80を知ろうと思い、いくつかの測定を行いました。
きちんとしたドキュメントは作成中で、順次整備していきます。
以前のデータに実験装置の写真などを追加しました。
◇温度依存性追試 update 20061125
早川さんのレポートで、C16,C18の温特問題が支配的であるという情報があったの、追試してみました。まさにその通りでした。
PJ-80の局発周波数は、受信周波数の1/2です。なぜこの周波数で動作するのか、なぜこんなことをしたのかという謎に迫ります。
小倉さん、お待たせいたしました。
以上は理論シミュレーションですが、さらに、実回路上の動作を回路シミュレータでシミュレーションしてみました(局発周波数の謎2)。
◇PJ-80の改造(温特向上など)と測定 20061231
早川さんレポート通りに、問題のコンデンサを温度補償型にしてみると、温特については全く問題なくなりました。また、電源電圧依存性も範囲を広げて再測定しました。
4.祝ML(ARDF日本)2010年9月
JP3EVM植木氏が管理人である、メーリングリストへの投稿数が5000通を超えました。これを祝し、機械的にデータを解析した結果です。
祝ML ARDF日本5000通突破 (465kB)
下記はメーリングリストへの投稿数が1000通を超えた時(2006年10月)のレポートです。
祝ML_ARDF日本1000通突破 (511kB)
パスワードはメーリングリストにて公表しています。
5.祝ML(HRSC)5000通達成 HRSCメール解析 2009年7月5日
HRSC(北陸レディオスポーツクラブ)のMLが5000通を達成しました。そこで、2006年11月に引き続きメール解析をいたしました。
No.2333 2003年9月18日 から
No.5000 2009年7月5日 まで。パスワードはMLにて。
HRSC_ML解析結果 (自己解凍型110kB)
大会参加のレポートです。
20070609長野大会菅平3.5MHzの参加レポート (490kB)
20070610信越大会菅平144MHzの参加レポート (472kB)
20070909東海大会新城144MHzの参加レポート (652kB)
20071008大地沢練習会144MHzの参加レポート (760kB)
20071020全日本大会兵庫エキシビション3.5MHzの参加レポート (256kB)
20071020全日本大会兵庫144MHzの参加レポート (467kB)
20071020全日本大会兵庫での雑感(出来事、感想などをだらだら長文記述)
20071123茨城大会3.5MHzの参加レポート (501kB)
20071124茨城大会144MHzの参加レポート (328kB)
20080420下野の国大会144MHzの参加レポート (424kB)
20080510群馬大会144MHzの参加レポート (575kB)
20080511群馬大会3.5MHzの参加レポート (420kB)
20080607長野大会安曇野3.5MHzの参加レポート (385kB)
20080608長野大会芥子144MHzの参加レポート (328kB)
20080622 信越大会新発田 3.5MHzの参加レポート (1260kB)
20080921 静岡大会高天神 144MHzの参加レポート (370kB)
20081025全日本大会霧島エキシビション3.5MHzの参加レポート (308kB)
20081026全日本大会霧島144MHzの参加レポート (385kB)
20081122茨城大会水戸森林公園3.5MHzの参加レポート (336kB)
20081123茨城大会水戸森林公園144MHzの参加レポート (384kB)
20090418下野の国大会矢板運動公園3.5MHzの参加レポート (373kB)
20090419下野の国大会矢板自然休養村144MHzの参加レポート (429kB)
20090426北陸大会黒部市144MHzの参加レポート (398kB)
20090509北関東大会埼玉神川144MHzの参加レポート (494kB)
20090510北関東大会群馬藤岡3.5MHzの参加レポート (586kB)
20090613長野大会西城温泉3.5MHzの参加レポート (304kB)
20090614信越大会とくら 144MHzの参加レポート (342kB)
20090920 静岡大会丸火自然公園 144MHzの参加レポート (679kB)
20091024 全日本大会茨城エキシビション3.5MHzの参加レポート (290kB)
20091025 全日本大会茨城 144MHzの参加レポート (377kB)
20091121茨城大会水戸森林公園3.5MHzの参加レポート (407kB)
20091122茨城大会水戸森林公園144MHzの参加レポート (371kB)
20100124静岡冬季高校生大会高天神城址144MHzの参加レポート (468kB)
20100418下野の国大会144MHzの参加レポート (341kB)
20100523信越大会見附144MHzの参加レポート(なぜか1049kBと大きい)
20100801高校生大会阿賀野144MHzの参加レポート(390kB)
20101003東海大会勢子辻144MHzの参加レポート(268kB)
20101023 全日本大会長野エキシビション3.5MHzの参加レポート(417kB)
20101024 全日本大会長野 144MHzの参加レポート(412kB)
20110514 群馬大会赤城 144MHzの参加レポート(422kB)
20110515 群馬大会赤城 3.5MHzの参加レポート(421kB)
20110522 新潟県大会見附 144MHzの参加レポート(698kB)
20110611 長野大会富士見 3.5MHzの参加レポート
20110612 信越大会富士見 144MHzの参加レポート
20110731 ARDF甲子園(全国高校生大会)144MHzの参加レポート
20111029 全日本大会香川エキシビション3.5MHzの参加レポート
20111030 全日本大会香川 144MHzの参加レポート
20111119 茨城大会水戸森林公園 3.5MHzの参加レポート
20111120 茨城大会水戸森林公園 144MHzの参加レポート
20120422 第18回下野の国大会144MHzの参加レポート
20120429 北陸大会中能登 144MHzの参加レポート
20120512 群馬支部大会渋川 144MHzの参加レポート
20120513 群馬支部大会渋川 3.5MHzの参加レポート
20120609 長野大会芥子坊主 3.5MHzの参加レポート
20120610 長野大会芥子坊主 144MHzの参加レポート
20120729 ARDF甲子園(全国高校生大会)144MHzの参加レポート
20121117 茨城大会水戸森林公園 3.5MHzの参加レポート
20121118 茨城大会水戸森林公園 144MHzの参加レポート
20121124 全日本大会岐阜エキシビション144MHzの参加レポート
20121125 全日本大会岐阜 3.5MHzの参加レポート
20130420 第19回下野の国大会 南那須三箇の森 3.5MHzの参加レポート
20130421 第19回下野の国大会 南那須三箇の森 144MHzの参加レポート
しばらくお休みします。
20171001 北陸地方大会石川県七尾市コロサスキー場 144MHzの参加レポート(特別臨時掲載)
私の攻略法をまとめたものです。
ワンポイントレポート
くぼ地にTXが設置されていると、直接波が弱く反射波の影響が大です。その時どのような受信状況になったかのレポートです。
144MHz反射波に悩まされている初心者のための一助となる資料
「反射波の影響とは」、「発生する原理」、「影響ありなしの判定法」、「反射波から逃れる方法」、「逃れられない時の対策」を記載しています。(実際に影響を目で見ることができるシミュレータ付き)
7.総合ランキング算出の試み
ARDF競技結果をクラス・ゲットTX数・大会の枠を超えて比較することは至難の業ですが、大胆かつ強引に評価方法を考えてみました。ポイントは次の2つです。
◇ゲットTX数が異なる場合の換算方法を考案
◇大会難易度算出方法を考案し、異なる大会間での結果比較を可能にした
この方法は、今までに集めた31大会のSIデータ(延べ2072人分の競技結果、競技者数456名)を解析し、上記換算数値を求め、実際に2072個の結果のランキングを出しました。あわせて競技者ランキングも出してみました。(2011年1月15日)
付録エクセルファイル(792kB) (←パスワード ardf)
TOPICS:本システムは、07兵庫大会、07全日本大会、08全日本大会で実運用されました。(植木等様に感謝)
自動速報システムVer. 0.90 (387kB)
このシステムは、大会会場で自動的に競技速報を表示するものです。実際にはPCの画面をプロジェクタ投影します。表示する内容はいくつかあり、選択できますが、その中にARDF Trackerがあります。まだ完成はされていませんが、とりあえず動くはずです。2007年6月の長野・信越大会のデータ、7月の新潟妙高のデータがはいっておりますので、参加された方は是非ご覧ください。
なお、このシステムの作成には、新潟の佐藤先生の協力をいただいております。このシステムを大会で使ってみたい方は、ぜひご一報ください。
Revision情報は、エクセルシート内に記載しました(過去、このHPに掲載していたものは転記してます)が、ver.0.90のver.0.85との違いは、LAPRANK表示の追加です。各TX間のLAPタイムのランキング表示です。ただし、excel2000では動作確認していませんので、ver.0.85も消さないでUPしてあります。
なお、ver.0.90のZIPファイルには、メインのエクセルファイル「自動速報XX.xls」しか入れていません。0.85以前のバージョンを解凍してインストールしたところへ、このエクセルファイルを置いてください。
何人かの方からレポートを頂き、改良やバグ修正などを行っております。しかし、大きな問題はexcel2002以上でないと動かないという点です。私はexcel2000を持っていないので、テストが出来ません。Excel2000ユーザの方は、是非レポートをお願いします。今回もexcel2000だとエラーになることがはっきりわかっている部分の修正を行いましたが、きっとこれ以外もあると思っています。レポート内容としては、上記対処法を参照ください。
また、画面上に四角い痕跡が残る現象の対応策もこの対処法にかかれています。
■■BUG Report:現時点でTX6(ビーコンチェック)対応が不完全であることがわかっています。
---------------------------
ファイルは通常のZIPファイルです。
◇解凍方法をご存じない方へ
ダウンロードしてファイルを開くと、エクスプローラの画面が出てきます。「ファイル」→「ファイルを全て展開」で、展開できます。
展開したら、自動速報システムV06というフォルダが見えますので、それを適切な場所に移動してください。
◇実行方法
とりあえず結果を見てみたい方は、自動速報.xls を実行してください。長野大会・信越大会の切り替えや、表示スピードも変えられます。ARDF Trackerの画面も出てくるでしょう。あと、説明はしていませんが、ARDFTracker画面のみをマニュアル動作(以前のバージョンのように)させることも実は出来ます。
機能的に「13.ARDFTracker3forWEB」に統合しましたので、DISK容量ひっ迫の為、データを削除しました。(2016.11.5)
最近は携帯用のGPSロガーが安価に手に入るようになりました。付属のソフトでもGoogle Map上などで走行軌跡を見ることができます。このデータをARDFTrackerのように表示できないかと作成したものがこれです。従来のARDFTracker2はTX間を直線移動でしたが、このプログラムでは実際の行動軌跡が表示されます。TXが鳴くタイミングも同時表示なので、鳴いた瞬間に複数人がわっと寄る様子も垣間見ることができます。
ARDF競技会では、探索証明としてSI システム(SPORTident社)が使われています。このSIシステムに関してのレポートです。
■SIカードシステム説明書(1338kB)
日本語の説明書はHP上でもいくつか公開されていますが、写真が入ったものは現時点で無と思います。今回、写真入りの説明書、というより紹介書を作ってみました。SIを読み込む都度にSIデータファイルを作成するという、あまり知られていない、かつ便利な機能についての説明もしています。
結果的には中途半端な説明書になってしまいましたが、写真を見たい方には有用と思います。
なお、JH0UFUさん作成のARDFWINはver.3.5iよりSIcardの番号の扱いが変わりましたので、それに対する修正を入れました。(2008年6月21日)
■SI通信解析レポート(2748kB)
SIのリーダ(マスターステーション)はPCと接続して用いますが、その通信仕様は公開されていません。今回その解析を試み、大半を明らかにしました。SIをより深く知りたい方、SIを使ったアプリケーションを作成される方の参考資料となると思います。
ARDFスタートに用いるスタートチャイマー(ポッポッポッ ピーン)を超安価にお手軽に実現するアイディアです。自作なしで、かつ0円で実現できる方が大勢いると思います。
スタートチャイマーはスタート係にとっても参加者にとっても非常に便利なものです。しかし、残念ながら市販品はなく、私の知る限りにおいては手作りの数種類です。2007全日本大会(兵庫)に向けて作られた音声入りスタートチャイマーもありますし、OL用のものを流用したコンパクトなものもあります。後者は2・3000円ほどで入手可能のもので、チャイマーとしてはかなりの完成度と思っています。
自作するとしたらと私も考えて見ました。同じ物を作っても仕方が無いので次のことをポイントとしました。
◇音が良い(方形波そのままではない)
◇お手軽で超安価
制御部分はPICで作れば、部品代はたかが知れていますが、問題はケースです。価格と加工が結構厄介です。2・3000円未満で作るのはかなりの困難さがあります。
そこで発想を変えました。身の回りにあるものの流用です。
まず大きな音を出すためのスピーカとアンプはいわゆるラジカセ(もう死語か?)を使います。自分が持っていなくても、関係者にあたれば必ず一台は用意できるでしょう。ここまで考えればもう答えは出たようなものです。録音したチャイムを再生すればよいのです。
最近はmp3プレーヤ(ipodやSDプレーヤ、HDDプレーヤ、SDラテカセ、携帯電話など)なるものがあり、よほどのまがい物で無い限り、基準クロックは水晶です。従って精度的には問題ありません。念のため40分程度のコンテンツを作って、現在使っている携帯電話(P906ie)や数年前の使わなくなった携帯電話(P903i)で再生してみましたが、時間誤差は認識限界以下でした。操作上のポイントは、再生スタートから音が出るまでに1秒弱かかり、その時間は機器により異なるので、練習を数回やっておく必要があります。
文字だけではつまらないので、お試しコンテンツを作ってみました。高圧縮をかけたところ、若干早くなってしまいましたが、お試しということで許してください。Mp3プレーヤがなくても、あなたのお持ちのPCならば再生できるはずです。聞いてみてください。(約1分の長さです)
内容は以下の通りです。
−3秒からのポッポッポッ ピーン(減衰音+ビブラート入り)、その約10秒後にスタート4分前の音(ギローン・パフパフ)、さらに10秒後にスタート2分前の音(ギローン・パフパフ)、さらに10秒後にスタート30秒前の音(ホイッスル)、更に10秒後にスタート10秒の音(ピーヒャラ)、さらに5秒後にスタート5秒前の音(ドーン)…
となっています。
ご希望の方がいらっしゃれば、本番仕様のものをお作りしますが、数十MBにもなる(なぜこんなに大きくなるのか不明)ので送り方は相談です。
音楽ソフトをお持ちの方は、もっと面白くてよいコンテンツを作れると思います。期待しています。
■変調度とパワースペクトラム(サチレーション考慮) (PDFですが表示が重たいので、小さく表示するか印刷してご覧ください) 2009.12.13
■AM変調シミュレータ 2009.12.13
ARDFTracker3forWEBを公開します(2016/6/28)
これは、従来のARDFTracker3forGPSやARDFTracker2のほぼ置き換えとして考えています。
従来のソフトは、本体やデータのダウンロードや解凍が必要で、実行するうえで手間がかかりました。また、マイクロソフト純正のExcel(office)が必要だったことも壁でした。
ARDFTracker3forWEBはブラウザで動作させますので、このページをご覧いただいているほとんどの方がクリックのみでお楽しみいただけます。
<デフォルト設定変更(2022/12/7)>
デフォルトの設定を変更して、画面を開いたときの初期表示が賑やかになるようにしました。(2022年データより)
今までは、画面を開いた時に、GPSデータのみを表示していました。「設定」ボタンを押してARDFTracker2を有効にすることで、GPSデータ提供の有無に関わらず全競技者の動きが表示(ただし、SIデータを利用してTX間は直線状の動き)されることはご存じと思います。これを初期状態で有効としました。あわせて、GPSの軌跡尻尾表示も初期状態でONとしました。
もちろん、初期状態設定の変更なので、ご自分で設定を変えることにより、以前のような表示をさせることは可能であります。
<スケール表示・地図色変更・GPS機種情報掲示(2025/1/30)>
<地図から探すボタン付加(2025/2/12)>
今までは大会名、大会開催日から大会を選択する必要がありましたが、このボタンを押せば、地図上で大会データを探すことができます。
ボタンを押すと世界地図が出てきますのでお好きなところを拡大してください。GoogleMapのように、ドラッグスクロールやマウスころころが使えます。地図は淡色地理院地図がデフォルトですが、右上のアイコンで地図切り替えができます。特に国土交通省管轄外である海外の地図はGoogleMapなどで見てください。
拡大していくと青枠が見えてきますので、マウスをかざすと「トラッカー起動」「何処」ボタンが出てくるので押してください。
ちなみに、「参加レポート表示」チェックボックスをONすると、参加レポートアイコンが地図上に表示されますので、同様に参加レポートを開くことができます。
===
■ GPSロガーの選び方
自分に合ったものを選ぶのが良いと思われます。
|
代表機種 |
価格 |
精度 |
身体への装着 |
本体操作 |
ARDF用途 |
普及機 |
GT-730FL-S |
低 |
△ |
要工夫 |
簡単 |
低価格が売り物だが、テレインや装着方法によるが、精度的にがっかりすることもある |
中級機 |
i-gotU120, QSTARZ Sports Recorder BT-Q1300S |
中 |
〇 |
要工夫 |
簡単 |
頭のてっぺんへの装着でARDF用途としてベスト機種。 |
高級機 |
Garmin ForRunner 405 |
高 |
◎(〇) |
簡単 |
複雑 |
腕時計型なので装着簡便。トレーニングを日課とするアスリートでないと使い方を忘れる。 |
※価格は、一昔前のもので、最近の円安で、価格は滅茶苦茶になっています。
※BlueTooth v.s. USB接続
最近は機械接点がないBlueTooth接続タイプが増えてきていますが、USB(有線)接続も大変簡便で分かりやすいという利点があります。
BTコネクションが不要でUSB充電ケーブルをつなぐだけなので単純明快。自分のPC以外のPCでログデータを吸い上げる時、コネクション不要なので簡単。(移動先のネットカフェのPCでデータ吸い上げをすることも私はよくあります)
※GARMINはGPSの老舗であり、特に精度・感度的には絶対安心でしたが、機種数が多くなってからは、機種によって差があるように感じてきています。
■ ロガーなどの設定
アスリート用機種はアスリート機能の設定が沢山ありますが、ARDF用途には一切不要ですので、関係する部分のみ説明します。
・毎秒記録:できる限り細かく記録するように願います。でないと競技者の細かな動きがわかりません。主としてメモリー節約のために、5秒間隔にしたり、動きが少ないときに自動的に間隔を広げたりする機能はできる限り用いないでください。また一定時間操作しない場合にログを停止する機能は必ずOFFにしてください。なお、自動的に間隔を広げる機能はGARMIN機種であってもこの機能をOFFできる機種もあります。以下その2例を示します。
Garmin ForeAthlete 935は、menu→設定→システム→データ記録→毎秒
Garmin Venu 2Sは、システム→データ記録→毎秒
・軌跡補正:本体というよりPCに取り込んだ後のビューアの機能ですが、軌跡の加工は私にデータを送った後で行ってください。
■ 身体への装着方法(腕時計型以外)
ベストはANT面を天空に向けた状態で、頭のてっぺんに固定する方法です。
例えば帽子の内側にポケットをつけて、その中に入れます。
■ 保管方法(バッテリーを劣化させない方法)
バッテリー(Li-ionなど)は、満充電(100%)状態、過放電(0%)状態が最も劣化させますので、如何にこの2つの状態となる時間を短くするかが寿命を長くするポイントです。保管時は50%位がベストです。従って私は次のように使用しています。
・使う前:満充電は会場に向かう車の中や前夜に行います。
・使った後:帰宅後、データを吸い上げたら、本体内のデータをクリアして、充電せずに電源をOFFして保管します。
■ バッテリー容量チェック
容量チェック(何時間ログできるか?)をしておくと安心して利用できます。
1・2年に一度、容量チェックをして、半分くらいになったら確実に交換時期です。
容量チェックの方法:
満充電⇒窓際で測位(バッテリー切れまで放置)⇒データを吸い上げてログされた時間を見る⇒半分充電して保管
■ 大会での使用方法
余裕をもってログ開始:結論のみを言うと、選手呼び出し時点あたりでログ開始しておいてください。スタートエリアの測位環境が悪い(受信しづらい場所の)場合は、天空が広く見渡せる場所で測位させてから呼出地点に行くことをお勧めします。
■ 安島へのデータ提供方法
GPSロガーデータを募集しています。他人の参考になるかならないかなど考えずにお気楽にご提供ください。提供される場合は、データをE-mailに添付して、本文に以下の内容を記載してお送り下さい。
「氏名」「ロガー機種名」「身体への装着方法」
以下に各機種の推奨データ形式を示します。わからなければgpx形式にしてください。実際gpx形式提供が多いです。
◇ GARMIN Forerunner405(腕時計型) *.gpx (*.tcx) データ取り出し方法
◇ Holux M-241 (黄色い円筒) *.trl
◇ i-gotU GT-120 *.gpx
◇ CanMore社 GT-730FL-S (秋月電子のUSBドングル型GPSロガー)*.gps *.gpx
◇ QSTARZ Sports Recorder BT-Q1300S(カード型) *.nmea
◇ GlobalSat GH-625 (腕時計型)*.nmea
◇ EPSON SS-300 (腕時計型) *.gpx
◇ Transystem社 PhotoMate887 (Bluetooth) *.gpx
なお、日時がおかしい、競技途中からのログ、前後に不要なデータがついている、ファイルが壊れているようだ、所定の形式(gpx含め)に変換できないなどの問題があってもとりあえずそのまま送ってください。
特に前後の不要データの切り出しは不要です。逆に多少あった方が正しく処理できます。
===
■ GPSロガーの使い方ノウハウ及び機種比較(測位面) 2010.11.06
今まで提供していただいたGPSログデータや情報を解析し、ARDF用途におけるGPSロガーの使い方ノウハウをまとめました。
これは各機種の動作のさせ方の話ではなく、より良いデータの取得方法、充電式電池を長持ちさせる方法について記載したものです。
また、測位精度などの面で機種比較を行いました。機種比較の内容は多少マニアックなので、興味のある方用です。
GPSロガーの使い方ノウハウ及び特徴比較(測位面)(67kB)
■ 縦型GPSロガー(Holux M-241、GT-730FL-S)の良い装着方法 2013.6.16
良いデータを得られるか否かは、機種もさることながら、体への装着方法で決まります。小型・平面型のロガーの場合は、頭のてっぺんに装着可能ですが、縦型GPSの場合はそうは行きません。これまでの経験から最も良いとおもわれる装着方法を紹介します。モデルは奈良さんです。
■ 取得したGPSの日時や時刻がおかしい場合にどうする(2023/4/25)
通常、お使いのGPS受信機をPCに接続して取込用のソフトを起動してGPS受信機からデータを吸い上げますが、吸い上げたデータの日付・日時がおかしい場合があります。考えられるケースは、「1時間ずれ」「9時間ずれ」「18時間ずれ」「10数年ずれ」です。それぞれ理由がありますので、ご相談ください。
私にデータ提供される場合はそのまま提供してくださって結構です。私の方で補正しますので。
対処法や日時ずれの原因や、修正ツールについての記事を記載(14.その他)しています。(2023/5/3)
■仮想ARDFゲーム(StreetView使用) 2025.2.17
GoogleMapのストリートビューを使用した仮想ARDFゲームです。
反射などの影響がない、理想的な方探ができます。☆の数は難易度です。
@ 水元公園 ☆
A グレートバリアリーフ ☆
B 見近島カヌー ☆☆
C 霞が関 ☆☆
D 京都市動物園 ☆☆
E ハウステンボス ☆☆
F ニューヨーク ☆☆☆
最初に@水元公園を作ったのですが、どうせ仮想なので、実際には絶対に使えないテレインの方が面白いと考えてA〜Eを作りました。Aは海中ですし、Bは海上です。Cはビル街かつ実際に競技をしたら職質うけること必至場所です。DEは商業施設です。
地元の人でも迷うと言われる梅田地下街も候補でしたが、突然地上に出るなどの現象が避けられなかったので断念しました。
ストリートビューはマウスでもキーボードでも操作できますが、マウス操作を基本お勧めします。マウスクリックだと接続していない隣のリンクに小ワープすることが可能です。不具合ともいえるのですが、ストリートビューリンクのリンク切れ(つながっていない)場所も多数あるので、それを救うことができます。今回の例では確実にリンク切れがあるBではキーボードのみでは全GETはできません。
予想に反して難しかったのが、Fニューヨークです。距離があったからかもしれません。
このゲーム、完全に自位置をロストしますね。自分がどこにいてどの方向を向いているのかすぐにわからなくなります。ひたすらTXに向かうのみです。
■PC上で遊ぶARDFゲーム 2007.11.04
先般作成した単純反射シミュレータをグレードアップして、ゲームにしてみました。
実戦さながらとは申し上げられませんが…
・テレインに隠されているTX5を探す。
・5分のうち1分と、常時送信選択可能
・フロント方向Sメータ表示だけでなく、指向性パターンも表示可能
・反射も入っています。(3つの反射物体が隠されています。お遊びなので、多少強めの反射です)
・毎回、TXや反射物体の位置はランダムに変わります。
・詳しい操作説明はタイトル脇にある説明1、2,3を参照
・動かない場合やダウンロードできない場合はメールをください。
・本プログラムはエクセルプログラムです。
GameARDFVer1.0 461kB
■3.5MHz 1/4ラムダ垂直アンテナ カウンターポイズ長さ解析 2008.6.30
3.5MHz垂直アンテナを設置する場合、アース棒を地球に打ち込むのではなくCP(カウンターポイズ)を使用する場合があります。ここでは、一本のCPの長さを変えた場合の指向性やゲインの変化をMMANAを用いてある条件の下でシミュレーションしました。
結果概要は、
◇長くなればなるほど利得は高くなるが、その割合は減る。
◇9m未満の場合は、CPを這わした逆方向に指向性が向く
◇9m以上の場合は、CPを這わした直角方向にヌルが生じる。また、CPの長さに対して周期的に最大利得が変化する(約10dB)。
◇CPと直角方向に、水平偏波成分が発射される。
であるが、詳しくは下記ファイル参照のこと。
80mCP長さ解析 (105kB pdf)
■ GoalstaffVer.0.95io4 お試し版 20121124 ←結構古いです。最新版はお問い合わせ下さい。
■ 練習会システムVer.1.4a 20121027
SI使用の練習会用システム。事前に参加者リスト作成不要。現地でプリンタ・商用電源・発電機不要。長大CS番号対応
Card9対応(Ver1.4) 数十人の練習会で実使用済み
■ 参加者リストチェッカーVer0.6a 20111008
参加者リスト(ARDFsiやGoalStaffに用いる)のチェックやスタート順設定などができる
■ MSCS一気設定Ver2.1d 20130925
MS,CSの設定を一気に簡単に行います。長大CS番号対応
反応の鈍いMS/CSにも対応(通信エラー対策強化)Ver2.1b
Windows7でもとりあえず動くのではないかと思います。 Vre2.1d
■ 軌跡作成ver.1 20110813
GPSデータファイル(大抵の機種・ファイル形式に対応)を読み込み、軌跡を画像ファイルに変換します。ただし、地図は出ません。PC機種によっては動かない機種もあります。
■ TThe10th IARU Region 3 ARDF Championships ARDFTrk2、ARDFTrk3動画掲載 20151224
リージョン3大会(Classic、Spint、FoxOring)のTracker動画です。
■ ARDFルールの根本思想 20170201
TX、BCN、SPCのレアなゲット順に対する成績算出を検討したとき、刹那的な理由による判断ではなく何か基本となる思想をよりどころとして判断できないかと考えました。そこで国内ルールやReg.1ルール、大会での実際の運用、大会で起こりうるケース(故意、非故意、参加者のミス、主催者のミス)をいろいろ考え、深い関係がある走行コース(スタート、ゴール、スペクテータ)の存在意義や特に離脱についての運用の考え方を考察したところ、3つの走行コースに共通した考え方があることがわかり、合わせてTXなどのゲットについてもある思想があることがわかりました。この思想で関係するARDFルールや運用方法に対して、すべて説明がつきました。
この思想は他のルールとは独立したシンプルなもので、新競技が開発されたときのルール制定やレアケースに対する対処方法に応用できるとともに、新しい探索証明機器を導入した場合でも基本的にあてはめることができると考えています。
■ 個人結果印刷Ver.0.6a 20191128
個人結果はがきを印刷するエクセルプログラムで、Classic, Sprint, FoxOringすべてに使えます。
特徴は、
・集計ソフトとは独立、非依存。要するに集計にARDFsiを使おうと他のソフトを使おうと関係なし。
(ただし、他のエクセルプログラムを同時使用するときは少しテクニックが必要)
・はがき印刷と同時に、画面に競技者名、ゲット状況、 ゴールタイムなども表示
・SIcard読み込み時に、自動的に印刷。要するに都度ボタンを押したりする必要なし。
・印刷後であっても、任意の競技者を名前で選んで(〇〇さんの後全員というのも可)、再印刷可能。
であります。
2009年に植木さんから依頼を受けてClassic用を作りましたが、今回某OMの依頼でSprint, FoxOringも対応できるようにしました。
■ GPXファイル日時シフターVer.1.0 20230503
GPSロガーからPCにデータを取り込んだ時、日時がずれているケース(主として1時間、9時間、18時間、約20年)があります。
このツールはGPXファイルを読込み、任意の日時に日時シフトするツールです。問題発生時の最終兵器です。
また、「日時ずれ発生メカニズム」「日時ずれ防止対策」「発生時の対処法」についても解説記事を載せています。
ARDFTracker3forWEB用に多くの方からGPSデータを提供していただいていますが、上記のような日時ずれデータがいくつかありました。日時ずれデータを提供していただいても私の方で修正利用(スタート時刻やSIデータと移動状況を比較すれば修正量が分かる)しますので問題ありませんが、提供者がご自分で扱うことを考えるとご自分で修正できた方が良いわけです。
これが本ツールの作成と公開の背景です。
なお、対象をGPXファイルとしましたが、実は種々の形式があります。過去提供していただいた代表的なGPXファイルを読み込めることを確認していますが、読めないGPXファイルがある可能性があります。その場合は私に連絡ください。対応します。
ちなみに、Garmin社GPS+Garmin Connect使用の場合は、GPS受信機のファームウェアアップデートが年に1回位走るので、日時ずれはまず発生しません。
■ FoxOringに関する考察 20231124
新競技と言われて10年経過していますが、いまだ競技として完成していないと思われます。ClassicやSprintのTX(アンテナ含む)の仕様はアバウトでも十分競技が実施できますが、FoxOring(以下Fox-O)には30m/250m規定という不完全でシビアな規定があるため、TXの製作・調整は悩みどころです。これを現実的に回避していく世界の動きについて考察しました。
また、現状の大会は、どちらかというと、OL技術、ARDF技術のどちらか一方の技術があればTXに到達できるような実施方法になっていますが、両方の技術が必要な競技にするためには何が必要なのかを考えました。Reg.1及びReg.2の規定を見ていくと、ClassicやSprintでは明記されていたTX識別情報を、Fox-Oではあえて削除していることがわかり、その意図を考えると、遠方でTXを受信できたとしてもターゲットTXの正しい方探は困難で、地図上の円中心近傍に到達しなければ方探できないように大会を実施することが可能な規定になっている、すなわち、OL技術とARDF技術両方が必要な競技を実施することが可能な規定になっていることがわかり、これが実はFox-O規定作成者の狙いだったのではないかと考えました。